こんにちは。トレックファンディング(TREC FUNDING)は、少額からプロが選定した不動産に投資できるサービスです。
運営会社は、東証プライム上場企業であるトーセイ株式会社です。1950年2月に設立され、不動産再生事業、不動産開発事業、不動産賃貸事業、不動産ファンド・コンサルティング事業、不動産管理事業、ホテル事業を行っています。
2020年にトレックファンディングのサービスが開始されました。
「少額から、不動産投資で資産運用したい」、「相場に影響されにくい投資がしたい」、「ポートフォリオの拡大や分散先を考えている」と思うなら、トレックファンディングを知っておいて損はありません。
そのようなあなたのために、トレックファンディングのコレだけは知っておきたい3つの特長、及びファンドの利回り分析を解説します。
更新履歴
- 利回り分析をアップデートしました。[2024.4.28]
トレックファンディングのコレだけは知っておきたい3つの特長
トレックファンディングは、不動産クラウドファンディングというサービスです。
「不動産クラウドファンディング」とは、インターネットを通じて投資家から資金を集め、集めた資金をもとに不動産運用を行い、運用益や売買差益を投資家に分配する仕組みです。
元本保証ではありません。
[出典:トレックファンディング]
トレックファンディングの特長は、以下3つです。
- 1万円と少額から投資可能
- 首都圏エリアに特化した中小不動産ファンドをラインナップ
- 優先劣後出資方式あり・なしの2つの投資スキーム
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
下記のセミナー動画も参考になります。
1万円と少額から投資可能
「不動産投資するには、大金が必要なんでしょ」と思われる方が多いですよね。
いいえ、トレックファンディングでは1口1万円と少額から不動産投資が可能です。
また、トレックファンディングでは、不動産投資の手間もかかりません。
通常の不動産投資では、物件調査、書類申請、物件メンテナンスなど多くの手間がかかります。
トレックファンディングでは、その点を運営会社が実施しているため、あなたはインターネット上で物件を選ぶだけで投資できます。
以下は、ファンドの詳細画面です。
物件情報も丁寧にまとめられています。
「投資概要」では、案件の概要、物件・エリア情報、ファンドの特徴、運用方針、募集開始から分配までのスケジュール等がまとめられています。
中でもファンド紹介動画が非常にわかりやすいです。
「物件概要」では、投資対象物件の概要や不動産調査資料がまとめられています。
「リターン」は、会員登録すると閲覧できます。
「リスク」は、本ファンドへの投資リスクがまとめられています。
ここまで、丁寧にまとめられていると、安心して投資判断ができます。
首都圏エリアに特化した中小不動産ファンドをラインナップ
運営会社のトーセイ株式会社は、設立から70年以上不動産ビジネスに携わり、経験と実績を積み上げてきた不動産のプロフェッショナル集団です。
不動産の売買だけでなく、あらゆる不動産シーンで幅広くサービスを提供してきたトーセイが培ったノウハウを活かし、トレックファンディングでの不動産運用を行っています。
トーセイでは創業以来、一貫して事業エリアを首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)に特化しており、エリア特性を把握した上で不動産の規模、用途ともに豊富な実績を積み重ね、東京を中心とした首都圏の不動産に対する目利力を培ってきました。
また、長年にわたり構築してきた幅広いコネクションや優良な不動産情報を収集するネットワークを活かし、トレックファンディングでは首都圏の良好な不動産をもとにファンドをラインナップしています。
優先劣後出資方式あり・なしの2つの投資スキーム
トレックファンディングのファンドには、優先劣後出資方式ありとなしの2つの投資スキームがあります。
優先劣後出資方式は、元本割れリスクの低減のため採用されています。
下記は、優先劣後出資方式ありの「TREC 6号ファンド」の投資スキームです。
簡単に言うと、ファンド出資時に、あなた(優先出資者)と運営会社等(劣後出資者)の両者からお金を集め、収益分配や元本償還に優先順位をつける仕組みです。
劣後出資者が売却損を先に負担することになるので、仮に物件の売却価格が想定価格を下回っても、優先出資は元本割れしにくいことになります。
一方、下記は、優先劣後出資方式なしの「TREC 7号ファンド」の投資スキームです。
優先劣後出資方式がないため、売却益が生じた場合はすべての投資家に均等に売却益が分配されます。つまり、想定利回り以上のリターンも期待できます。
ただし、万が一損失が生じた場合は、出資元本が均等に毀損する可能性があります。
プロが行う不動産ファンド投資同様のスタイルで投資できる商品です。
トレックファンディングの利回り分析
2024.4.28時点、10ファンド募集がありました。
利回り分布をわかりやすいように可視化していきます。
横軸に想定運用期間(ヶ月)、縦軸に想定利回り(%/年)をプロットしています。
各ファンド(C:キャピタルゲイン重視型、I:インカムゲイン重視型、B:バランス運用型)について、予定運用期間(ヶ月)、想定利回り(%/年)、1万円投資したときの想定配当金(円)についてまとめています。
ファンド名 | ファンド種別 | 想定運用期間(ヶ月) | 想定利回り(%) | 配当金(円)* |
TREC10号 目黒区学芸大学マンションファンド | C | 22 | 6.50 | 1,191 |
TREC9号 目黒区学芸大学マンションファンド | C | 22 | 5.00 | 916 |
TREC8号 区分マンションファンド大江戸シリーズII | C | 30 | 5.00 | 1,250 |
TREC7号 目黒区祐天寺マンションファンド | B | 30 | 4.10 | 1,025 |
TREC6号 区分マンションファンド横浜東寺尾 | I | 36 | 4.20 | 1,260 |
TREC5号 区分マンションファンド新宿・台東根岸 | C | 24 | 4.00 | 800 |
TREC4号 区分マンションファンド大江戸シリーズⅠ | C | 32 | 5.00 | 1,333 |
TREC3号 区分マンションファンド浅草・月島 | C | 30 | 5.00 | 1,250 |
TREC2号 川崎オフィスビル投資ファンド | B | 36 | 5.22 | 1,566 |
TREC1号 世田谷区用賀マンション投資ファンド | B | 36 | 7.00 | 2,100 |
最小 | 22 | 4.00 | 800 | |
最大 | 36 | 7.00 | 2,100 | |
中央値 | 30 | 5.00 | --- | |
平均値 | 29.8 | 5.10 | --- |
*配当金は、1万円投資時で、小数点以下、切り捨てで算出。
トレックファンディングでは、運用期間24~36ヶ月、想定利回り4.0~7.0%、想定配当金800~2,100円が期待できるようです。
元本保証ではありませんが、預金金利が0.01%/年を踏まえると、得られるリターンはかなり大きいです。
まとめ
トレックファンディングは、少額から不動産に投資でき、想定利回りの配当金が期待できる不動産クラウドファンディングサービスです。
不動産クラウドファンディングには、株式や債券と異なり相場がなく、日々の価格変動を追って、ハラハラする必要はありません。
そのため、相場に影響されにくい投資をしたい方には、トレックファンディングはおすすめです。
また、株式や債券を保有していて、ポートフォリオの拡大や分散を検討されている方もトレックファンディングを利用してみてはいかがでしょうか。
トレックファンディングを利用するか否かの参考になれば、幸いです。
その他、トレックファンディングに関するトピックは、「これ1本でわかる!トレックファンディングの資産運用ガイド」でまとめていますので、ご覧ください。
関連記事
・最新キャンペーンはコレ!トレックファンディングのお得な会員登録方法
© TOSEI Corporation
本内容は事業者の公式サイト(TREC FUNDING)から抜粋した情報をもとに執筆者個人の感想を加えたものです。正確な情報は、事業者の公式サイトにてご確認ください。なお、本記事は情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する意思決定は、事業者の公式サイトにて個別商品・リスク等の内容をご確認いただき、ご自身の判断にてお願いいたします。