NISA SCHOOL

独学で資産形成を目指すスクール

本サイトでは広告を利用しています

不動産クラファン トモタクの元本割れリスクを解説

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎(Udemy認定講師

トモタク,元本割れリスク

ご存知のように、トモタク(TOMOTAQU)は少額から不動産のプロが選定した物件に投資できるサービスです。

2020年9月からスタートしたサービスです。

 

トモタクを含め、不動産クラウドファンディングのデメリットは、元本割れリスクがあることです。

「トモタクを検討中だけど、元本割れリスクがあるから躊躇している」という方もいるのでは。

元本保証ではない投資において、どんなサービスでも元本割れリスクは生じます。

大切なのは、どういう場合に元本割れする恐れがあるのか、を知ることです。

 

今回は、トモタクのファンドが元本割れするケースを丁寧に解説します。

トモタクを利用するか否かの参考にしていただけたら、幸いです。

 

 

トモタクのメリットである、優先劣後出資方式とは?

トモタクは、元本割れリスクの低減のため、優先劣後出資方式を採用しています。

トモタク,優先劣後出資方式

[出典:トモタク]

 

簡単に言うと、ファンド出資時に、あなた(優先出資者)と運営会社等(劣後出資者)の両者からお金を集め、収益分配や元本償還に優先順位をつける仕組みです。

劣後出資者が売却損を先に負担することになるので、仮に物件の売却価格が想定価格を下回っても、優先出資は元本割れしにくいことになります。

 

優先劣後出資の割合は、各ファンドで異なります。以下の方法で、確認できます。

1.トモタクにアクセスし、「ファンド一覧」から確認したいファンドのページを選択します。

 

2.該当ファンドページの「募集概要」の欄に、劣後出資金額の記載があります。

劣後出資割合は、劣後出資金額/出資総額×100%=2,200/22,000×100%=10%と算出できます。

トモタク,劣後出資割合の調べ方

 

 

トモタクが元本割れするケース

どういう場合に元本割れするのか、ケースを見ていきましょう。

結論から言うと、物件が想定以上に安く売却された時、元本割れします。

 

「トモタクCF65号(RERESO 鎌倉I)」を例に、元本償還シミュレーションを作成しました。

  • 出資総額:22,000万円
  • 募集金額(優先出資額):19,800万円
  • 想定運用期間:15ヶ月
  • 想定利回り:7.0%
  • 優先・劣後出資割合:90%・10%

 

例①~③のケースで見ていきましょう。

トモタク,元本割れシミュレーション

 

例①は、運用終了時点で「物件を23,000万円で売却」した場合です。

この場合、出資総額の22,000万円を超えています。

あなたと運営会社側の出資分は、元本割れしません。売却で得られた利益は、出資者の利益になります。

 

例②は、運用終了時点で「物件を21,000万円で売却」した場合です。

この場合、出資総額の22,000万円を下回っています。損失が1,000万円です。

ここで、優先劣後出資方式のメリットが作用します。

損失は、劣後出資額(運営会社等から拠出されているもの)から先に負担されます。そのため、あなたの出資分は元本割れしません。

 

例③は、運用終了時点で「物件19,700万円で売却」した場合です。

この場合、出資総額の22,000万円を下回っています。損失が2,300万円です。

ここでも、優先劣後出資方式が作用するため、損失は劣後出資額(運営会社等から拠出されているもの)から先に負担されます。

しかし、例②と違い、損失が劣後出資額の2,200万円を上回っています。

2,200万円-2,300万円=-100万円分は、あなたの出資分にも影響があります。この場合に元本割れします。

計算上は、-100万円/19,800万円×100%=-0.51%になると推測できます。例えば、1万円投資していれば、9,949円戻ってくる計算です。

 

簡単にまとめると、劣後出資分(運営会社等から拠出されているもの)を超える損失が出ると、あなたの出資分は元本割れします。

トモタクでは、元本割れしないように市場状況によって、早期売却・早期償還という戦略が取られる場合もあります。

その場合は、元本割れしくにくいですが、運用期間が想定より短くなるので、得られる配当金の総額が少なくなります。

 

 

まとめ

トモタクでは、劣後出資分(運営会社等から拠出されているもの)を超える損失が出ると、あなたの出資分は元本割れします。

あなたの元本割れリスクを低減させるため、優先劣後出資方式が採用され、場合によっては早期売却・早期償還がされています。

これらのことを踏まえ、あなたが許容できるリスクか判断しましょう。

それぞれ、リスクとリターンが異なりますので、詳しくは、公式ページをご覧ください。

 

その他、トモタクに関するトピックは、「これ1本でわかる!トモタク(TOMOTAQU)の資産運用ガイド」でまとめていますので、ご覧ください。

 

 

関連記事

最新キャンペーンはコレ!トモタクのお得な会員登録方法

© tomotaqu

ご留意事項

本内容は事業者の公式ページ(トモタク)から抜粋した情報をもとに執筆者個人の感想を加えたものです。正確な情報は、事業者の公式サイトにてご確認ください。なお、本記事は情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する意思決定は、事業者の公式サイトにて個別商品・リスク等の内容をご確認いただき、ご自身の判断にてお願いいたします。