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トモタクとは?始める前に知って下さい!

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎Udemy認定講師

※本サイトでは広告を利用しています

トモタク,特長と利回り分析

こんにちは。トモタク(TOMOTAQU)は、簡単に言えば、少額からプロが選定した不動産に投資できるサービスです。

 

「トモタクとはどんなサービス?」

「少額から、不動産投資で資産運用したい」

「相場に影響されにくい投資がしたい」

「ポートフォリオの拡大や分散先を考えている」

と思うなら、トモタクを知っておいて損はありません。

 

そのようなあなたのために、トモタクを始める前に必ず知っておきたいトピックスを1ページにまとめています。

 

 

更新履歴

  • 全体をアップデートしました。[2024.12.15]

 

 

1.トモタクの運営会社

まず、トモタクのサービス内容を理解する前に、運営会社について理解しておきましょう。

運営会社は、株式会社イーダブルジーです。

2009年8月に設立され、以下の事業を営んでいます。

  • アセットソリューション事業
  • ファンド事業
  • ディベロップメント事業
  • プロパティマネジメント事業
  • アコモデーション事業(宿泊施設の企画・開発・運営)
  • ウェブ事業

 

運営会社で見るべきポイントは、信用性を担保するため、顔と名前がきちんと掲載されていることです。

責任を果たすという表れでもあります。

トモタクでは、運営会社HPに、代表取締役社長の田中 克尚 氏のお名前とお写真が掲載されていました。

トモタク,代表取締役社長

 

また、運営会社の財務状況も確認しておきたいところです。

ただし、非上場企業の場合は、開示されていない場合も多いです。その場合は、サービスの運営状況や実績を確認しましょう。

トウカツでは、残念ながらHP上で財務状況を確認できませんでした。

 

サービス実績では、後述するファンド募集到達率、及び実績利回りを踏まえて、現時点では、トウカツを利用しても問題ないと考えています。

 

 

2.トモタクの3つの特徴

ここからトモタクのサービスを深堀していきます。

トモタクは、不動産クラウドファンディングというサービスです。

「不動産クラウドファンディング」とは、インターネットを通じて投資家から資金を集め、集めた資金をもとに不動産運用を行い、運用益や売買差益を投資家に分配する仕組みです。

元本保証ではありません。

トモタク,投資の流れ

[出典:トモタク]

 

トモタクの特徴は、以下3点です。

  1. 10万円と少額から投資可能
  2. 全国各地の不動産ファンドをラインナップ
  3. 優先劣後システムや、マスターリース契約で元本割れリスクを低減

 

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

10万円と少額から投資可能

「不動産投資するには、大金が必要なんでしょ」と思われる方が多いですよね。

いいえ、トモタクでは1口10万円と少額から不動産投資が可能です。

 

また、トモタクでは、不動産投資の手間もかかりません。

通常の不動産投資では、物件調査、書類申請、物件メンテナンスなど多くの手間がかかります。

その点を運営会社が実施しているため、あなたはインターネット上で物件を選ぶだけで投資できます。

 

以下は、ファンドの詳細画面です。

物件情報も丁寧にまとめられています。

トモタク,ファンド詳細情報

 

「募集概要」では、予定分配率、募集金額、運用期間等の概要ががまとめられています。出資判断材料の資料は、会員登録すると閲覧できます。

「物件概要」では、ファンドのポイント、物件概要、物件アクセス・周辺概要がまとめられています。

「配当イメージ」では、配当金シミュレーション、配当スケジュールが確認できます。

「リスクについて」では、該当ファンドに対するリスクが記載されます。

 

全国各地の不動産ファンドをラインナップ

トモタクでは、北海道、関東、関西と全国各地の不動産ファンドがラインナップされています。

トモタクは、東京都心部で10年間以上、不動産投資事業を行ってきた不動産に関する高い経験値があります。

 

優先劣後システムやマスターリース契約で元本割れリスクを低減

トモタクのファンドには、元本割れリスクの低減のため、優先劣後出資方式が採用されています。

トモタク,優先劣後出資方式

 

簡単に言うと、ファンド出資時に、あなた(優先出資者)と運営会社等(劣後出資者)の両者からお金を集め、収益分配や元本償還に優先順位をつける仕組みです。

劣後出資者が売却損を先に負担することになるので、仮に物件の売却価格が想定価格を下回っても、優先出資は元本割れしにくいことになります。

具体的な元本割れケースは、「トモタクの元本割れリスクを理解していますか?」で詳しく解説していますので、ご覧になってください。

 

また、安定的な配当を実現するため、マスターリース契約を採用しています。

マスターリース契約とは、簡単に言うと、賃料保証です。物件運用時の空室による賃料収入減に対するリスクを低減しています。

トモタク,マスターリース契約

 

 

3.トモタクのファンドの利回り分析及び配当分析

あなたが一番気になっているのは、ファンドの利回りと配当ではないでしょうか。

ここでは、想定利回りに基づく分析と、実績利回りに基づく分析を理解しておきましょう。

 

想定利回り分析

2024.12.15時点、98ファンド募集がありました。

利回り分布をわかりやすいように可視化していきます。

横軸に想定運用期間(ヶ月)、縦軸に想定利回り(%/年)をプロットしています。

想定運用期間は3ヶ月~26ヶ月、想定利回り4.9%~10.0%で、中央値は12ヶ月で6.6%です。

安定性が高い日経平均採用銘柄のうち、最も予想利回りが高いJFEホールディングス(証券コード:5411)でも4.69%です。[2024.7.12時点]

その点を考慮すると、トモタクの想定利回りは高めと言えます。

トモタク,利回り分析

 

各ファンド(C:キャピタルゲイン型、I:インカムゲイン型)について、最小投資額である10万円を投資したときの想定配当金(円)についてまとめています。

トモタクでは、10万円投資時に、想定配当金2,000円~16,000円が期待できるようです。

ファンド名 ファンド種別 想定運用期間(ヶ月) 想定利回り(%) 配当金(円)*
トモタクCF85号(千葉県船橋市) I 6 6.8 3,400
トモタクCF84号(新潟) I 24 8.0 16,000
トモタクCF83号(富山) I 12 7.0 7,000
トモタクCF82号(淡路島プロジェクトⅤ) C 12 6.5 6,500
トモタクCF81号(室蘭) I 12 8.0 8,000
トモタクCF80号(東京都小金井市) C 12 7.0 7,000
トモタクCF79号(中目黒プロジェクトⅡ) I 10 7.0 5,833
トモタクCF78号(杉並区井草) I 12 7.0 7,000
トモタクCF77号(水戸Ⅲ) I 12 6.5 6,500
トモタクCF76号(函館Ⅱ) I 12 6.2 6,200
トモタクCF75号(梅島) I 12 7.0 7,000
トモタクCF74号(神奈川県相模原市) I 18 7.0 10,500
トモタクCF73号(長岡Ⅱ) I 12 7.0 7,000
トモタクCF72号(函館) I 12 7.0 7,000
トモタクCF71号(長崎) I 12 7.0 7,000
トモタクCF70号(RERESO 鎌倉Ⅱ) I 12 7.0 7,000
トモタクCF69号(ひたちなかⅡ) I 12 7.0 7,000
トモタクCF68号(RERESO 沖縄) I 9 7.0 5,250
トモタクCF67号(中目黒プロジェクトⅠ) C 15 5.8 7,250
トモタクCF66号(水戸) I 12 6.5 6,500
トモタクCF65号(RERESO 鎌倉I) C 15 7.0 8,750
トモタクCF64号(RERESO 元箱根I) C 15 7.0 8,750
トモタクCF63号(淡路島プロジェクトⅣ) C 17 6.5 9,208
トモタクCF62号(さいたま市) C 6 6.5 3,250
トモタクCF61号(元箱根プロジェクトⅡ) C 15 7.0 8,750
トモタクCF60号(元箱根プロジェクトⅠ) C 15 7.0 8,750
トモタクCF59号(東浦和) I 12 5.0 5,000
トモタクCF58号(八戸Ⅱ) I 12 6.0 6,000
トモタクCF57号(井草) I 7 7.0 4,083
トモタクCF56号(長岡Ⅲ) I 12 6.7 6,700
トモタクCF55号(小山Ⅲ) I 12 8.0 8,000
トモタクCF54号(秋田Ⅱ) I 12 7.0 7,000
トモタクCF53号(淡路島プロジェクトⅢ) C 17 6.5 9,208
トモタクCF52号(さいたま市) C 18 8.0 12,000
トモタクCF51号(水戸Ⅴ) I 12 8.0 8,000
トモタクCF50号(大宮) I 12 6.2 6,200
トモタクCF49号(岐阜Ⅱ) I 12 6.7 6,700
トモタクCF48号(小金井) C 10 6.5 5,416
トモタクCF47号(室蘭Ⅱ) I 12 8.0 8,000
トモタクCF46号(水戸Ⅳ) I 12 6.5 6,500
トモタクCF45号(水戸Ⅲ) I 12 6.5 6,500
トモタクCF44号(函館Ⅱ) I 12 6.2 6,200
トモタクCF43号(北浦和Ⅱ) I 12 6.3 6,300
トモタクCF42号(小山Ⅱ) I 3 8.0 2,000
トモタクCF41号(淡路島プロジェクトⅡ) C 17 6.5 9,208
トモタクCF40号(桜新町) I 5 6.3 2,625
トモタクCF39号(梅島Ⅱ) I 12 7.0 7,000
トモタクCF38号(長岡Ⅱ) I 12 6.0 6,000
トモタクCF37号(東新宿プロジェクトⅠ) C 18 5.8 8,700
トモタクCF36号(本厚木Ⅱ) I 6 6.0 3,000
トモタクCF35号(函館) I 12 6.5 6,500
トモタクCF34号(ひたちなか) I 12 7.0 7,000
トモタクCF33号(上尾) C 8 6.0 4,000
トモタクCF32号(八戸) I 6 6.0 3,000
トモタクCF31号(長岡) I 6 6.7 3,350
トモタクCF30号(秋田) I 6 7.0 3,500
トモタクCF29号(淡路島プロジェクトⅠ) C 17 6.5 9,208
トモタクCF28号(水戸Ⅱ) I 6 8.0 4,000
トモタクCF27号(浅草) I 6 5.5 2,750
トモタクCF26号(室蘭) I 6 8.0 4,000
トモタクCF25号(湯島・方南町・桜台) I 4.5 6.0 2,250
トモタクCF24号(ときわ台) I 4 6.3 2,100
トモタクCF23号(一宮町) I 5 7.0 2,916
トモタクCF22号(北浦和) I 6 6.3 3,150
トモタクCF21号(玉川上水) I 6 5.7 2,850
トモタクCF20号(本厚木) I 6 6.0 3,000
トモタクCF19号(新宿二丁目) I 4.5 6.0 2,250
トモタクCF18号(天王台) C 3 8.0 2,000
トモタクCF17号(築地7丁目プロジェクトⅡ) C 15 6.0 7,500
トモタクCF16号(西大井プロジェクトⅠ) I 5 6.0 2,500
トモタクCF15号(水戸Ⅱ) I 6 8.0 4,000
トモタクCF14号(岐阜市) I 12 6.7 6,700
トモタク13号ファンド(江東区) I 12 5.0 5,000
トモタクCF13号(東久留米) I 6 6.5 3,250
トモタクCF12号(湯島・方南町・桜台) I 6 6.0 3,000
トモタク12号ファンド I 12 8.0 8,000
トモタクCF11号(築地7丁目プロジェクトⅠ) C 18 5.8 8,700
トモタクCF10号(水戸) I 12 6.5 6,500
トモタクCF9号(小山) I 12 5.3 5,300
トモタクCF8号(吉見町) I 10 7.0 5,833
トモタクCF7号(梅島) I 12 7.0 7,000
トモタクCF6号 C 10 6.7 5,583
トモタクCF5号 I 10 6.5 5,416
トモタクCF4号 I 12 6.0 6,000
トモタクCF3号 C 4 8.0 2,666
トモタクCF2号 I 4 7.0 2,333
トモタクCF1号ファンド I 3.5 10.0 2,916
トモタク11号ファンド I 10 5.7 4,750
トモタク8号ファンド I 7 8.0 4,666
トモタク9号ファンド I 6 8.0 4,000
トモタク10号ファンド I 12 5.0 5,000
トモタク7号ファンド I 11 6.0 5,500
トモタク6号ファンド I 6 8.0 4,000
トモタク5号ファンド I 11 4.9 4,491
トモタク4号ファンド I 12 8.0 8,000
トモタク3号ファンド I 18.5 5.5 8,479
トモタク2号ファンド I 26 5.0 10,833
トモタク1号ファンド I 12 6.0 6,000
最小値 3 4.9 2,000
最大値 26 10.0 16,000
中央値 12 6.6 ---
平均値 12 6.6 ---

*配当金は、10万円投資時で、小数点以下、切り捨てで算出。

 

実績利回り分析

上記の想定利回りは、あくまでファンド募集時の「想定」です。

重要なのはファンド終了時の「実績」です。

2024.10.31時点、60ファンドが運用終了しています。

元本割れ及び配当遅延は0件で、想定利回り通り運用されていました。

トモタク,実績利回り分析

 

 

4.トモタクの評判

トモタクを使うか検討しているなら、評判が気になりますよね。

しかし、ネット検索で出てくるのは、個人の見解に基づく主観的な評判が多いです。

そこで、私は客観的な評判を分析するために、「ファンド募集到達率」を用いています。

「ファンド募集到達率」は、私が独自に定義した用語で、募集金額に対する応募金額の割合を指します。

この数値が、不動産クラウドファンディングの評判(人気度)を客観的に判断できるため、最も重要な指標と考えています。

 

過去75ファンドについて、募集金額900万円~27,000万円に対し、ファンド募集到達率はすべてのファンドで100%以上で、非常に良好なサービスと考えられました。

詳しい分析は、「トモタクの評判をファンド募集到達率で客観的に分析」でまとめていますのでご覧ください。

 

 

5.トモタクの会員登録と手数料

会員登録は無料です。

入金手数料はかかりますので、振込手数料について無料回数がついている銀行がおすすめです。

払戻手数料は、ファンドの償還後、1回限り無料です。それ以降は、以下の手数料がかかります。

  • GMOあおぞらネット銀行:125円
  • 上記以外:250円

 

詳しい会員登録方法は、「最新キャンペーン!トモタクのお得な会員登録方法」をご覧ください。

 

 

6.トモタクのキャンペーン

トモタクでは、定期的にお得なキャンペーンがあります。

2024.12.1時点、前月に続き、初回登録キャンペーンが実施中です。

概要は、次の通りです。

  • 実施期間:継続実施(※終了日未定です)
  • 対象条件:投資家登録を完了した方
  • 特典:もれなく、出資時に使えるトモタクポイント2,000円分プレゼント

 

条件は、投資家登録だけなので厳しくありません。

ぜひ、この機会を活用して投資を始めましょう。

詳細はこちら

 

最新キャンペーン及び過去のキャンペーン分析は、「最新キャンペーン!トモタクのお得な会員登録方法」でまとめていますのでご覧ください。

 

 

7.トモタクの配当金の確定申告

トモタクの配当金(分配金)は、「雑所得」となり、総合課税扱いとなります。

分配金から20.42%(所得税+復興特別所得税)の源泉徴収をした後、登録されている取引口座に振込されます。

源泉分離課税ではないため、原則ご自身で確定申告が必要です。

ただし、給与所得を1ヵ所から受けていて、給与所得・退職所得以外の所得の合計が20万円以下の方は、確定申告は不要です。

確定申告時には、会社名、会社住所、支払金額、源泉徴収額が必要です。

年間取引報告書を翌年1月以降にマイページから取得可能です。

 

 

8.その他気になること

Q1.トモタクのファンドの募集(組成)頻度は?

全平均1.9ヶ月に1回ですが、直近では毎月1回以上となっています。

募集年月 件数
2020年10月 1
2021年1月 1
2021年4月 1
2021年7月 1
2021年8月 1
2021年10月 1
2021年11月 1
2021年12月 3
2022年1月 1
2022年3月 2
2022年4月 1
2022年7月 2
2022年8月 1
2022年9月 3
2022年10月 2
2022年11月 2
2022年12月 3
2023年1月 3
2023年2月 2
2023年3月 2
2023年4月 3
2023年5月 2
2023年6月 3
2023年7月 3
2023年8月 4
2023年9月 4
2023年10月 5
2023年11月 2
2023年12月 5
2024年1月 6
2024年2月 1
2024年3月 3
2024年4月 2
2024年5月 1
2024年6月 2
2024年7月 1
2024年8月 2
2024年9月 4
2024年10月 4
2024年11月 4
2024年12月 2

 

Q2.トモタクのマイレージプログラムとは?

簡単に言うと、1年間の出資総額に応じてステータスが決定され、ステータスに応じてポイント還元が受けられるプログラムです。

詳しくは、「ポイント還元最大1.8%!トモタクマイレージプログラムとは?」で解説していますのでご覧ください。

 

 

まとめ

トモタクは、少額から不動産に投資でき、想定利回りの配当金が期待できる不動産クラウドファンディングサービスです。

不動産クラウドファンディングには、株式や債券と異なり相場がなく、日々の価格変動を追って、ハラハラする必要はありません。

そのため、相場に影響されにくい投資をしたい方には、トモタクはおすすめです。

また、株式や債券を保有していて、ポートフォリオの拡大や分散を検討されている方もトモタクを利用してみてはいかがでしょうか。

トモタクを利用するか否かの参考になれば、幸いです。

 

 

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