NISA SCHOOL

独学で資産形成を目指すスクール

本サイトでは広告を利用しています

idecoでeMAXIS Slimを買うなら、どこの証券会社がおすすめ?

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎(Udemy認定講師

ideco,eMAXIS Slim,おすすめ証券会社

ご存知のように、ideco(イデコ:個人型確定拠出年金)は、自営業、会社員、公務員、主婦(主夫)の方が、節税しながら自分年金を作れる制度です。

ideco口座は、証券会社によって取扱商品が異なるため、あなたが投資したい商品があるかで選ぶのが基本です。

 

「eMAXIS Slimに投資を検討している」と思っている方は多いでしょう。

そんなあなたのため、 idecoでeMAXIS Slimの取扱があるおすすめの証券会社3選を紹介します。

ideco口座選びの参考になれば、幸いです。

 

 

更新履歴

  • 全体をアップデートしました。[2022.7.30]

 

 

eMAXIS Slimシリーズとは?

簡単にeMAXIS Slimシリーズを説明します。

eMAXIS Slimは、三菱UFJ国際投信が運用するインデックスファンドです。

信託報酬が低い、低コストファンドとして人気があります。全て積立NISA対象商品でもあります。

全13本のファンドがあり、信託報酬は0.0968%/年~0.22%/年(税込)と超低コストです。全13本の純資産も合計2兆円を突破しています。[2022.7.30時点]

また、ファンドのラインナップも豊富です。

株式タイプは、次の8本です。

  • 国内株式(TOPIX)
  • 国内株式(日経平均)
  • 先進国株式インデックス
  • 米国株式(S&P500)
  • 新興国株式インデックス
  • 全世界株式(除く日本):先進国と新興国に投資
  • 全世界株式(オールカントリ―):日本、先進国、新興国に投資
  • 全世界株式(3資産均等型):上記3地域に均等に投資

 

債券は次の2本です。

  • 国内債券インデックス
  • 先進国債券インデックス

 

リート(不動産)は次の2本です。

  • 国内リート
  • 先進国リート

 

バランス型は、バランス(8資産均等型)1本です。バランス型は、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リート、先進国リートに12.5%ずつ均等に投資されます。

 

 

eMAXIS Slimを買うなら、どこの証券会社がおすすめ?

次の3社の証券会社で、eMAXIS Slimに投資できます。

証券会社での運用管理維持費がゼロの会社をピックアップしました。

 

3社の取扱商品は、次の通りです。[2022.7.30時点]

ファンド名 松井 SBI マネックス
国内株式(TOPIX) ---
国内株式(日経平均) --- ---
国内債券インデックス ---
新興国株式インデックス
先進国株式インデックス
先進国債券インデックス
全世界株式(除く日本) ---
全世界株式(オールカントリ―) ---
全世界株式(3地域均等型) --- ---
米国株式(S&P500)
国内リートインデックス --- ---
先進国リートインデックス --- ---
バランス(8資産均等型)
合計 13本 8本 6本

 

松井証券が最も取扱本数が多く13本です。続いて、SBI証券が8本、マネックス証券が6本です。

「eMAXIS Slimシリーズだけでポートフォリオを構築したい」という方は、松井証券を選択すると良いでしょう。

 

SBI証券とマネックス証券では、取扱本数が少ないからと言ってダメな訳ではありません。

SBI証券とマネックス証券では、人気度が高い「米国株式(S&P 500)」の取扱があります。

また、全世界株式においても、SBI証券では「全世界株式(除く日本)」、マネックス証券では「全世界株式(オールカントリ―)」の取扱があります。

その他、マネックス証券では国内株式を対象とした「国内株式(TOPIX)」はありませんが、それと同様の商品、かつ同一の信託報酬である、「One DC国内株式インデックスファンド」の取扱があるので、問題ありません。

 

口座選びのポイントは、その他の取扱商品も確認することです。

ideco口座は、容易に証券会社を変更できません。変更するには、現在の証券会社で保有中の投資信託を売却し、新たな証券会社に資産移管し、再度購入する手間がかかります。また、費用もかかります。

そのため、始める前にあなたが今投資したい商品の取扱があるかだけでなく、これから投資したい商品があるかも確認しましょう。

 

3社の全体の取扱本数は、次の通りです。

  • 松井証券:40本
  • SBI証券:37本
  • マネックス証券:27本

 

松井証券は、インデックスファンド中心の商品ラインナップです。

 

SBI証券は、インデックスファンドの他、アクティブファンドの商品ラインナップも充実しています。

インデックスファンドでは、全世界株式タイプで日本を含む、「SBI・全世界株式インデックスファンド(愛称:雪だるま)」があります。このファンドも、信託報酬が0.11%と低コストです。

SBI証券では、「eMAXIS Slim全世界株式(日本を除く)」があります。

日本を含めて投資したい場合は「雪だるま」に、日本を含めたくない場合は「eMAXIS Slim」と切り替えができます。

アクティブファンドでは、国際分散投資で有名な「セゾン投信」や「ひふみ投信」(ひふみ年金、ひふみワールド年金)の取扱があります。

 

マネックス証券は、インデックスファンド、アクティブファンドの商品ラインナップはバランス良いです。

SBI証券とマネックス証券では、アクティブファンドの取扱商品に違いがあるので、ぜひ一度資料請求や公式サイトを確認しましょう。

 

 

まとめ

idecoでeMAXIS Slimを買うなら、以下3社がおすすめです。

 

「eMAXIS Slimシリーズでポートフォリオを構築したい」という方は、松井証券を選択すると良いでしょう。

まずは資料請求して、比較検討してみましょう。

 

 

関連記事

SBI証券idecoを始める前に知っておきたい特徴・手数料・口座開設方法

マネックス証券idecoを始める前に知っておきたい特徴・手数料・口座開設方法

松井証券idecoを始める前に知っておきたい特徴・手数料・口座開設方法