こんにちは、永松です。2020.6.22から、配当収入目的で、米国株デビューしました。
初期投資額は10万円程度から始めました。優良な配当株を選別し、20銘柄程度に投資しています。
2020年8月以降、米国株を始めて2ヶ月目から、配当金の支払いを受け始めました。
米国株は、日本株と違って、年4回配当が一般的であるため、チャンスが多いというメリットを実感しました。
今月も、ポートフォリオ、トータルリターン、配当実績を記録していきます。
「米国株には、どれくらいのリスクとリターンがあるのか知りたい」という方の参考になれば、幸いです。
2021年3月度の主要指数の振り返り
2021.3.1~3.31において、各米国主要指数は、次の通りでした。
参考値として、日本株のTOPIXも記載しています。
指数 | 3月1日 | 3月31日 | リターン |
NYダウ | 31535.51 | 32981.55 | 4.59% |
ナスダック | 13588.83 | 13246.87 | -2.52% |
S&P500 | 3901.82 | 3972.89 | 1.82% |
TOPIX | 1902.48 | 1954.00 | 2.71% |
2021年3月の米国株指数は、これまで好調であったナスダックが下落に転じました。
一方、NYダウは+4.59%と大きく伸ばしました。S&P500もプラスリターンでした。
日本株は、TOPIXが+2.71%とプラスリターンが維持されていました。
2021年3月度のポートフォリオ・リターン・配当実績
私の投資方針は、「高配当・高成長銘柄に分散投資し、配当金を再投資し複利成長させる」です。長期保有を前提としています。
まずは、初期投資1000ドル程度(約10万円)から始めました。
取引は、米国株手数料が無料になる(←「知らなきゃ損だった!米国株の取引手数料を無料にする2つの方法」で解説)マネックス証券をメインにし、一部取扱のない銘柄はSBI証券を使用しています。
記事内で記載したお得なキャンペーンを活用し、2020年6月下旬~7月中旬分の手数料4.16ドルのキャッシュバックを受けました。
3月度のポートフォリオは、2銘柄新規買付
ポートフォリオは、月刊誌「オックスフォードインカムレター(日本語版)」を参考に投資しています。
このレターでは、複利成長インカム・ポートフォリオ銘柄(A)、短期インカム・ポートフォリオ銘柄(B)、高配当重点ポートフォリオ銘柄(C)という3分類が紹介されています。
次のように定義されています。
- (A)10年平均で、配当利回り含め12%複利での成長を期待できる銘柄
- (B)10年以内に、利回り11%を期待できる銘柄
- (C)AやBより高配当な収入を得ることを目的とした銘柄
2月は18銘柄に投資していました。詳細は、「2021年2月度米国株レポート|米国債利回り上昇は、配当株に影響なし」でまとめています。
3月は、次のようになりました。
※C-1は自身で選んだ銘柄で、クラフト・ハインツ(KHC)です。
その他は、ネタバレしないように、銘柄名は伏せてセクター分類のみ記載しています。
- E:エネルギー
- F:ファイナンス
- H:ヘルスケア
- I:IT関連
- M:原材料・素材
- S:サービス
- U:公益事業
- Ind:工業
- C:一般消費財
エネルギー3銘柄、ファイナンス4銘柄、ヘルスケア2銘柄、IT関連4銘柄、原材料・素材1銘柄、サービス2銘柄、公益事業2銘柄、工業1銘柄、一般消費財1銘柄です。
Ind-2を新規買付しました。
この銘柄は、インカムレター2021年2月号で推奨されていました。先月のレポート「2021年2月度米国株レポート|米国債利回り上昇は、配当株に影響なし」で、下落待ちと記載していました。
しかしながら、大きな下落は起きなかったため、3.3に新規買付しました。
インカムレターの推奨時の株価より、高かったため、予想利回りはやや低めです。
F-7を新規買付しました。
この銘柄は、インカムレターを購読すると特典として読める、「極端な配当レポート(2021年版)」で推奨された銘柄です。
極端な配当とは、今はそこまで配当利回りは良くないが、3年~5年で大きく株価も利回りも上昇する可能性がある銘柄です。(参考:オックスフォードクラブ「極端な配当」の米国株推奨銘柄に期待)
私のポートフォリオでは、2019年版と2020年版レポートから4銘柄、今回2021年版から1銘柄を組み入れています。
F-7は購入までは株価が好調でしたが、直近では下落に転じています。頃合いを見て買い増し予定です。
私は、20銘柄中、複利成長インカム・ポートフォリオ銘柄(A)を10銘柄、高配当重点ポートフォリオ銘柄(C)を3銘柄、その他を7銘柄で構成しています。
2020年決算ベースの配当利回りは、銘柄(A)群が4.0%~8.2%、銘柄(C)群が3.6%~6.0%、その他が1.0%~13.1%です。平均配当利回り5.94%で、多くは5%以上の銘柄がで構成されています。
3月度の含み損益は+52.76%
3.31時点、買付総額5893.51ドルに対し、評価額9002.78ドルで割合にすると+52.76%でした。
リターン詳細は内訳は、次の通りでした。
銘柄 | 買付総額 (ドル) |
評価額 (ドル) |
リターン |
E-1 | 186.79 | 220.20 | 17.89% |
E-2 | 85.60 | 151.95 | 77.51% |
E-3 | 230.78 | 315.00 | 36.49% |
F-1 | 48.27 | 72.25 | 49.68% |
F-2 | 56.45 | 72.25 | 27.99% |
F-5 | 383.79 | 516.00 | 34.45% |
F-7 | 120 | 106.15 | -11.54% |
H-1 | 108.18 | 107.46 | -0.67% |
H-2 | 267.61 | 325.44 | 21.61% |
I-1 | 287.81 | 303.40 | 5.42% |
I-2 | 267.35 | 318.53 | 19.14% |
I-4 | 81.75 | 90.28 | 10.43% |
I-5 | 307.20 | 468.00 | 52.34% |
M-1 | 61.80 | 83.91 | 35.78% |
S-1 | 1888.00 | 4200.00 | 122.46% |
S-2 | 615.95 | 612.00 | -0.64% |
U-1 | 50.50 | 72.88 | 44.32% |
U-2 | 397.60 | 478.44 | 20.33% |
C-1 | 94.08 | 120.54 | 28.13% |
Ind-2 | 354.00 | 368.10 | 3.98% |
合計 | 5893.51 | 9002.78 | 52.76% |
20銘柄のうち、17銘柄が3.98%~122.46%とプラスリターン、3銘柄が-11.54%~-0.64%とマイナスリターンでした。
「配当株は株価が上がらない」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはないですよ。S-1は+122.46%というリターンで中々凄いと思いませんか。
2021年は米国債利回りの急上昇もあって、成長株の株価が乱高下しやすいように思います。
初級者の方は、含み損があると落ち込んで止めてしまう人もいます。そのため、米国株のはじめの一歩として、乱高下の少ない、優良な配当株への少額投資から始めることをおすすめします。
月間誌「オックスフォードインカムレター(日本語版)」は、優良な銘柄選びにとても参考になりますよ。
配当の支払いは増え続けています
累計配当額は次の通りです。
3月は15.26ドルの支払いがありました。2020年6月からの累計配当額は82.64ドルです。
年月 | 税引前 | 税引後 | 累計 (税引前) |
2020.06 | 0.00 | 0.00 | 0.00 |
2020.07 | 0.36 | 0.28 | 0.36 |
2020.08 | 6.97 | 5.20 | 7.33 |
2020.09 | 2.73 | 1.88 | 10.06 |
2020.10 | 7.81 | 5.72 | 17.87 |
2020.11 | 8.09 | 6.01 | 25.96 |
2020.12 | 7.84 | 5.52 | 33.80 |
2021.01 | 17.03 | 12.33 | 50.83 |
2021.02 | 16.55 | 12.01 | 67.38 |
2021.03 | 15.26 | 10.75 | 82.64 |
今後の方針
2021年もインカムレター推奨銘柄の買付をベースにしていきます。
現在保有している銘柄で、一時的に下落局面があれば、積極的に買い増しする予定です。
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