こんにちは、永松です。2020.6.22から、配当収入目的で、米国株デビューしました。
初期投資額は10万円程度から始めました。優良な配当株を選別し、20銘柄程度に投資しています。
2020年8月以降、米国株を始めて2ヶ月目から、配当金の支払いを受け始めました。
米国株は、日本株と違って、年4回配当が一般的であるため、チャンスが多いというメリットを実感しました。
今月も、ポートフォリオ、トータルリターン、配当実績を記録していきます。
「米国株には、どれくらいのリスクとリターンがあるのか知りたい」という方の参考になれば、幸いです。
2021年1月度の主要指数の振り返り
2021.1.4~1.29において、各米国主要指数は、次の通りでした。
参考値として、日本株のTOPIXも記載しています。
指数 | 1月4日 | 1月29日 | リターン |
NYダウ | 30223.89 | 29982.62 | -0.80% |
ナスダック | 12698.45 | 13070.69 | 2.93% |
S&P500 | 3700.65 | 3714.24 | 0.37% |
TOPIX | 1794.59 | 1808.78 | 0.79% |
2021年1月の米国株指数は、過去最高値を更新したのも束の間、月末に大きく下落しました。
ナスダックのみ+2.93%と伸び続けています。
一方、TOPIXも0.79%とあまり伸びませんでした。
2021年1月度のポートフォリオ・リターン・配当実績
私の投資方針は、「高配当・高成長銘柄に分散投資し、配当金を再投資し複利成長させる」です。長期保有を前提としています。
まずは、初期投資1000ドル程度(約10万円)から始めました。
取引は、米国株手数料が無料になる(←「知らなきゃ損だった!米国株の取引手数料を無料にする2つの方法」で解説)マネックス証券をメインにし、一部取扱のない銘柄はSBI証券を使用しています。
記事内で記載したお得なキャンペーンを活用し、6月下旬~7月中旬分の手数料4.16ドルのキャッシュバックを受けました。
1月度のポートフォリオは、1銘柄売却、買い増し
ポートフォリオは、月刊誌「オックスフォードインカムレター(日本語版)」を参考に投資しています。
このレターでは、複利成長インカム・ポートフォリオ銘柄(A)、短期インカム・ポートフォリオ銘柄(B)、高配当重点ポートフォリオ銘柄(C)という3分類が紹介されています。
次のように定義されています。
- (A)10年平均で、配当利回り含め12%複利での成長を期待できる銘柄
- (B)10年以内に、利回り11%を期待できる銘柄
- (C)AやBより高配当な収入を得ることを目的とした銘柄
12月は20銘柄に投資していました。詳細は、「2020年12月度米国株レポート|インカムレター様様な1年でした」でまとめています。
1月は、次のようになりました。
※C-1は自身で選んだ銘柄で、クラフト・ハインツ(KHC)です。
その他は、ネタバレしないように、銘柄名は伏せてセクター分類のみ記載しています。
- E:エネルギー
- F:ファイナンス
- H:ヘルスケア
- I:IT関連
- M:原材料・素材
- S:サービス
- U:公益事業
- Ind:工業
- C:一般消費財
エネルギー3銘柄、ファイナンス4銘柄、ヘルスケア2銘柄、IT関連4銘柄、原材料・素材1銘柄、サービス2銘柄、公益事業2銘柄、一般消費財1銘柄です。
H-3を売却しました。
日本法人が作成した、インカムレターの付録「特別分析レポート」での推奨バイオ銘柄です。
「当初、とりあえず買っておこう」と思い買いましたが、配当利回りが4.4%とやや低めでした。株価が下落しつつあることを不安に思い、1.13にプラスリターンのうちに売却しました。
しかしながら、そこから株価が上昇し始めています。長期保有したいと思える株ではあるので、株価が一定以上下がり、利回りが5.0%を超えたらまた購入します。
次の4銘柄を買い増ししました。
- E-1
- F-6
- I-1
- S-2
E-1は、配当利回りが高い銘柄で、そこまで株価が上昇していないため、100ドル程度買い増ししました。
F-6は、12月に新規購入した銘柄です。1月にも買い増ししました。
I-1は、配当利回りが高いにも関わらず、株価が下落したため、買い増ししました。
S-2は、2020年の「極端な配当」銘柄です。株価が下落したため、買い増ししました。
私は、19銘柄中、複利成長インカム・ポートフォリオ銘柄(A)を10銘柄、高配当重点ポートフォリオ銘柄(C)を3銘柄、その他を6銘柄で構成しています。
2020年決算ベースの配当利回りは、銘柄(A)群が4.0%~8.2%、銘柄(C)群が4.9%~6.0%、その他が1.0%~13.1%です。平均配当利回り6.14%で、多くは5%以上の銘柄がで構成されています。
日本株では、そうそうない利回りです。
1月度の含み損益は+41.41%
1.29時点、買付総額5555.61ドルに対し、評価額7856.20ドルで割合にすると+41.41%でした。
リターン詳細は内訳は、次の通りでした。
銘柄 | 買付総額 (ドル) |
評価額 (ドル) |
リターン |
E-1 | 186.79 | 201.72 | 7.99% |
E-2 | 85.60 | 119.70 | 39.84% |
E-3 | 230.78 | 255.87 | 10.87% |
F-1 | 48.27 | 63.75 | 32.07% |
F-2 | 56.45 | 82.40 | 45.97% |
F-5 | 383.79 | 421.50 | 9.83% |
F-6 | 259.70 | 273.20 | 5.20% |
H-1 | 108.18 | 111.75 | 3.30% |
H-2 | 267.61 | 307.44 | 14.88% |
I-1 | 287.81 | 286.90 | -0.32% |
I-2 | 267.35 | 288.00 | 7.72% |
I-4 | 81.75 | 84.80 | 3.73% |
I-5 | 307.20 | 450.00 | 46.48% |
M-1 | 61.80 | 79.02 | 27.86% |
S-1 | 1888.00 | 3720.00 | 97.03% |
S-2 | 492.35 | 508.00 | 3.18% |
U-1 | 50.50 | 81.50 | 61.39% |
U-2 | 397.60 | 420.12 | 5.66% |
C-1 | 94.08 | 100.53 | 6.86% |
合計 | 5555.61 | 7856.20 | 41.41% |
19銘柄のうち、18銘柄が3.18%~97.03%とプラスリターン、1銘柄が-0.32%とマイナスリターンでした。
S-1が、+97.03%とほぼ2倍の含み益になりました。
S-1は2019年の「極端な配当」銘柄です。インカムレターの付録「極端な配当レポート」で推奨されていた銘柄です。(参考:オックスフォードクラブ「極端な配当」の米国株推奨銘柄に期待)
2020年12月以降注目が集まりつつあり、まだまだ割安なので、2021年は更なる上昇に期待しています。少なくとも5倍に期待!
約20万円程度だけ購入しましたが、「もっと仕込んでおけば…」と後悔しています。
優良な高配当銘柄は、配当という大きな魅力があるので、値下がりしにくいなということを日々実感しています。
2021年は、ぜひ米国株配当投資に挑戦してみてはいかがでしょうか。
月間誌「オックスフォードインカムレター(日本語版)」は、優良な銘柄選びにとても参考になりますよ。
配当の支払いは増え続けています
米国株投資を始めてから、7ヶ月しか経っていませんが、続々と配当が増えてきました。
日本株は権利確定日から、配当支払いまで数ヶ月を要しますが、米国株は1ヶ月以内には支払われます。これ、かなり良いです。
累計配当額は次の通りです。
1月は17.03ドルの支払いがありました。2020年6月からの累計配当額は55.83ドルです。
年月 | 税引前 | 税引後 | 累計 (税引前) |
2020.06 | 0.00 | 0.00 | 0.00 |
2020.07 | 0.36 | 0.28 | 0.36 |
2020.08 | 6.97 | 5.20 | 7.33 |
2020.09 | 2.73 | 1.88 | 10.06 |
2020.10 | 7.81 | 5.72 | 17.87 |
2020.11 | 8.09 | 6.01 | 25.96 |
2020.12 | 7.84 | 5.52 | 33.80 |
2021.01 | 17.03 | 12.33 | 50.83 |
今後の方針
2021年もインカムレター推奨銘柄の買付をベースにしていきます。
現在保有している銘柄で、一時的に下落局面があれば、積極的に買い増しする予定です。
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