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リーズインとは?始める前に知って下さい!

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎Udemy認定講師

※本サイトでは広告を利用しています

リーズイン,特長と利回り分析

こんにちは。リーズインクラウドファンディング(REEZIN)は、簡単に言えば、1万円からプロが選定した不動産に投資できるサービスです。

2023年10月にサービスが開始されました。

 

「リーズインとはどんなサービス?」

「少額から、不動産投資で資産運用したい」

「相場に影響されにくい投資がしたい」

「ポートフォリオの拡大や分散先を考えている」

と思うなら、リーズインを知っておいて損はありません。

 

そのようなあなたのために、リーズインを始める前に必ず知っておきたいトピックスを1ページにまとめています。

 

 

更新履歴

  • 全体をアップデートしました。[2024.11.4]

 

 

1.リーズインの運営会社

まず、リーズインのサービス内容を理解する前に、運営会社について理解しておきましょう。

運営会社は、株式会社新成トラストです。

2011年6月に設立され、以下の事業を営んでいます。

  • 新築マンション・戸建の分譲及び販売業務
  • マンション・土地の売買及び仲介業務
  • 不動産に関する調査・企画コンサルタント業務
  • 不動産賃貸及び管理業務
  • 宅地建物取引業務全般
  • 損害保険及び自動車損害賠償保障法に基づく保険の代理店

 

運営会社で見るべきポイントは、信用性を担保するため、顔と名前がきちんと掲載されていることです。

責任を果たすという表れでもあります。

リーズインでは、運営会社HPに、代表取締役の冨士井 直哉 氏のお名前はありましたが、お写真は見つけられませんでした。

 

また、運営会社の財務状況も確認しておきたいところです。

ただし、非上場企業の場合は、開示されていない場合も多いです。その場合は、サービスの運営状況や実績を確認しましょう。

リーズインでは、残念ながらHP上で財務状況を確認できませんでした。

 

サービス実績では、後述するファンド募集到達率及び実績利回りを踏まえて、現時点では、リーズインを利用しても問題ないと考えています。

 

 

2.リーズインの3つの特徴

ここからはリーズインのサービスを深堀していきます。

リーズインは、不動産クラウドファンディングというサービスです。

「不動産クラウドファンディング」とは、インターネットを通じて投資家から資金を集め、集めた資金をもとに不動産運用を行い、運用益や売買差益を投資家に分配する仕組みです。

元本保証ではありません。

リーズイン,投資の流れ

[出典:リーズイン]

 

リーズインの特長は、以下3点です。

  1. 1万円と少額から投資可能
  2. 入居率99%の安定物件の不動産ファンドをラインナップ
  3. 優先劣後出資方式で元本割れリスクを低減

 

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

1万円と少額から投資可能

「不動産投資するには、大金が必要なんでしょ」と思われる方が多いですよね。

いいえ、リーズインでは1口1万円と少額から不動産投資が可能です。

 

また、リーズインでは、不動産投資の手間もかかりません。

通常の不動産投資では、物件調査、書類申請、物件メンテナンスなど多くの手間がかかります。

リーズインでは、その点を運営会社が実施しているため、あなたはインターネット上で物件を選ぶだけで投資できます。

 

以下は、ファンドの詳細画面です。

物件情報も丁寧にまとめられています。

リーズイン,ファンド詳細画面

 

「プロジェクト概要」では、運用スケジュール、プロジェクト詳細がまとめられています。

「物件概要」では、投資対象の物件概要がまとめられています。

「運用情報」では、運用状況と運用結果がまとめられています。

 

入居率99%の安定物件の不動産ファンドをラインナップ

ファンドは、運営会社である株式会社新成トラストが、自社管理によって入居者募集・賃貸管理、建物メンテナンスまで一元管理している物件です。

新成トラスト社は、大阪に所在しているため、関西圏の物件が多いです。

 

優先劣後出資方式で元本割れリスクを低減

リーズインのファンドには、元本割れリスクの低減のため、優先劣後出資方式が採用されています。

リーズイン,優先劣後出資方式

 

簡単に言うと、ファンド出資時に、あなた(優先出資者)と運営会社等(劣後出資者)の両者からお金を集め、収益分配や元本償還に優先順位をつける仕組みです。

劣後出資者が売却損を先に負担することになるので、仮に物件の売却価格が想定価格を下回っても、優先出資は元本割れしにくいことになります。

具体的な元本割れケースは、「リーズインの元本割れリスクを理解していますか?」で詳しく解説していますので、ご覧になってください。

 

 

3.リーズインのファンドの利回り分析及び配当分析

あなたが一番気になっているのは、ファンドの利回りと配当ではないでしょうか。

ここでは、想定利回りに基づく分析と、実績利回りに基づく分析を理解しておきましょう。

 

想定利回り分析

現時点、3ファンド募集がありました。

わかりやすいように、横軸に想定運用期間(ヶ月)、縦軸に想定利回り(%/年)を分布図にしています。

想定運用期間は90日~92日、想定利回り8.0%で、中央値は90日で8.0%です。

安定性が高い日経平均採用銘柄のうち、最も予想利回りが高いJFEホールディングス(証券コード:5411)でも4.69%です。[2024.7.12時点]

その点を考慮しても、リーズインの想定利回りは、高いと言えます。

リーズイン,利回り分析

 

各ファンドについて、最小投資額1万円投資したときの想定配当金(円)についてまとめています。

リーズインでは、1万円投資時に、想定配当金197~201円が期待できるようです。

ファンド名 想定運用期間(日) 想定利回り(%) 配当金(円)*
REEZINクラウドファンディング第3号 90 8.0 197
REEZINクラウドファンディング第2号 92 8.0 201
REEZINクラウドファンディング第1号 90 8.0 197
最小値 90 8.0 197
最大値 92 8.0 201
中央値 90 8.0 ---
平均値 90.7 8.0 ---

*配当金は、1万円投資時で、小数点以下、切り捨てで算出。

 

実績利回り分析

上記の想定利回りは、あくまでファンド募集時の「想定」です。

重要なのはファンド終了時の「実績」です。

現時点、2ファンドの運用が終了しています。

想定利回り8.0%に対して、実績利回り8.0%と想定通り運用されていました。

各ファンドの実績利回りは以下の通りでした。

ファンド 想定利回り(%) 実績利回り(%)
REEZINクラウドファンディング第1号 8.0 8.0
REEZINクラウドファンディング第2号 8.0 8.0
最小値 8.0 8.0
最大値 8.0 8.0

 

 

4.リーズインの評判

リーズインを使うか検討しているなら、評判が気になりますよね。

しかし、ネット検索で出てくるのは、個人の見解に基づく主観的な評判が多いです。

そこで、私は客観的な評判を分析するために、「ファンド募集到達率」を用いています。

「ファンド募集到達率」は、私が独自に定義した用語で、募集金額に対する応募金額の割合を指します。

この数値が、不動産クラウドファンディングの評判(人気度)を客観的に判断できるため、最も重要な指標と考えています。

 

現時点、2ファンドの募集が終了しています。

募集金額684万円~804万円に対し、募集到達率は100%以上で、非常に良好なサービスと考えられました。

詳しい分析は、「リーズインの評判をファンド募集到達率で客観的に分析」でまとめていますのでご覧ください。

 

 

5.リーズインの会員登録と手数料

リーズインでは、以下の手数用はかかりません。

  • 会員登録費用
  • 出金手数料(元本や配当の振込手数料)

 

かかるのは、入金時の振込手数料です。

入金時は、振込元(あなた)の銀行がGMOあおぞらネット銀行であれば無料です。

GMOあおぞらネット銀行以外の場合は、他行振込手数料が無料のものがあるので、そちらを利用してみましょう。

詳しい会員登録方法は、「最新キャンペーンはコレ!リーズインのお得な会員登録方法」をご覧ください。

 

 

6.リーズインのポイントサイト及びキャンペーン

リーズインのポイントサイト

ポイ活でお得に始めたいと思いますよね。

残念ながら、現時点では、リーズインはポイントサイト経由の特典はありませんでした。

 

リーズインのキャンペーン

残念ながらキャンペーンはありませんでした。

最新のキャンペーンは、「最新キャンペーンはコレ!リーズインのお得な会員登録方法」をご覧ください。

 

 

7.リーズインの配当金の確定申告

リーズインの配当金(分配金)は、「雑所得」となり、総合課税扱いとなります。

分配金から20.42%(所得税+復興特別所得税)の源泉徴収をした後、登録されている取引口座に振込されます。

源泉分離課税ではないため、原則ご自身で確定申告が必要です。

ただし、給与所得を1ヵ所から受けていて、給与所得・退職所得以外の所得の合計が20万円以下の方は、確定申告は不要です。

確定申告時には、会社名、会社住所、支払金額、源泉徴収額が必要です。

 

 

8.その他気になること

Q1.リーズインのファンドの募集(組成)頻度は?

平均4.6ヶ月に1回程度と少なめです。

リーズイン,ファンド募集頻度

 

 

まとめ

リーズインは、1万年と少額から不動産に投資でき、想定利回りの配当金が期待できる不動産クラウドファンディングサービスです。

不動産クラウドファンディングには、株式や債券と異なり相場がなく、日々の価格変動を追って、ハラハラする必要はありません。

そのため、相場に影響されにくい投資をしたい方には、リーズインはおすすめです。

また、株式や債券を保有していて、ポートフォリオの拡大や分散を検討されている方もリーズインを利用してみてはいかがでしょうか。

リーズインを利用するか否かの参考になれば、幸いです。

さらに詳しい情報は、公式ページをご覧ください。

© REEZIN CROWDFUNDING