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上場(IPO)前に、未上場株式を購入できるおすすめの4つの方法

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎(@nisaschool

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IPOとは新規株式公開のことで、一般的に「株式を上場する」と言えばイメージがつくでしょう。

IPOに参加するには、証券会社において、事前に株式の抽選に申込み、当選すれば購入することができます。初値が公募価格の10倍以上になることもあり、その魅力から始める人が多いです。

しかしながら、IPOには中々当選できません。

 

そこで、昨今注目されつつあるのが、未上場株式への投資です。

これまで、未上場企業の株式を取得するには、よっぽどのコネクションがないとできませんでした。

しかし、「株式投資型クラウドファンディング」が登場したことで、資金出資の対価として、未上場企業の株式を取得できるようになりました。これにより、私たちのような一般投資家でもIPO前に株主になれます。

 

多くはありませんが、株式投資型クラウドファンディングサービスがあります。

「IPO前に未上場株式を購入して、売却益を狙いたい」と思うなら、各サービスを検討しておいて損はありません。

 

あなたがスムーズに比較検討できるように、株式投資型クラウドファンディングのメリットとデメリット、各サービスのポイントをまとめています。

 

本ページでは、以下4サービスをピックアップしています。[2021.5.9時点]

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

 

株式投資型クラウドファンディングのメリットとデメリット

まず、メリットとデメリット(リスク)を十分に理解しておきましょう。

メリットは、以下3点です。

  • 比較的、確実に未上場株式を取得できる
  • IPOやM&A(事業売却)時に、大きな売却益に期待できる
  • 未上場企業の株主優待を受けられる

 

IPOの募集は抽選であり、参加者も多いので当たる確率は非常に低いです。

一方、株式投資型クラウドファンディングの募集は、先着順です。募集開始直後に申込めば、たいていの場合は未上場株式を購入可能です。

VC(ベンチャーキャピタル)と同時期、又はそれよりも早く投資することで、IPOやM&A時の大きな売却益に期待できます。

また、一部の企業では、通常の株式投資と同様に株主優待を受けられます。未上場企業の株主優待狙いも有りでしょう。

 

一方、デメリットは、以下2点です。

  • 売却(譲渡)したい時に、売却できない
  • 100%IPO又はM&Aできるとは限らない

 

通常の株式投資では、市場の取引時間内であれば自由に売却できます。

しかし、未上場株式は市場がありませんので、たとえ企業に問題があり手放したいと思っても、売却に制限があります。

基本的には、株式投資型クラウドファンディングの募集企業は、イグジットを目指していますが、100%IPOやM&Aできるとは限りません。

また、たとえ、IPOやM&Aをしても、購入単価より安く価格が決定すれば、損失を被る可能性には留意しておきましょう。

未上場株式は、これらのリスクを許容できる方が利用しましょう。

 

各サービスのポイント

各サービスについて、スムーズに比較できるようにポイントをまとめています。

見ておくべきポイントは、以下6点です。

  1. 種別(普通株式 or 新株予約権)
  2. 募集企業の分野
  3. エンジェル税制
  4. 株主優待
  5. 取扱実績
  6. IPO実績

 

多くは普通株式ですが、一部、新株予約権の購入もあります。

新株予約権とは、発行会社に対して行使することにより当該発行会社の株式の交付を受けることができる権利です。

一般に、あらかじめ決められた期間内にその権利を行使することにより、その会社の株式を一定の価額で取得することができます。

株式取得後に、企業がIPOやM&Aすることで売却益を得るというイグジットまで2段階かかります。

 

各サービスで、募集企業の分野が異なります。あなたが興味のある分野の募集があるか確認しましょう。

 

エンジェル税制は、ベンチャー企業に投資を行なった個人投資家に対して税制上の優遇措置を行う制度です。

エンジェル税制対象企業に投資した時には投資した金額に応じて所得税の優遇制度が受けられます。

 

取扱実績やIPO実績を確認しましょう。

ただし、始まったばかりのサービスも多いため参考程度で良いです。

 

イークラウド

運営会社は、イークラウド株式会社です。サービスは、2020年6月にスタートしました。

IPOやM&Aは、業務連携している大和証券グループがを担当しています。

ポイントは、以下の通りです。[2021.5.9時点]

  1. 種別:普通株式
  2. 募集企業の分野:地方創生、コマース・D2C、ゲーム
  3. エンジェル税制:有 or 無
  4. 株主優待:有 or 無
  5. 取扱実績:4件
  6. IPO実績:0件

 

取扱実績はまだ少ないものの、成長性が高そうな企業がある印象です。

各社の経営者トークライブがあり、事業概要、質疑応答など細かく確認でき投資の参考になります。

詳しく知りたい方は、公式ページ「イークラウド」をまずはご確認ください。

 

CAMPFIRE Angels

運営会社は、株式会社CAMPFIRE Startupsです。CAMPFIREグループの一員です。サービスは、2020年8月にスタートしました。

ポイントは、以下の通りです。[2021.5.9時点]

  1. 種別:普通株式
  2. 募集企業の分野:テクノロジー、セキュリティ、フィンテック、AR、アパレル、D2C、
  3. エンジェル税制:有
  4. 株主優待:無
  5. 取扱実績:5件
  6. IPO実績:0件

 

取扱実績はまだ少ないものの、表彰やメディア掲載等の実績がある企業が多い印象です。

現時点では、株主優待は無い企業の取扱のみでした。

詳しく知りたい方は、公式ページ「CAMPFIRE Angels」をまずはご確認ください。

 

ファンディーノ

運営会社は、株式会社日本クラウドキャピタルです。2016年10月にスタートしました。

ポイントは、以下の通りです。[2021.5.9時点]

  1. 種別:普通株式、新株予約権
  2. 募集企業の分野:テクノロジー、IT、マーケティング、AI、フィンテック、ヘルステック、芸術、IoT、医療、シェアリングエコノミー、ファッション、企画販売、教育、水産、育児、音楽、農業、海洋ビジネス、スポーツ、介護、ロボット、プラットフォーム、サブスクリプション、コスプレ、ブロックチェーン、宇宙
  3. エンジェル税制:有 or 無
  4. 株主優待:有 or 無
  5. 取扱実績:161件
  6. IPO実績:1件

 

取扱実績は国内No.1です。普通株式の他、新株予約権も購入可能です。

募集分野はかなり幅広いです。

2021.3.30に、琉球アスティ―ダクラブが東京証券取引所 TOKYO PRO Marketに上場しました。[参考:ファンディーノ案件"琉球アスティーダスポーツクラブ"が新規上場

2016年からスタートしているため、徐々にIPO実績も増えてくるかもしれません。

詳しく知りたい方は、公式ページ「ファンディーノ」をまずはご確認ください。

 

ユニコーン

運営会社は、株式会社ユニコーンです。サービスは、2019年12月にスタートしました。

ポイントは、以下の通りです。[2021.5.9時点]

  1. 種別:普通株式
  2. 募集企業の分野:DX、AI、EC、テクノロジー、IoT、医療、クラウド、インバウンド、フード
  3. エンジェル税制:有 or 無
  4. 株主優待:有
  5. 取扱実績:24件
  6. IPO実績:0件

 

取扱実績は徐々に増えてきています。募集企業の分野も幅広いです。

ユニコーンでは、「募集企業は、株主優待は必ずつける」という条件のもの募集されているため、何かしらの株主優待が受けられます。

IPOも2023年頃を目標に行っている企業もあるので、数年後には実績が出てくると思われます。

詳しく知りたい方は、公式ページ「ユニコーン」をまずはご確認ください。

 

まとめ

以下、4サービスを紹介しました。

あなたに合った株式投資型クラウドファンディングを選んでみましょう。

どれか一つのサービスに絞っても良いですし、複数のサービスを利用しても良いでしょう。 

ぜひ、少額から未上場株式への投資を賢く始めて、将来の大きなリターンを得ていきましょう。