こんにちは、永松です。2020.6.22から、配当収入目的で、米国株デビューしました。
初期投資額は10万円程度から始めました。6月は、優良な配当株を選別し、13銘柄に投資しました。まだ、ポートフォリオの構築段階です。(詳細は、「 2020年6月度米国株レポート|配当収入目的で13銘柄に投資開始 」でまとめています。)
7月は、6銘柄を追加選別し、合計19銘柄でポートフォリオを構築しました。そして、米国株を初めて、たった1ヶ月ですが、配当金が支払われました。
米国株は、日本株と違って、年4回配当が一般的であるため、チャンスが多いメリットを実感しました。
今月も、ポートフォリオ、トータルリターン、配当実績を記録していきます。
「米国株には、どれくらいのリスクとリターンがあるのか知りたい」という方の参考になれば、幸いです。
2020年7月度の主要指数の振り返り
2020.7.1~7.31において、各米国主要指数は、次の通りでした。
参考値として、日本株のTOPIXも記載しています。
指数 | 7月1日 | 7月31日 | リターン |
NYダウ | 25734.97 | 26428.32 | 2.69% |
ナスダック | 10154.63 | 10745.28 | 5.81% |
S&P500 | 3115.86 | 3271.12 | 4.98% |
TOPIX | 1538.61 | 1496.06 | -2.76% |
2020年7月の米国株指数は、すべてプラスリターンでした。NYダウ<S&P500<ナスダックの順に高かったです。
ナスダックは、6月には+5.3%のリターンでしたが、今月も引き続き+5.8%と成長し続けています。米国株、強い。
一方、TOPIXは6月に続きマイナスリターンで、-2.7%でした。
2020年7月度のポートフォリオ・リターン・配当実績
私の投資方針は、「高配当・高成長銘柄に分散投資し、配当金を再投資し複利成長させる」です。長期保有を前提としています。
まずは、初期投資1000ドル程度(約10万円)から始めていました。
7月末に、大幅に円/ドルが円高に変動したため、105円台で追加で5万円をドル転しました。
取引は、米国株手数料が無料になる(←「 知らなきゃ損だった!米国株の取引手数料を無料にする2つの方法 」で解説)マネックス証券をメインにし、一部取扱のない銘柄はSBI証券を使用しています。
記事内で記載したお得なキャンペーンを活用し、6月下旬~7月中旬分の手数料4.16ドルのキャッシュバックを受けました。
7月度のポートフォリオは、19銘柄に拡大
ポートフォリオは、月刊誌「 オックスフォードインカムレター(日本語版) 」を参考に投資しています。
このレターでは、複利成長インカム・ポートフォリオ銘柄(A)、短期インカム・ポートフォリオ銘柄(B)、高配当重点ポートフォリオ銘柄(C)の3分類が紹介されています。
次のように定義されています。
- (A)10年平均で、配当利回り含め12%複利での成長を期待できる銘柄
- (B)10年以内に、利回り11%を期待できる銘柄
- (C)AやBより高配当な収入を得ることを目的とした銘柄
6月は13銘柄に投資していました。
7月は次の6銘柄追加し、合計19銘柄でポートフォリオを構築しました。
- E-3
- F-4
- H-2
- H-3
- I-5
- Ind-1
また、いくつかの銘柄を追加購入しました。
買付額ベースのポートフォリオは、次の通りです。
ネタバレしないように、銘柄名は伏せてセクター分類のみ記載しています。
- E:エネルギー
- F:ファイナンス
- H:ヘルスケア
- I:IT関連
- S:サービス
- U:公益事業
- Ind:鉱業
エネルギー3銘柄、ファイナンス4銘柄、ヘルスケア2銘柄、IT関連5銘柄、サービス2銘柄、公益事業1銘柄、工業1銘柄です。
E-3、H-2、Ind-1は、以前からインカムレターで推奨されていた銘柄で、7月に新規購入しました。
I-5は、最新号7月号(2020.7.25発刊)で、「高成長が期待できるIT関連銘柄」として紹介されていました。私自身でも調査して、それは確からしいことを確認したため、新規購入しました。
H-3は、話題のバイオ関連銘柄で、インカムレター購読特典「 新型コロナ対策銘柄3選 」で紹介された1つの銘柄を組み入れました。
F-4は、3月号(2020.3月末発刊)で売却推奨されていました。高配当重点ポートフォリオ銘柄に分類されています。
この分類の銘柄には、「〇%以上値下がりしたら、損切」というルールが設定されています。
2020.3は、コロナの影響もあり、米国株が大暴落しました。結果として、F-4も大幅に値下がりし、ルール上損切をされたという経緯があることがわかりました。
しかしながら、銘柄を自身で分析すると、売上高、当期利益、配当も良かったので、新規購入しました。
私は、19銘柄中、複利成長インカム・ポートフォリオ銘柄(A)を13銘柄、高配当重点ポートフォリオ銘柄を6銘柄組入れました。
実績ベースにおける配当利回りは、銘柄(A)群が3.0%~13.3%、銘柄(C)群が0.9%~16.6%の銘柄です。平均配当利回り6.81%で、多くは5%以上の銘柄がで構成されています。
日本株では、そうそうない利回りです。
7月度のリターンは+0.30%
7.31時点、買付総額1306.14ドルに対し、評価額1310.12ドルで割合にすると+0.30%でした。
リターン詳細は内訳は、次の通りでした。
銘柄 | 買付額 (ドル) |
評価額 (ドル) |
リターン |
E-1 | 30.40 | 31.70 | 4.28% |
E-2 | 85.60 | 83.97 | -1.90% |
E-3 | 89.90 | 83.90 | -6.67% |
F-1 | 48.27 | 49.25 | 2.03% |
F-2 | 56.45 | 58.60 | 3.81% |
F-3 | 43.18 | 42.39 | -1.83% |
F-4 | 37.07 | 35.92 | -3.10% |
H-1 | 40.90 | 40.80 | -0.24% |
H-2 | 99.50 | 94.91 | -4.61% |
H-3 | 75.45 | 69.50 | -7.89% |
I-1 | 30.14 | 29.58 | -1.86% |
I-2 | 48.96 | 47.32 | -3.35% |
I-3 | 45.00 | 47.05 | 4.56% |
I-4 | 41.25 | 41.93 | 1.65% |
I-5 | 307.20 | 316.51 | 3.03% |
S-1 | 46.11 | 40.60 | -11.95% |
S-2 | 40.81 | 40.88 | 0.17% |
U-1 | 50.50 | 62.11 | 22.99% |
Ind-1 | 89.45 | 93.10 | 4.08% |
合計 | 1306.14 | 1310.02 | 0.30% |
19銘柄のうち、9銘柄が0.17%~22.99%とプラスリターン、10銘柄が-0.24%~-11.95%とマイナスリターンでした。
S-1は、6月が-14.81%でしたが、-11.95%まで回復しました。7月も上下変動が大きかったため、下落局面で少し買い増ししました。
7月末の決算は、やや業績が悪いものが多かったため、保有銘柄の半分はマイナスリターンです。
ただし、分散していることもあって、トータルリターンはプラスです。
配当収入目的なので、キャピタルゲイン(値上がり益)は期待していません。優良な配当株と判断したものは、下落局面には、また買い増しします。
投資してたった1ヶ月で、配当ゲット!
米国株投資を始めてから、1ヶ月しか経っていませんが、配当を得ました!
日本株は権利確定日から、配当支払いまで数ヶ月を要しますが、米国株は1ヶ月以内には支払われます。これ、かなり良いです。
今月から、配当推移も記録していきます。
累計配当額は次の通りです。0.36ドルなので、まだ少ないです。1年でどれくらい得られるのか、ワクワクしています。
今後の方針
まだ19銘柄なので、25銘柄まで拡大すべく、「 オックスフォードインカムレター(日本語版) 」の次号を待って、良い銘柄があれば新規購入します。なければ、既存銘柄の下落している銘柄を買い増し予定です。
また、今後、円/ドルの為替変動が大きいことが予想されています。103円台など、急激に円高になれば、いくらかの円資金をドル転しようと考えています。
来月もまた米国株レポートをまとめます!
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