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ファンディーノマーケットとは?メリット・デメリットと取扱銘柄

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎(Udemy認定講師

ファンディーノマーケット

ファンディーノ(FUNDINNO)は、株式上場(IPO)やM&Aに期待できるベンチャー企業に投資できる、株式投資型クラウドファンディングです。

2016年10月からサービスが開始され、登録ユーザー数8万名以上、累計成約額71億円以上と、国内シェアNo.1です。

 

2021.12.8に、新サービスとして、ベンチャー企業の株式のセカンダリーマーケット「ファンディーノマーケット(FUNDINNO MARKET)」がリリースされます。

 

「少額から、ベンチャー企業に投資して、IPOやM&Aに期待したい」、「ベンチャー企業の配当や、株主優待に期待したい」、「国内のベンチャー企業の成長を下支えしたい」と思うなら、ファンディーノマーケットを知っておいて損はありません。

 

そのようなあなたのため、ファンディーノマーケットとは何か、メリット・デメリット、取扱銘柄、手数料と口座開設方法について解説します。

ファンディーノマーケットを利用するか否かの参考になれば、幸いです。

 

ご留意事項

非上場株式は、通常の株式投資とは異なり、流動性が非常に低い取引です。十分に学習し、慎重に取引しましょう。

 

更新履歴

  • ファンディーノマーケット取扱銘柄をアップデートしました。[2022.2.4]

 

 

ファンディーノマーケットとは?

ファンディーノマーケットの売買の仕組み

[出典:ファンディーノ]

 

ファンディーノマーケットとは、日本証券業協会が提供する株主コミュニティ*という制度を活用し、個人投資家がベンチャー企業の株式を、オンラインで注文できる国内初のサービスです。

*:地域に根差した非上場の企業等の株式を売買したり、その株式の発行により資金を集める仕組み[参考:日本証券業協会 株主コミュニティ

 

ファンディーノマーケットでは、IPOやM&Aなどのイグジットを目指すベンチャー企業に加え、地域経済を支える中小企業や社会課題解決を目指すソーシャルベンチャー企業にも投資できます。

取扱銘柄は、証券会社(ファンディーノマーケット運営会社である、株式会社日本クラウドキャピタル)が株式とその株式を発行する会社の財務状況等を審査し、適当と認めたもののみです。

まずは、株式投資型クラウドファンディング ファンディーノ で資金調達したベンチャー企業の中から選別されます。

その後、ファンディーノ以外のベンチャー企業も加わるのではないかと推測しています。

 

 

ファンディーノマーケットのメリット・デメリット

ファンディーノマーケットを利用するメリットは、以下3点です。

  • 流動性の低いベンチャー企業の株式を売却できる
  • 売買タイミングを自身でコントロールできる
  • 投資金額の上限がない

 

一般的に、ベンチャー企業の株式は流動性が乏しく、IPOやM&A、はたまた解散するまで保持し続けることしかできませんでした。

しかし、ファンディーノマーケットが登場したことで、株式投資型クラウドファンディングや、何かの伝手で入手したベンチャー企業の株式をいつでも売却できます。

 

また、ファンディーノマーケットを利用して、ベンチャー企業の株式に投資するタイミングを計ることができます。

例えば、株式投資型クラウドファンディングで株式を入手する場合、株式に投資できる募集期間が決まっています。そのため、短期間で投資判断を行う必要があります。

投資家によっては、「もう少し事業規模が大きくなってから投資したい」、「事業計画通りに進んでいるか判断してから投資したい」、「目標としているIPOやM&Aの実現しそうになってきてから投資したい」等の考えがある方もいますよね。

ファンディーノマーケット参加者には、ベンチャー企業の詳しい財務状況等の情報が提供されるため、それをもとに投資判断できるようになります。

 

株式投資型クラウドファンディングの場合、1社あたり50万円までと法律で決まっています。

ファンディーノマーケットでは、投資金額に上限はないため、1社に大きく投資することも可能です。

 

これらは、ベンチャー企業の株式投資にとって、非常に画期的なことだと思います。

 

一方、デメリットは以下2点です。

  • 100%IPOやM&Aを達成できるとは限らない
  • 株式投資型クラウドファンディングで入手できる株価より、非常に高い金額になる場合がある

 

IPOでは、初値(上場初日の株価)が募集価格の何倍にもなることがあります。それにより、数倍~数百倍のリターンを手にする可能性があります。

一方で、IPOやM&Aに時間がかかる場合があること、IPOやM&Aを達成できるか不明なこと、最悪のケースでは倒産リスクによる損失にも留意しておきましょう。

 

ファンディーノでの募集のあったベンチャー企業の株式は、1株1,000円~10,000円で入手できました。

仮に、ファンディーノマーケットで、2倍や3倍の株価で取引されていれば、当初よりも大幅に高い金額で取得することになります。その分、IPOやM&A時のリターンは小さくなるかもしれません。

逆に、半分の株価で取引されていれば、当初よりも低い金額で取得できることも考えられます。

一般的な株式投資と比較すると、多くのリスクはあるため、十分に留意しましょう。

 

 

ファンディーノマーケットの取扱銘柄

2022.2.4時点、取扱銘柄は以下の通りでした。

社名 事業ジャンル タイプ
ハーバルアイ D2C 普通株式
ダブル技研 ロボット 普通株式
ロジック・アンド・デザイン AI 普通株式
eumo シェアリングエコノミー 普通株式
グットラックスリー ブロックチェーン 普通株式

 

 

ファンディーノマーケットの手数料と口座開設方法

手数料と口座開設方法について、最低限理解しておきたいことを解説します。

手数料について

ファンディーノマーケットでは、以下の手数料がかかります。

  • 会費:[月契約]1,100円(税込)[年契約]11,000円 ※支払方法はクレジットカード
  • 売買手数料:売買金額の5.5% ※[売手]売買代金からの差し引き[買手]指定口座への振込

 

口座開設方法

ファンディーノマーケット,口座開設方法

 

1.ファンディーノにアクセスし、投資家登録します。

2.その後、取扱銘柄のうち、参加したいと思う銘柄を選択して参加申込します。

3.運営会社及び発行者での確認・審査が完了すると、売買できるようになります。

 

 

ファンディーノマーケットキャンペーン

2022.2.4時点、ファンディーノマーケットOPEN記念キャンペーンが実施中です。

概要は、以下の通りです。

  • 実施期間:2021.12.8~2022.6.30
  • 対象条件:期間内にファンディーノマーケットに登録した方
  • 特典:会費3ヶ月無料、及び売買手数料無料(期間内にマッチングした場合)

 

ぜひ、この機会を活用しましょう。

 

 

まとめ

ファンディーノマーケットは、個人投資家がベンチャー企業の株式を、オンラインで注文できる国内初のサービスです。

ベンチャー企業への投資は、リスクを許容できる範囲にして、中長期的な目線を持って取り組んでみてはいかがでしょうか。

ファンディーノマーケットを利用するか否かの参考になれば、幸いです。

 

その他、ファンディーノに関するトピックは、「IPO前に、非上場株式を購入できるイチオシの4つの方法」でまとめていますので、ご覧ください。

 

 

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