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不動産クラウドファンディングえんファンディングとは?特長と利回り分析を解説

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎(Udemy認定講師

えんファンディング,特長と利回り分析

こんにちは。えんfunding(えんファンディング)は、1万円と少額からプロが厳選した不動産に投資できるサービスです。

運営会社は、株式会社えんホールディングスです。1989年11月に設立された不動産会社です。

えんファンディングのサービスは、2021年7月にスタートしました。

 

「少額から、不動産投資で資産運用したい」、「相場に影響されにくい投資がしたい」、「ポートフォリオの拡大や分散先を考えている」と思うなら、えんファンディングを知っておいて損はありません。

そのようなあなたのために、えんファンディングのコレだけは知っておきたい3つの特長、及びファンドの利回り分析を解説します。

 

 

更新履歴

  • 利回り分析を更新しました。[2024.1.27]

 

 

えんファンディングのコレだけは知っておきたい3つの特長

えんファンディングは、不動産クラウドファンディングというサービスです。

「不動産クラウドファンディング」とは、インターネットを通じて投資家から資金を集め、集めた資金をもとに不動産運用を行い、運用益や売買差益を投資家に分配する仕組みです。

元本保証ではありません。

 

えんファンディングの3つの特長は、以下3つです。

  1. 1万円から投資可能
  2. 福岡県福岡市の不動産を中心としたラインナップ
  3. 優先劣後出資方式で、元本割れリスクを低減

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

1万円から投資可能

「不動産投資するには、大金が必要なんでしょ」と思われる方が多いですよね。

いいえ、えんファンディングでは1万円と少額から不動産投資が可能です。

 

また、えんファンディングでは、不動産投資の手間もかかりません。

通常の不動産投資では、物件調査、書類申請、物件メンテナンスなど多くの手間がかかります。

えんファンディングでは、その点を運営会社えんホールディングスが実施しているため、あなたはインターネット上で物件を選ぶだけで面倒なく投資できます。

 

以下は、ファンドの詳細画面です。

物件情報も丁寧にまとめられています。

えんファンディング,ファンド画面

[出典:えんファンディング]

 

「プロジェクト概要」では、ファンドの概要やポイント、配当シミュレーション、スケジュール等がまとめられています。

「物件概要」では、投資対象の物件の立地、土地・建物情報がまとめられています。

「投資スキーム」は、投資スキームである優先劣後出資方式(後述)やリスクがまとめられています。

 

福岡県福岡市の不動産を中心としたラインナップ

過去ファンドでは、他社の不動産クラウドファンディングでは取り扱っていない、福岡券福岡市のマンションが多いです。

福岡市は、福岡市人口推計によると、令和3年9月1日時点で162万人と、全国で5番目の規模となっています。

人口が多いと、それだけマンションの入居率が高くなり、家賃収入も見込めます。また、人気の地域だと物件の価値が上昇し、売却益も得やすくなります。

えんファンディングでは、その点を踏まえて、福岡市内マンションの案件が多く設定されていると思います。

 

優先劣後出資方式で、元本割れリスクを低減

えんファンディングは、元本割れリスクの低減のため、優先劣後出資方式を採用しています。

えんファンディング,優先劣後出資方式

[出典:えんファンディング]

 

簡単に言うと、得られた利益があなたに優先的に配分される仕組みです。

えんファンディングでは、ファンド出資時に、あなた(優先出資者)と運営会社(劣後出資者)の両者からお金を集めています。

これにより、仮に物件の売却価格が、想定価格を下回っても元本割れしにくい体制が整っています。

元本割れがどのような場合に起きるのかは、「不動産クラウドファンディング えんファンディングの元本割れリスクを解説」で詳しく解説していますので、ご覧になってください。

 

 

えんファンディングのファンドの利回り分析

2024.1.27時点では、31ファンド募集がありました(募集中、予定も含む)。

利回り分布をわかりやすいように可視化していきます。

横軸に想定運用期間(ヶ月)、縦軸に想定利回り(%/年)をプロットしています。

えんファンディング,利回り分析

 

各ファンドについて、想定運用期間(ヶ月)、想定利回り(%/年)、最低投資額である1万円投資したときの想定配当金(円)についてまとめています。

ファンド名 想定運用期間(ヶ月) 想定利回り(%) 配当金(円)*
第31号ファンド【天神FOCUS】 12 3.6 360
第30号ファンド【博多駅前】 12 4.3 430
第29号ファンド【天神STAGE】 12 3.8 380
第28号ファンド【薬院LUCE】 12 4.0 400
第27号ファンド【大手門】 12 4.5 450
第26号ファンド【祇園】 6 4.5 225
第25号ファンド【博多Rey】 6 3.1 155
第24号ファンド【平尾】 6 3.1 155
第23号ファンド【祇園】 6 3.5 175
第22号ファンド【天神南】 6 3.2 160
第21号ファンド【博多駅前】 6 3.5 175
第20号ファンド【大橋】 6 4.2 210
第19号ファンド【博多駅東】 6 3.8 190
第18号ファンド【薬院】 6 3.6 180
第17号ファンド【県庁前】 6 3.6 180
第16号ファンド【住吉】 6 3.2 160
第15号ファンド【博多駅南】 6 3.4 170
第14号ファンド【祇園】 12 3.6 360
第13号ファンド【ベイサイド】 6 4.1 205
第12号ファンド【GRAN博多駅前】 6 4.9 245
第11号ファンド【薬院】 6 4.3 215
第10号ファンド【博多駅前】 6 5.4 270
第9号ファンド【平尾】 6 5.0 250
第8号ファンド【大橋】 8 5.0 333
第7号ファンド【大橋】 4 6.2 206
第6号ファンド【博多】 3 6.8 170
第5号ファンド【香椎】 3 7.8 195
第4号ファンド【大手門】 3 6.9 172
第3号ファンド【ベイサイド】 3 8.3 207
第2号ファンド【天神】 3 8.1 202
第1号ファンド【博多駅前】 3 9.0 225
min. 3 3.1 155
max. 12 9.0 450

※小数点以下、切り捨てで算出

 

えんファンディングのファンドでは、運用期間3ヶ月~12ヶ月、想定利回り3.1%~9.0%、想定配当金155円~450円に期待できるようです。

元本保証ではありませんが、預金金利が0.01%/年を踏まえると、得られるリターンはかなり大きいです。

 

 

まとめ

えんファンディングは、1万円と少額から不動産に投資でき、想定利回りの配当金に期待できる不動産クラウドファンディングサービスです。

不動産クラウドファンディングには、株式や債券と異なり相場がなく、日々の価格変動を追って、ハラハラする必要はありません。

そのため、相場に影響されにくい投資をしたい方には、えんファンディングはおすすめです。

また、株式や債券を保有していて、ポートフォリオの拡大や分散のために、想定利回りが決まっているえんファンディングを利用してみてはいかがでしょうか。

 

えんファンディングを利用するか否かの参考になれば、幸いです。

その他、えんファンディングに関するトピックは、「不動産クラウドファンディングえんファンディングの資産運用ガイド」でまとめていますので、ご覧ください。

 

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