真剣に選んだ!楽天証券idecoでオススメできる投資信託はこの4本!



f:id:nisaschool:20191107191602j:plain

こんにちは。楽天証券でidecoを始めたけど、「どの商品を選んだら良いんだろう」、「どういう視点が必要なのか」と迷っていませんか。

そんなあなたのために、私(永松)が真剣に選んだ投資信託を紹介します。

先に結論を述べます。

楽天証券idecoでオススメできる投資信託(ファンド)は、次の4本です。この中から選んでみてはいかがでしょうか。

  • 楽天・全世界株式インデックスファンド
  • iTrust世界株式
  • セゾン・資産形成の達人ファンド
  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

本ページでは、その選定基準について解説していきます。

楽天証券idecoの始め方については、下記の記事を参考にしてください。

>>楽天証券でのidecoの始め方|特徴・商品・手数料・メリットとデメリット・評判をまとめます!

 

 

楽天証券idecoにおける投資信託の選定基準

楽天証券idecoでは、投資信託31本、元本保証型1本の取扱があります。

>>【一覧】楽天証券idecoの運用商品(ファンド)を徹底比較|手数料・リターンをまとめます!

 

この中から選ぶのは大変ですよね。idecoで投資信託を選ぶ基準は2つです。

  1. 国際分散投資であること
  2. リバランスが不要であること

国際分散投資とは、簡単にいうと「全世界の成長を取り入れる」ということです。 全世界と言っても、どこにどのくらいの比率で投資するかによって、将来のリターンは異なってきます。

比率の決め方は「株式や債券の時価総額に準ずる」です。この時価総額に応じた資産配分で投資することが、最も中立的な投資と言われています。

以下は、世界の株式の時価総額を割合にしたものです。[2016.4.29時点]

f:id:nisaschool:20191102192002j:plain

 

そのため、上記のような比率に近い、国際分散投資している投資信託をオススメします。

 

リバランスとは、資産配分を調整することです。例えば、6本の投資信託に、次のような資産配分で投資していたとしましょう。

  • 先進国株式(日本を除く):30%
  • 日本株式:10%
  • 新興国株式:10%
  • 先進国債券:30%
  • 日本債券:10%
  • 新興国債券:10%

配分を決めても、時間と共にそのバランスは崩れてきます。金額配分だけ決めて、積立し続けるという戦略なら良いです。しかし、リバランスした方が、リスク(価格の変動幅)とリターンを想定しやすいです。

また、リバランスを自分でやれないことはないですが、正直面倒くさいです。おそらく、そこに時間をかける余裕はないでしょう。

そのため、リバランスしてくれる投資信託を選ぶことをオススメします。

 

 

楽天証券idecoでオススメできるのはこの4本!

先述の2つの選定基準を満たすのは、国内外株式ファンド、もしくはバランス型ファンドです。

iTrust世界株式は、海外株式に分類されていますが、日本及び新興国株式に投資されているため、ここで国内外株式として説明します。

国内外株式ファンドのオススメはこの3本

国内外株式ファンドは、2本ともオススメできます。

  1. 楽天・全世界株式インデックスファンド
  2. セゾン・資産形成の達人
  3. iTrust世界株式

楽天・全世界株式(愛称:楽天・バンガードファンド)は、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動するインデックスファンドです。バンガード・トータル・ワールド・ストックETFを通じて投資されます。

国際分散投資とほぼ同様の資産配分で、リバランスもされます。

 

セゾン・資産形成の達人は、ファンズオブファンドという複数のファンドを組み合わせて運用されるアクティブファンドです。

資産配分(投資国)は次の通りです。[2019.6.28時点]

  • 北米:44.5%
  • 欧州:26.9%
  • 日本:11.9%
  • 太平洋(日本を除く):2.3%
  • 新興国:14.4%

こちらも国際分散投資とほぼ同様の資産配分で、リバランスもされます。

 

iTrust世界株式は、高い競争優位性をもつグローバル優良企業の株式に個別投資するアクティブファンドです。優良企業とは、世界的にブランド名を持ち、強力なマーケティング・販売網を構築、高い競争優位性をもつ企業と定義されています。

資産配分(投資国)は次の通りです。[2019.9.30時点]

  • 北米:53.5%
  • 欧州:35.4%
  • 日本:4.1%
  • 太平洋(日本を除く):2.7%
  • 新興国:2.9%
  • コールローン等・その他:1.4%

日本と新興国がやや配分が低いですが、国際分散投資型です。リバランスも不要です。

 

バランス型ファンドでオススメはこの1本

バランス型ファンドは、4本ありますが、オススメできるのはセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドです。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、ファンズオブファンドという複数のファンドを組み合わせて運用されるアクティブファンドです。

株式と債券に50%ずつ投資されます。資産配分(投資国)は次の通りです。[2019.6.28時点]

  株式 債券
米国 28.5% 25.4%
欧州 9.7% 18.3%
日本 3.6% 5.7%
太平洋 1.9% ---
新興国 6.0% ---
短期金融資産 --- 0.9%

 

こちらは、株式と債券に対して国際分散投資とほぼ同様の資産配分で、リバランスもされます。

 

その他の3本の除外理由は、以下の通りです。

どれも悪いファンドではありません。

三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型)は、世界の債券、株式、リートに投資するファンドです。特徴として、高変動ポートフォリオ(株式とリート)0~40%、低変動ポートフォリオ(債券)60~100%で調整されます。

国際分散投資と比較して、資産配分が流動的であるため、除外しました。

 

三菱UFJ DCバランス・イノベーションは、投資環境の局面に応じて、株式(国内0~22%、先進国0~22%)、債券(国内0~51%、先進国25%固定)の範囲で変動させる特徴のあるファンドです。

国際分散投資と比較して、資産配分が流動的であること、新興国が含まれないことから除外しました。

 

投資のソムリエは、国内外の公社債、株式、リートに投資し、それぞれの配分比率を適宜変更するアクティブファンドです。安定的なリターンと、基準価額の変動リスク(標準偏差)を年率4%程度に抑えながら、安定的な基準価額の上昇を目指しています。

直近の資産配分は次の通りです。[2019.9.30時点]

安定資産 国内債券 4.1%
為替ヘッジ先進国債券 47.7%
リスク性資産 新興国債券 14.9%
国内株式 8.4%
先進国株式 2.0%
新興国株式 4.9%
国内リート 5.0%
先進国リート 9.0%
現金 4.0%

 

投資方針通り、標準偏差が2.79%~3.45%と4%以下に抑えられています。直近1年・3年・5年のリターンは、8.83%/年、3.37%/年、2.68%/年でした。[2019.11.1時点]

  1年 3年(年率) 5年(年率)
リターン 8.83% 3.37% 2.68%
標準偏差 2.79% 3.01% 3.45%

 

国際分散投資と比較して、資産配分は流動的であるため除外しました。資産配分は気にせず、低リスクで着実に運用したい方には適しているでしょう。

 

 

4本から1本に絞り込むには?

もし、私の投資思想に共感していただけるなら、この4本からあなたの希望に合う1本を選んでみてはいかがでしょうか。

  • 楽天・全世界株式インデックスファンド
  • iTrust世界株式
  • セゾン・資産形成の達人ファンド
  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

絞り込みは、「株式100% or バランス型にするか?」と「インデックス or アクティブファンドにするか?」です。

 

まずは、各ファンドの基本的な数値を比較しましょう。

純資産、信託報酬、信託財産留保額(解約時に係る手数料)は次の通りです。[2019.11.7時点]

  純資産
(億円)
信託報酬 信託財産
留保額
楽天 293.83 0.222% ---
iTrust 15.71 0.979% ---
セゾン・達人 861.61 1.35±0.2% 0.1%
セゾン・
バランス
1930.12 0.630% 0.1%

 

純資産は、iTrustのみやや低めです。その他は、どのファンドも大きく問題ありません。信託報酬は、インデックスが0.222%/年と低めです。インデックスとアクティブファンドは運用方針が異なるので、一概に信託報酬の高い低いを比較することができません。

セゾン投信では、信託財産留保額0.1%がかかる点にご留意ください。

 

次にリターンを見ていきましょう。[2019.11.1時点]

  1年 3年
(年率)
5年
(年率)
楽天 8.28% --- ---
iTrust 10.61% 13.43% ---
セゾン・達人 9.43% 13.17% 9.17%
セゾン・バランス 7.17% 7.34% 4.10%

 

直近1年では、セゾン・バランス<楽天<セゾン・達人<iTrustの順にリターンが大きかったです。直近3年では、セゾン・バランス<セゾン・達人<iTrustの順にリターンが大きかったです。

 

次に標準偏差を見ていきましょう。[2019.11.1時点]

  1年 3年
(年率)
5年
(年率)
楽天 17.04% --- ---
iTrust 17.17% 15.55% ---
セゾン・達人 16.18% 14.30% 16.05%
セゾン・バランス 9.22% 8.92% 10.73%

 

標準偏差とは、リターンの変動幅を示します。投資信託のリスクの指標の一つとして使われています。小さいほど価格変動が小さいことを示しています。

直近1年では、iTrust<楽天<セゾン・達人<セゾン・バランスの順にリスクが小さかったです。

投資信託を比較する際は、上記の「純資産」、「信託報酬」、「信託財産留保額」、「リターン」、「標準偏差」を確認しましょう。

 

それでは、4本を1本に絞り込んでいきましょう。まず、株式100% or バランス型のどちらかにするかです。

株式100%は、想定されるリスクが高く、その分リターンが大きいです。一方、バランス型は、想定されるリスクが低く、その分リターンも小さいです。

過去データから算出した目安は、株式100%で年6~7%、バランス型で年4~5%です。

先のセゾン投信の株式100%とバランス型のデータで比較してみましょう。

  リターン 標準偏差
3年 5年 3年 5年
セゾン・達人 13.1% 9.1% 14.3% 16.0%
セゾン・バランス 7.3% 4.1% 8.9% 10.7%

 

直近3年・直近5年のリターンは、バランス型より株式100%が高かったです。標準偏差は、バランス型が株式100%より小さかったです。

株式100%とバランス型のリスクとリターンは、どちらがあなたの希望するか考えてみましょう。

バランス型を希望するのであれば、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを検討してみてはいかがでしょうか。

 

株式100%を選んだとしましょう。そうしましたら、次にインデックスorアクティブファンドどちらにするか決めましょう。

  • 楽天・全世界株式インデックス(インデックス)
  • iTrust世界株式(アクティブ)
  • セゾン・資産形成の達人ファンド(アクティブ)

インデックスは、市場平均通りに価格が変動します。良いときも悪いときも連動します。

アクティブは、ベンチマークを超えることを目指して運用されます。良いときはさらに良く、悪いときは悪くならないようにします。ただし、それはファンドマネジャーの腕にかかってきます。

市場を信じるか、ファンドマネージャーを信じるかです。前者なら、楽天・全世界株式がオススメで、後者ならiTrust世界株式 or セゾン・資産形成の達人がオススメです。

iTrustとセゾン・達人の違いは、投資先の分散性です。セゾンの方が分散性が高いです。iTrustは60~80銘柄で投資されます。2019.9.30時点では68銘柄です。組入上位10銘柄は次の通りです。大型株が中心です。

  1. マイクロソフト:3.5%
  2. アルファベット(グーグル):3.5%
  3. アップル:2.4%
  4. ロシュ・ホールデイング:2.4%
  5. JPモルガン・チェース:2.2%
  6. VISA:2.2%
  7. ジョンソン・エンド・ジョンソン:2.1%
  8. グラクソ・スミスクライン:2.0%
  9. ウォールマート:1.9%
  10. インテル:1.9%

 

一般に分散性が高い方がリスクが低いと言われています。ただし、分散しすぎると信託報酬が高いだけで、インデックスファンドと変わりない運用になりかねません。

現時点で、iTrust世界株式のやや弱い面は、純資産が15億円と低いことです。純資産はファンドの規模を表すとともに、ファンドの安定性にも関連します。ファンドの安定性を優先したい人には、セゾン・資産形成の達人をオススメします。

ぜひ、以上を参考にあなたに合った1本を選んでみてください。

 

関連記事

楽天証券でのidecoの始め方|特徴・商品・手数料・メリットとデメリット・評判をまとめます!

【トータルリターン】ひふみプラスの積立を止めた理由!つみたてNISAとidecoの実績を投資戦略とともに公開!

SBI証券でのidecoの始め方|特徴・商品・手数料・メリットとデメリット・評判をまとめます!