こんにちは、永松です。2020.6.22から、配当収入目的で、米国株デビューしました。
初期投資額は10万円程度から始めました。優良な配当株を選別し、20銘柄に投資しています。
8月以降、米国株を始めて2ヶ月目から、配当金の支払いを受け始めました。
米国株は、日本株と違って、年4回配当が一般的であるため、チャンスが多いというメリットを実感しました。
今月も、ポートフォリオ、トータルリターン、配当実績を記録していきます。
「米国株には、どれくらいのリスクとリターンがあるのか知りたい」という方の参考になれば、幸いです。
2020年9月度の主要指数の振り返り
2020.9.1~9.30において、各米国主要指数は、次の通りでした。
参考値として、日本株のTOPIXも記載しています。
指数 | 9月1日 | 9月30日 | リターン |
NYダウ | 28645.66 | 27781.7 | -3.02% |
ナスダック | 11939.67 | 11167.51 | -6.47% |
S&P500 | 3526.65 | 3363 | -4.64% |
TOPIX | 1615.81 | 1625.49 | 0.60% |
2020年9月の米国株指数は、すべてマイナスリターンでした。ナスダック<S&P500<NYダウの順にリターンが高かったです。
一方、TOPIXは9月は+0.60%とプラスリターンでした。
これまで米国株は好調でしたが、9月は全体的にマイナスでした。
2020年9月度のポートフォリオ・リターン・配当実績
私の投資方針は、「高配当・高成長銘柄に分散投資し、配当金を再投資し複利成長させる」です。長期保有を前提としています。
まずは、初期投資1000ドル程度(約10万円)から始めました。
取引は、米国株手数料が無料になる(←「知らなきゃ損だった!米国株の取引手数料を無料にする2つの方法」で解説)マネックス証券をメインにし、一部取扱のない銘柄はSBI証券を使用しています。
記事内で記載したお得なキャンペーンを活用し、6月下旬~7月中旬分の手数料4.16ドルのキャッシュバックを受けました。
9月度のポートフォリオは、8月と同じで買い増し
ポートフォリオは、月刊誌「オックスフォードインカムレター(日本語版)」を参考に投資しています。
このレターでは、複利成長インカム・ポートフォリオ銘柄(A)、短期インカム・ポートフォリオ銘柄(B)、高配当重点ポートフォリオ銘柄(C)という3分類が紹介されています。
次のように定義されています。
- (A)10年平均で、配当利回り含め12%複利での成長を期待できる銘柄
- (B)10年以内に、利回り11%を期待できる銘柄
- (C)AやBより高配当な収入を得ることを目的とした銘柄
8月は20銘柄に投資していました。詳細は、「2020年8月度米国株レポート|続々と四半期配当が支払われ始めました」でまとめています。
9月は次の3銘柄を追加購入しました。
- I-2
- S-1
- S-2
買付額ベースのポートフォリオは、次の通りです。
ネタバレしないように、銘柄名は伏せてセクター分類のみ記載しています。
- E:エネルギー
- F:ファイナンス
- H:ヘルスケア
- I:IT関連
- M:原材料・素材
- S:サービス
- U:公益事業
- Ind:工業
エネルギー3銘柄、ファイナンス4銘柄、ヘルスケア3銘柄、IT関連5銘柄、原材料・素材1銘柄、サービス2銘柄、公益事業1銘柄、工業1銘柄です。
最新号9月号では、いくつかポートフォリオの推奨が変更されていました。
E-2が売却推奨されました。
E-2は、8月号で売却株価が設定されていた銘柄です。9月にそのラインを下回ったため、売却されました。
しかしながら、私は、低単価で購入できたこと、また配当も引き続き支払われていることから、継続保有することにしました。
I-2が売却推奨されました。
I-2は、9月に売却株価ラインを下回ったため、売却されました。
私は、株価が大きく下落したため、追加購入をしていました。含み損はかかえていますが、コロナ禍でも必要な会社であると判断し、継続保有し単価が戻ったら売却する予定です。
S-1及びS-2はインカムレター内で言及されていない銘柄です。9月に株価が大きく下落したため、追加購入しました。
9月号では、新規銘柄として「M:原材料・素材」が推奨されていました。
こちらの銘柄の配当は、年2回が予定されています。次回の配当権利確定日まで、やや期間があるため、株価変動を見ながら、できるだけ安く購入しようと考えています。
私は、20銘柄中、複利成長インカム・ポートフォリオ銘柄(A)を13銘柄、高配当重点ポートフォリオ銘柄を7銘柄で構成しています。
実績ベースにおける配当利回りは、銘柄(A)群が3.0%~13.3%、銘柄(C)群が0.9%~16.6%の銘柄です。平均配当利回り6.71%で、多くは5%以上の銘柄がで構成されています。
日本株では、そうそうない利回りです。
9月度のリターンは+1.12%
10.1時点、買付総額1476.87ドルに対し、評価額1493.35ドルで割合にすると+1.12%でした。
リターン詳細は内訳は、次の通りでした。
銘柄 | 買付総額 | 評価額 | リターン |
E-1 | 30.40 | 29.20 | -3.95% |
E-2 | 85.60 | 79.11 | -7.58% |
E-3 | 89.90 | 72.07 | -19.83% |
F-1 | 48.27 | 46.00 | -4.70% |
F-2 | 56.45 | 66.10 | 17.09% |
F-3 | 43.18 | 42.00 | -2.73% |
F-4 | 37.07 | 38.28 | 3.26% |
H-1 | 40.90 | 38.00 | -7.09% |
H-2 | 99.50 | 88.30 | -11.26% |
H-3 | 75.45 | 63.83 | -15.40% |
I-1 | 59.97 | 57.40 | -4.29% |
I-2 | 105.59 | 85.68 | -18.86% |
I-3 | 45.00 | 39.65 | -11.89% |
I-4 | 41.25 | 41.47 | 0.53% |
I-5 | 307.20 | 369.00 | 20.12% |
M-1 | 41.30 | 42.08 | 1.89% |
S-1 | 73.01 | 78.89 | 8.05% |
S-2 | 56.88 | 54.30 | -4.54% |
U-1 | 50.50 | 59.96 | 18.73% |
Ind-1 | 89.45 | 102.03 | 14.06% |
20銘柄のうち、8銘柄が0.53%~20.12%とプラスリターン、12銘柄が-2.73%~-19.83%とマイナスリターンでした。
9月も、中々厳しい値下がりでした。ただし、分散していることもあって、トータルリターンはプラスです。
I-2は、買い増し後もさらに下落したため、-18.86%と大幅にマイナスリターンでした。将来性のあるIT関連銘柄なので、次回の決算時の回復に期待しています。
H-1~3は、ヘルスケア関連です。現在は、コロナ関連のヘルスケアが注目されがちで、通常のヘルスケア銘柄は、やや下落しています。
11月には米国大統領選もあるので、急激な株価変動が予想されます。一時的な下落方向に動けば、買い増しをしていく予定です。
始めて3ヶ月で、累計配当額10ドルを突破!
米国株投資を始めてから、3ヶ月しか経っていませんが、続々と配当が増えてきました。
日本株は権利確定日から、配当支払いまで数ヶ月を要しますが、米国株は1ヶ月以内には支払われます。これ、かなり良いです。
累計配当額は次の通りです。
9月は2.73ドルの支払いがありました。6月からの累計配当額は10.06ドルです。
今後の方針
まだ20銘柄なので、25銘柄まで拡大すべく、「オックスフォードインカムレター(日本語版)」の次号を待って、良い銘柄があれば新規購入します。
また、9月号推奨のM銘柄も観察し、下落局面で新規購入予定です。
来月もまた米国株レポートをまとめます!
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