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SBI証券idecoセレクトプランの特長・手数料・口座開設方法を解説

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎Udemy認定講師

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ご存知のように、ideco(イデコ:個人型確定拠出年金)は、自営業、会社員、公務員、主婦(主夫)の方が、節税しながら自分年金を作れる制度です。

「SBI証券idecoには、どんな特長があるんだろう」、「手数料はどれくらいかかるものなの」、「始めるには、どういう手続きが必要なんだろう」と思っていませんか。

 

そのようなあなたのため、SBI証券idecoセレクトプランのコレだけは知っておきたい3つの特長・手数料・口座開設方法をまとめています。

SBI証券でidecoを、始める参考にしていただければ幸いです。

 

 

更新履歴

  • 全体をアップデートしました。[2022.1.30]

 

 

SBI証券idecoセレクトプランのコレだけは知っておきたい3つの特長

SBI証券idecoの特長は、次の3つです。

  1. 10年を超える運用実績
  2. SBI証券での運用管理手数料が無料
  3. 多様な商品ラインナップ

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

10年を超える運用実績 

これまで、日本ではDC(企業型確定拠出年金)制度が主流でした。2017年1月からidecoの加入要件が拡大されたため、各社idecoに力を入れるようになりました。

SBI証券では、DCとともにidecoも当初から力を入れており、10年を超える運用実績があります。そのため、ideco加入者数はNo.1です。[2021年7月時点]

 

運用管理手数料が無料

SBI証券idecoでは、口座開設費用や口座維持手数料が無料です。

通常の証券口座では、これの費用は無料が基本です。一方、idecoやDCの年金管理口座は、管理側の手続きが増えるため、手数料がかかる場合があります。

 

多様な商品ラインナップ

idecoでは、元本保証型「定期預金」と元本変動型「投資信託」があります。

SBI証券の資産分類別の取扱本数について、表にまとめました。全部で32本あります。[2022.1.23時点]

I:インデックスファンド、A:アクティブファンドを示します。

投資対象 ファンド種別 取扱本数
国内株式 I 2
A 4
全世界株式 I 3
A 2
先進国株式 I 6
A 1
新興国株式 I 1
A 1
国内債券 I 1
A ---
先進国債券 I 2
A 1
新興国債券 I 1
A ---
国内リート I 1
A ---
先進国リート I 1
A ---
コモディティ --- 1
バランス I 1
A 3
ターゲットイヤー --- 4
元本保証型 --- 1
合計 37

 

SBI証券では、低コストインデックスファンドのeMAXIS Slimシリーズに投資できます。

その他、アクティブファンドでは、ひふみ年金、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド、セゾン・資産形成の達人ファンド、農林中金<パートナーズ>長期厳選投資おおぶね等の人気の商品にも投資できます。

 

ファンド選びでお悩みの方は、「SBI証券idecoセレクトプランで、30代におすすめの商品はこの4本!」をご覧ください。

 

 

SBI証券セレクトプランidecoの手数料

運用管理手数料以外にかかる手数料を解説します。投資信託にかかる信託報酬は除外します。

次の3つをおさえておきましょう。[2022.1.30時点]

  1. 加入時:2,829円(国民年金基金連合会)
  2. 掛金拠出時:①105円/月(国民年金基金連合会)、②66円/月(事務委託先金融機関)
  3. 給付時:440円/1回(事務委託先金融機関)

 

加入時には、公的年金を管理する国民年金基金連合会に、費用を支払う必要があります。 

掛金は、毎月一定金額、または年1回一括のいずれかを選択できます。毎月一定金額の場合は、105円/月×12ヶ月=1260円ですが、一括の場合は105円です。

毎月一定金額のメリットは、家計の負担になりにくいことと、投資信託で運用する場合積立投資を自動でできることです。

掛金は最低月5000円です。毎月一定金額の場合は5000円ですが、一括の場合は6万円です。

投資信託で運用する場合、毎月一定金額では自動でその金額分投資されます。一方、一括ではそのすべてが一括投資されます。

あなたの家計の事情、投資スタイルに合わせて選択しましょう。

給付時は、年金受取と一時金受取のいずれかを選択できます。給付時に検討しましょう。 

 

 

SBI証券idecoセレクトプランの口座開設方法

口座開設は簡単です。必要なものは、あなたの引落口座番号と本人確認書類です。

1.SBI証券idecoにアクセスします。すると、次の画面が表示されます。

「まずは、資料請求から」から資料を取り寄せましょう。

SBI証券ideco口座開設

[出典:SBI証券]

 

2.資料が届いたら、書類に必要事項を記入します。以下、3つの書類が届きます。

  • 個人型年金加入申込書
  • 預金口座振替依頼書 兼 自動払込利用申込書
  • 事業所登録申請書 兼 第2者加入者に係る事業主の証明書

事業所登録申請書は、あなたが勤めている会社に記入してもらう必要があります。

会社の退職金制度によって、加入の可否と掛金上限に差があります。事前に会社の年金担当者に確認しましょう。

 

3.書類の記入が完了したら、同封の返信封筒に入れて返送しましょう。

書類に不備、例えば引落口座番号の間違い、があると返送されてきます。そうなると、idecoの開始が遅れますのでご注意ください。

手続き完了まで、早くて2ヶ月くらいかかります。

 

4.手続きが完了すると、国民年金基金連合会から通知書類が送付されます。

IDとパスワードでログインして運用商品を選択して完了です。

運用商品を選択せず2~3ヶ月すると、SBI証券指定の投資信託に自動で積立されてしまいますので、ご注意ください。

どの投資信託にすれば良いか決まっていない場合、ひとまず元本保証型「定期預金」を選択しておくことをお勧めします。

あとは自動で毎月、もしくは年1回引落がなされ運用されます。

 

 

まとめ

SBI証券idecoの知っておきたい特長、手数料、口座開設方法を解説しました。

まずは、資料請求して、SBI証券idecoを始める準備をしましょう。

 

 

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