こんにちは、永松です。2020.6.22から、配当収入目的で、米国株デビューしました。
初期投資額は10万円程度から始めました。7月は、優良な配当株を選別し、19銘柄に投資していまいした。まだ、ポートフォリオの構築段階です。
8月は、1銘柄を追加し、合計20銘柄でポートフォリオを構築しました。そして、米国株を始めて2ヶ月ですが、配当金が支払いが多くなってきました。
米国株は、日本株と違って、年4回配当が一般的であるため、チャンスが多いというメリットを実感しました。
今月も、ポートフォリオ、トータルリターン、配当実績を記録していきます。
「米国株には、どれくらいのリスクとリターンがあるのか知りたい」という方の参考になれば、幸いです。
2020年8月度の主要指数の振り返り
2020.8.3~8.31において、各米国主要指数は、次の通りでした。
参考値として、日本株のTOPIXも記載しています。
指数 | 8月3日 | 8月31日 | リターン |
NYダウ | 26664.40 | 28430.05 | 6.62% |
ナスダック | 10902.80 | 11775.46 | 8.00% |
S&P500 | 3294.61 | 3500.31 | 6.24% |
TOPIX | 1522.64 | 1615.81 | 6.12% |
2020年8月の米国株指数は、すべてプラスリターンでした。S&P500<NYダウ<ナスダックの順に高かったです。
ナスダックは、7月には+5.81%のリターンでしたが、今月も引き続き+8.00%と成長し続けています。米国株、強い。
一方、TOPIXは7月はマイナスリターンでしたが、今月は+6.12%と高いリターンでした。
2020年8月度のポートフォリオ・リターン・配当実績
私の投資方針は、「高配当・高成長銘柄に分散投資し、配当金を再投資し複利成長させる」です。長期保有を前提としています。
まずは、初期投資1000ドル程度(約10万円)から始めていました。
取引は、米国株手数料が無料になる(←「知らなきゃ損だった!米国株の取引手数料を無料にする2つの方法」で解説)マネックス証券をメインにし、一部取扱のない銘柄はSBI証券を使用しています。
記事内で記載したお得なキャンペーンを活用し、6月下旬~7月中旬分の手数料4.16ドルのキャッシュバックを受けました。
8月度のポートフォリオは、20銘柄に拡大
ポートフォリオは、月刊誌「オックスフォードインカムレター(日本語版)」を参考に投資しています。
このレターでは、複利成長インカム・ポートフォリオ銘柄(A)、短期インカム・ポートフォリオ銘柄(B)、高配当重点ポートフォリオ銘柄(C)という3分類が紹介されています。
次のように定義されています。
- (A)10年平均で、配当利回り含め12%複利での成長を期待できる銘柄
- (B)10年以内に、利回り11%を期待できる銘柄
- (C)AやBより高配当な収入を得ることを目的とした銘柄
7月は19銘柄に投資していました。詳細は、「2020年7月度米国株レポート|バイオ銘柄を購入し、19銘柄のポートフォリオに」でまとめています。
8月は次の1銘柄追加し、合計20銘柄でポートフォリオを構築しました。
- M-1
また、I-1とI-2を追加購入しました。
買付額ベースのポートフォリオは、次の通りです。
ネタバレしないように、銘柄名は伏せてセクター分類のみ記載しています。
- E:エネルギー
- F:ファイナンス
- H:ヘルスケア
- I:IT関連
- M:原材料・素材
- S:サービス
- U:公益事業
- Ind:鉱業
エネルギー3銘柄、ファイナンス4銘柄、ヘルスケア3銘柄、IT関連5銘柄、原材料・素材1銘柄、サービス2銘柄、公益事業1銘柄、工業1銘柄です。
M-1は、最新号8月号(2020.8.28発刊)で、「逆張り配当術銘柄」として紹介されていました。端的に言えば、売り手サイドのアナリストが「買い」と評価していない銘柄です。
私自身でも調査して、今後も配当に期待できそうであったため、新規購入しました。
コロナ禍で各企業の業績悪化や減配、配当の一時停止となる銘柄が多くなっています。その中で、M-1は、過去に一度も減配なく、安定的に支払われていました。
I-1は、8月号でも引き続き、「買い」でした。株価も安定している銘柄で、高利回り株なので、少し買い増ししました。
I-2は、8月号では「買い」から、「据置」に変わっていました。8月中旬に、株価が大きく下落したため、ナンピン買いとして買い増ししました。
8月号では、売却推奨銘柄はなかったため、特に売却した銘柄はありませんでした。
私は、20銘柄中、複利成長インカム・ポートフォリオ銘柄(A)を13銘柄、高配当重点ポートフォリオ銘柄を7銘柄で構成しています。
実績ベースにおける配当利回りは、銘柄(A)群が3.0%~13.3%、銘柄(C)群が0.9%~16.6%の銘柄です。平均配当利回り6.71%で、多くは5%以上の銘柄がで構成されています。
日本株では、そうそうない利回りです。
8月度のリターンは+3.10%
9.1時点、買付総額1402.84ドルに対し、評価額1446.65ドルで割合にすると+3.10%でした。
リターン詳細は内訳は、次の通りでした。
銘柄 | 買付総額 (ドル) |
評価額 (ドル) |
リターン |
E-1 | 30.40 | 31.90 | 4.93% |
E-2 | 85.60 | 82.53 | -3.59% |
E-3 | 89.90 | 84.05 | -6.51% |
F-1 | 48.27 | 50.50 | 4.62% |
F-2 | 56.45 | 63.04 | 11.67% |
F-3 | 43.18 | 44.13 | 2.20% |
F-4 | 37.07 | 39.96 | 7.80% |
H-1 | 40.90 | 39.50 | -3.42% |
H-2 | 99.50 | 96.17 | -3.35% |
H-3 | 75.45 | 66.40 | -11.99% |
I-1 | 59.97 | 59.70 | -0.45% |
I-2 | 74.80 | 63.36 | -15.29% |
I-3 | 45.00 | 42.22 | -6.18% |
I-4 | 41.25 | 43.00 | 4.24% |
I-5 | 307.20 | 351.98 | 14.58% |
M-1 | 41.30 | 41.40 | 0.24% |
S-1 | 46.11 | 43.50 | -5.66% |
S-2 | 40.81 | 40.81 | 0.00% |
U-1 | 50.50 | 60.39 | 19.58% |
Ind-1 | 89.45 | 102.11 | 14.15% |
20銘柄のうち、10銘柄が0.00%~19.58%とプラスリターン、9銘柄が-0.45%~-15.29%とマイナスリターンでした。
8月発表の決算も、7月同様にやや業績が悪いものが多かったため、保有銘柄の半分はマイナスリターンです。ただし、分散していることもあって、トータルリターンはプラスです。
I-2は、買い増し後もさらに下落したため、-15.29%と大幅にマイナスリターンでした。将来性のあるIT関連銘柄なので、次回の決算時の回復に期待しています。
配当収入目的なので、キャピタルゲイン(値上がり益)は期待していません。優良な配当株と判断したものは、下落局面には、また買い増しします。
投資してたった2ヶ月で、続々と配当ゲット!
米国株投資を始めてから、2ヶ月しか経っていませんが、続々と配当が増えてきました。
日本株は権利確定日から、配当支払いまで数ヶ月を要しますが、米国株は1ヶ月以内には支払われます。これ、かなり良いです。
累計配当額は次の通りです。
7月は0.36ドルでしたが、8月は6.972ドルも支払いがありました。6月からの累計配当額は7.332ドルです。
今後の方針
まだ20銘柄なので、25銘柄まで拡大すべく、「オックスフォードインカムレター(日本語版)」の次号を待って、良い銘柄があれば新規購入します。なければ、既存銘柄の下落している銘柄を買い増し予定です。
また、今後、円/ドルの為替変動が大きいことが予想されています。103円台など、急激に円高になれば、いくらかの円資金をドル転しようと考えています。
来月もまた米国株レポートをまとめます!
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