こんにちは。料理共有アプリ「SnapDish」(スナップディッシュ)をご存知でしょうか。
SnapDishは、料理に特化した写真共有サービスで、ユーザーはお料理の写真を手軽に投稿でき、日記をつけたり、いいね!やコメントなどコミュニケーションができるサービスです。
2020.8.7時点、AppStoreでのアプリダウンロード数は200万を超え、料理の投稿数も2000万皿を超えています。
このSnapDish運営会社「ヴァズ」が、2020.8.20~8.23の期間で、株主になりたい方を募集します。
ヴァズは未上場企業で、2023年12月期に株式上場を目指しています。
「株式上場前に株主になって、利益を得たい」、「SnapDishユーザーで、株主優待が欲しい」という方のため、SnapDishのビジネスモデルと売上予測、株主になる方法を解説します。
非上場株式は、通常の株式投資とは異なり、流動性が非常に低い取引です。十分に学習し、慎重に取引しましょう。
投資前に知っておきたいSnapDishのビジネスモデルと、売上予測
ファンマーケティング事業とファンマーケット事業
ファンマーケティング事業は、「自社商品を広めたい、ファンになってほしい」と考える食に関する企業に、SnapDishを宣伝プラットフォームとして提供する事業です。
SnapDishユーザーに、商品モニターやオンライン体験キットを提供し、その体験をSnapDishに投稿してもらいます。
ユーザー間で繰り返し体験を共有することで、ファン化を促進させる目的があります。
[出典:ユニコーン「ヴァズ株式会社」紹介ページより]
これまで、料理アプリのビジネスモデルは、ユーザー数を増やし、そこに広告配信したいスポンサー企業からの収益を上げるものでした。
しかしながら、昨今、インターネット広告は避けられる傾向にあります。よく、アプリを使っていて広告が流れると、「邪魔だなー」とか「早くスキップしよ」って思いますよね。
そうなると、スポンサー企業の売上にも貢献しにくく、いずれ広告をやめてしまうでしょう。
それを解決するために、SnapDishでは、食に特化した企業に対して、商品を体験に変え、ファン化を促進するマーケティングプラットフォームを提供するビジネスモデルを創り出しました。
すでに、下記のような企業がSnapDishを利用しています。
- ヤマサ
- まるこめ
- 丸大食品
- ミツカン
- 味の素
- かどや
- ユウキ食品
- ニッスイ
- 日の出
- 一匡
- 紀文
- マルサン
- TOKYO DAIRY
- 玉露園
- ヤマモリ
すでに大手の食に関する企業が多数利用しています。
ファンマーケット事業は、食品開発メーカーや一次産業の農家と提携して、新商品を開発し、SnapDishユーザーに販売する事業です。
先ほどのファンマーケティング事業は、企業から収益を得るBtoBでしたが、こちらは、ユーザーから直接収益を得るBtoCです。
2019年11月には、「湯あがりポーク」という商品を販売しました。
ただ単に商品を販売するのではなく、体験キットとして販売し、ZoomやYouTubeなどのライブ配信でオンラインで一緒に体験できます。コロナ渦にも、対応しています。
その体験をSnapDishにどんどん共有してもらうことで、ファン化も促進されます。
また、2020年5月には、「おうちでワイン楽しむオンライン会」という商品を販売しました。
ワインはサントリーワインインターナショナル、ワインのお共にチーズチップスを東京デーリー提供のもと実施されました。
3年後には10倍の売上を予測
まずは、SnapDishには、次の3つの強み(競合優位性)があります。
- 強固なコミュニティが生み出すSnapDishへの信頼
- 新ビジネスモデル「ファンマーケティング事業×ファンマーケット事業」
- 食卓のビッグデータを保有
SnapDishでは、ユーザー間の活発なコミュニケーションがあります。SnapDishで施策したメーカーの商品に対して、SnapDishユーザーは「その後、その商品を自分で購入した」という割合が37.5%でした。
SnapDishを利用していないユーザーが6.2%だったため、約6.04倍の購買に繋がりやすかったという結果が出ています。
「SnapDishで宣伝したい」という企業にとっては、かなり効果の高い広告になると思われます。
これまでの、アプリ×広告というビジネスモデルから、より収益が伸びやすく、顧客の定着化に期待できる「ファンマーケティング事業×ファンマーケット事業」をすでに実施しています。
さらに、2000万皿という膨大な食卓のビッグデータが蓄積されています。これを活用すべく、2020年3月に、電通テックと協業し、食卓マーケティングに関するソリューションを提供し始めました。(→プレスリリース)
これから5年間の売上と営業利益は、次のように予測されています。
今年2020年12月期は、売上高1.0億円、営業利益は-0.5億円と予測されています。
2021年12月期は、営業利益0.5億円と黒字化、それ以降は徐々に売上高と営業利益の増加が見込まれています。
株式上場の目標である、2023年12月期には、今の10倍の売上高が予測されています。
コロナの収束が見えない中で、「おうちで〇〇」といった食体験を利用する人が増えると思われます。
また、すでにSnapDishは英語化も始まっており、今後、海外進出も視野に入れられています。お酒や味噌などの発酵食品は、海外でも人気になりつつあります。
海外の方の日本への旅行も、まだまだ先になりそうなので、こういったオンラインで日本文化や日本食を伝えていけるツールになるかもしれませんね。
ヴァズの株主になる方法
株式投資型クラウドファンディングを利用
クラウドファンディングは、個人や企業が資金を集める手段の一つです。寄付型、購入型、投資型があります。
これまで、未上場企業の株式を取得するには、よっぽどのコネクションがないとできませんでした。
しかし、2017年に「株式投資型クラウドファンディング」が登場したことで、資金出資の対価として、未上場企業の株式を取得できるようになりました。これにより、私たちのような一般投資家でも株主になれます。
ヴァズの株主になるには、株式投資型クラウドファンディングサービスを提供する「ユニコーン」を利用する必要があります。
ユニコーンは、上場企業の株式会社ZUUのグループ会社です。 ヴァズは7社目の取扱案件です。
詳しくは後述しますが、8/17~募集がスタートするので、その前に会員登録を済ませておきましょう。
会員登録の他、口座開設費用、口座管理手数料、株式取引手数料が無料です。唯一、口座への振込手数料がかかります。各銀行で他行振込手数料が無料のものがあるので、そちらを利用しましょう。
ヴァズの株主募集要項は?
募集要項の概要は、次の通りです。
- 目標募集額:1500万円/150株
- 上限募集額:8000万円/800株
- 募集価格:1株10万円
- 最低申込株数:1株
- 上限申込株数:5株
- 募集期間:2020.8.20 18:00 ~ 8.23 23:59
最低1株からなので、10万円から投資できます。一人最大5株50万円が上限となっています。
募集期間の最初でも、上限に達してしまうと募集終了になるので注意しておきましょう。
本案件は、終了しました。
最終的に、目標1500万円に対し、533%の8000万円の出資がありました。
ヴァズの株主になると、こんな株主優待がもらえる!
ユニコーンの株式投資型クラウドファンディングでは、必ず、株主優待がついてきます。
ヴァズの株主優待は、次の通りです。
- 対象条件:毎年12月末日現在の株主であること
- 優待内容:ファンマーケット事業での販売商品でのクーポン券
[1株]500円分[2~4株]1000円分[5株]2000円分 - 優待時期:毎年3月以降
湯あがりポークやワイン会等、ファンマーケット事業で利用できるクーポンがもらえます。
SnapDishユーザーはもちろんのこと、SnapDishユーザーでなくても無駄なく利用できるクーポンです。
まとめ
料理共有アプリ「SnapDish」のヴァズ株式会社が、8/20~8/23に新規株主を募集します。
2023年12月期のIPO(株式上場)を目指しています。SnapDishを支援したい、株式上場のリターンを狙いたいという方は、ぜひ、この機会に投資を検討しましょう。
投資する手順は、「1.ユニコーンの会員になる」、「2.期間内に投資申込する」だけです。
その他、ユニコーンに関するトピックは、「IPO前に、非上場株式を購入できるイチオシの4つの方法」でまとめていますので、ご覧ください。
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