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投資信託の定期売却サービスのメリットとデメリット・利用可能な証券会社はどこ?

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こんにちは。日本の高齢化社会や平均寿命の延びに伴い、「人生100年時代」というフレーズが定着しつつあります。

老後資金のため、つみたてNISAやイデコで資産形成を始めている、20代・30代も多いです。

資産形成の最終的な出口は、増やした資産を取り崩して生活にあてていくことです。この取り崩し部分に、各証券会社が定期売却サービスを提供し始めています。

「定期売却サービスってどんな感じ?」、「出口までは、まだ考えられていないな」という方が多いですよね。

そんなあなたのため、今回は投資信託の定期売却サービスのメリットとデメリット、利用可能な証券会社についてまとめます。

まだまだ解約は先だという方も、頭の片隅にそんなサービスがあると思っておけば問題ないです。

これから資産形成を始める人は、定期売却サービスがある証券会社を選択しても良いでしょう。

 

 

投資信託の定期売却サービスとは

定期売却サービスとは、保有している投資信託を定期的に、自動的に売却してくれるサービスです。

主に、4つの売却方法を選択できます。

  1. 定額売却
  2. 定口売却
  3. 定率売却
  4. 期間指定売却 

定額売却とは、指定した一定金額を毎月、もしくは隔月で売却する方法です。例えば、2000万円資産があって、毎月5万円ずつ売却するなどです。

一括で売却して現金化するのではなく、運用しながら必要な金額を売却するのが一般的です。

定口売却とは、指定した一定口数を売却する方法です。投資信託は、口数で管理されています。よく見る基準価額は、1万口あたりの価格です。

例えば、100万口資産があって、毎月1万口ずつ売却するなどです。売却時の基準価額が3万円だとすれば、3万円現金化されることになります。

定率売却とは、指定した割合(%)で売却する方法です。例えば、100万口資産があって、1%ずつ解約するとします。初月は、100万口×1%=1万口分が売却されます。翌月は、99万口×1%=9900口分が売却されます。

徐々に売却する口数が少なくなっていきます。

期間指定売却は、指定した期間で均等に売却する方法です。例えば、100万口資産があって、30年間(360ヶ月)かけて取り崩していくと設定します。

毎月の売却口数は、100万口÷360ヶ月=2777口ずつとなります。

 

定期売却サービスのメリットとデメリット

メリットは、売却する手間を省いてくれることです。

投資信託を売却する場合、証券会社の画面で、金額指定や口数指定して毎回パスワードを入力する操作が発生します。「定期的に取り崩したい」と思っているなら、これは面倒ですよね。

この定期売却サービスを使えば、指定した条件で売却してくれるので手間が省けます。

また、売却のタイミングを考えなくて済みます。

どうしても、値動きを意識してしまい、「今売ったら得だから売ろう」、「今は下がり気味だから売るのやめよう」と考えることが発生します。70歳になってからそうしたいですか。そうしたいなら良いですが、老後を楽しむことを考えた方が良いと思います。

定期的に売却することで、売却を考えなくて良くなります。

 

大きなデメリットは、ないと推定しています。

物凄い極端な例を考えてみましょう。2000万円資産があり、毎月5万ずつ取り崩していくとします。単純計算すれば、2000万円÷5万円=400ヶ月持ちます。

2008年のリーマンショック級の暴落が起きたとします。翌年2009年には、NYダウが約40%ほど株価が下落しました。このときの資産額は、2000万円×(100%-40%)=1200万円になります。

仮に株価が戻らなかった場合、1200÷5万円=240ヶ月となり取り崩し期間が短くなります。このときに、「あぁ、一括で売却して2000万円現金化しておけばよかった」と思うかもしれません。

しかし、明日の株価がどうなるか、今が本当の売り時なのかはわかりません。また、リーマンショック級が起きたとして、ずっと株価が戻らないというのも考えにくいです。

NYダウがリーマンショック前に戻るまで、約3年たらずでした。一時的に1200万円になっても、3年後くらいには元の水準に戻っていたことになります。

もちろん、増やした資産をガチガチに守りたいから、現金化しておくというもの一つの手段です。

もう一つデメリットがあるとすれば、定期売却サービスの有料化が考えれらます。

現時点では、無料で利用できます。しかし、将来各社が有料サービスとして提供してくる可能性も考えられます。その手数料があまりにも、高ければ検討すべきです。

 

 

定期売却サービスが利用できるオススメの証券会社

ここでは、定期売却サービスが利用できるオススメの証券会社をまとめておきます。証券会社選びの一つの基準にしても良いでしょう。随時更新していきます。

SBI証券

> SBI証券 口座開設(無料)  

  • 対象商品:金額指定、積立買付した投信
  • 売却方法:定額売却(毎月、奇数月、偶数月、ボーナス月)
  • 手数料:無料

「取引」→「投資信託」→「売却」→「定期売却」で設定できます。積立設定中の投信は、この設定ができないので積立設定解除後に利用できます。

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楽天証券

> 楽天証券  

  • 対象商品:積立可能な投信
  • 売却方法:定額売却、定率売却、期間指定売却(毎月、奇数月、偶数月、ボーナス月)
  • 手数料:無料

楽天証券では、次の4ステップで設定できます。本サービスは、2019.12.29~開始されます。

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セゾン投信

> セゾン投信  

  • 対象商品:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド、セゾン・資産形成の達人ファンド
  • 売却方法:定額売却、定口売却(毎月、奇数月)
  • 手数料:無料

本サービスは、2020年春頃から開始される予定です。セゾン投信をお持ちの方は、ご存じたと思いますが、セゾン投信2本には、信託財産留保額が0.1%設定されています。

例えば、1万円解約する場合、1万円×0.1%=10円が解約手数料となる点にはご留意ください。

 

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