こんにちは。ディビイという会社をご存知でしょうか。
ディビイは、自然言語処理をベースとし、データベース操作環境ソフトウェア、データベース操作環境クラウドサービス、データベース及びデータ操作関連システムの構築を提供する会社です。
自然言語処理とは、⼈間の⾔語をコンピュータに理解させるために必要なAIのコア技術
です。そのコア技術(「rodanius」と命名)を、ディビイは独⾃開発しています。
すでに、製薬業界に特化した申請文書突合システム「rodanius for Pharma」、資料検索エンジン「rodanius for Knowledge」、社内規定・マニュアル管理システム「AIモコ」などが提供されています。
この「ディビイ」が、2020.10.9~10.14の期間で、株主になりたい方を募集します。
ディビイは未上場企業で、2023~2025年までに株式上場を目指しています。
「株式上場前に株主になって、利益を得たい」、「ディビイを応援しつつ、株主優待が欲しい」という方のため、ディビイのビジネスモデルと売上予測、株主になる方法を解説します。
非上場株式は、通常の株式投資とは異なり、流動性が非常に低い取引です。十分に学習し、慎重に取引しましょう。
投資前に知っておきたいディビイのビジネスモデルと、売上予測
国内企業では、まだまだデジタル化が進んでいない!
昨今、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」というキーワードが注目を集めています。
DXとは、2018年に経済産業省から「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン」によると、次のように定義され、データの利活用を推進しています。
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。
データの利活用には、AI技術が多くの部分で使われています。
コロナによるリモートワークが増えたことで、益々データの利活用に積極投資する企業が増えてくると考えられています。
データの利活用について、ガードナー社が、「ガートナー、企業におけるデータ活用に関する調査結果を発表」で、686社の企業に調査しています。
この調査によれば、「全社的に利活用している」、「一部の事業・組織で利活用している」が56%に対し、「経営層から要望があるが、利活用できていない」、「現場から要望があるが、利活用できていない」、「利活用しておらず、要望もない」が44%と二極化していることが報告されています。
データの利活用について、大きな障壁となっているのがIT人材の不足です。
経済産業省「IT人材需給に関する調査(概要)」によれば、2020年時点は30万人不足する見込みに対し、2030年にはその1.5倍の45万人と大幅に不足すると予測されています。
「データを利活用したい」と思っても、それを実現できる人材が企業にいないとできませんからね。
今後も人材は不足し続けると予想されるため、DX推進には一歩進んだ視点が必要になってきます。
ディビイでは、「スキルがなくてもユーザーが使える」、「ITスキルのいらないデータ活用環境」が必要と考え、ソフトウェアの明快さ、簡便さを追求してソリューション提供しています。
4つの革新的なDXソリューションを提供
ディビイでは、次の4つのソリューションを提供しています。
- 文書突合ソリューション
- ナレッジマネジメント・ソリューション
- データインテグレ―ション・プラットフォーム
- マーケット解析ソリューション
[出典:ユニコーン「株式会社ディビイ」紹介ページより]
一つずつ簡潔に紹介します。
文書突合ソリューション「rodanius for Pharma / for Fintech」は、文書間の高度な正誤判定を行うAIソリューションです。
文書間の齟齬の特定や、記載ミスの探索に最適とされています。
製薬や金融など膨大な公的申請が必要となる業界にサービスを提供しています。
ナレッジマネジメント・ソリューション「rodanius for Knowledge / AIモコ」は、次世代型情報検索ソリューションです。
従来のキーワード検索や全文検索システムでは不可能であった、自然文による質問の意図に最も近い情報をピンポイントで探索できます。検索対象の言葉が含まれていなくても、文脈からデータを検索できます。
コールセンターや不動産の管理業務など、情報検索が多い業界に最適なサービスです。
データインテグレ―ション・プラットフォーム「PreRobo + Predictor」は、誰でも簡単にデータ運用や高度なデータシミュレーションなど解析を行えるソフトウェアです。
データ統合やシステム連携を必要とするデータ環境の構築を、事務スタッフだけで短期間で行うことができます。
マーケット解析ソリューション「rodanius for SNS / for review」は、SNSの解析経験から生み出された、新しい広告効果最大化ソリューションです。
自然言語解析エンジンを活用し、SNS上での書き込みを分析し、様々な外部データと照合し、売上やコンバージョンの相関を解析することで、広告の施策の効果を最大化することができます。
広告代理店や、SNS・コミュニティマーケティングサービスベンダーからのニーズが想定されています。
5年後には約20倍の売上を予測
ディビイには、次の2つの強み(競合優位性)があります。
- すでに大手企業が導入予定
- アルゴリズム及びシステムについての特許を取得
文書突合ソリューション「rodanius for Pharma」は、ほぼすべての大手製薬企業へのヒアリング済みで、今後多くの導入が見込まれています。
同じく「rodanius for Fintech」も多くの金融機関から引き合いがあるとのことです。
ナレッジマネジメント・ソリューション「rodanius for Knowledge」は、大手ビル管理企業への導入済みで運用されています。
他にもコールセンターや大手スーパーチェーンからの引き合いがあるとのことです。
データインテグレーション・プラットフォーム「PreRobo」に実装されているアルゴリズムについて、特許(第6244521号)を取得済みです。
特許の詳細は、特許情報プラットフォーム(メンテナンス情報 (Maintenance information) | J-PlatPat/AIPN)で確認できます。
また、データに合わせて自動でAIモデルを生成・チューニングする画期的なテクノロジーである「rodanius framework」についても、特許取得に向け準備を進めているとのことです。
これらにより競合他社に追従されないようしています。
これから5年間の売上高は、次のように予測されています。
2021.3期~2023.3期は、rodaniusの拡販、PreRoboパッケージ化が進められていきます。まずは、製薬業界と金融業界がターゲットとされています。
2022.3期からは代理店網や社内の営業体制を強化し、市場での認知向上のためのプロモーションが強化されます。
ターゲットの幅を、自動車や航空機などの製造業にもrodaniusを広げていかれます。
計画通り進んだとすると、2021.3期の0.6億円の売上高から、2025.3期の12.1億円と約20倍が予想されています。
IPO申請は、2023.3期~2025.3期を目標とされています。
ディビイの株主になる方法
株式投資型クラウドファンディングを利用
クラウドファンディングは、個人や企業が資金を集める手段の一つです。寄付型、購入型、投資型があります。
これまで、未上場企業の株式を取得するには、よっぽどのコネクションがないとできませんでした。
しかし、「株式投資型クラウドファンディング」が登場したことで、資金出資の対価として、未上場企業の株式を取得できるようになりました。これにより、私たちのような一般投資家でも株主になれます。
ディビイの株主になるには、株式投資型クラウドファンディングサービスを提供する「ユニコーン」を利用する必要があります。
ユニコーンは、上場企業の株式会社ZUUのグループ会社です。 ディビイは9社目の取扱案件です。
詳しくは後述しますが、10.9~募集がスタートするので、その前に会員登録を済ませておきましょう。
会員登録の他、口座開設費用、口座管理手数料、株式取引手数料が無料です。唯一、口座への振込手数料がかかります。各銀行で他行振込手数料が無料のものがあるので、そちらを利用しましょう。
ディビイの株主募集要項は?
募集要項の概要は、次の通りです。
- 目標募集額:3000万円/600株
- 上限募集額:8000万円/1600株
- 募集価格:1株5万円
- 最低申込株数:2株
- 上限申込株数:5株
- 募集期間:2020.10.9 18:00 ~ 10.14 23:59
最低2株からなので、10万円から投資できます。一人最大5株50万円が上限となっています。
募集期間の最初でも、上限に達してしまうと募集終了になるので注意しておきましょう。
本案件は、終了しました。
最終的に、目標3000万円に対し、266%の8000万円の出資がありました。
ディビイの株主になると、こんな株主優待がもらえる!
ユニコーンの株式投資型クラウドファンディングでは、必ず、株主優待がついてきます。
ディビイの株主優待は、次の通りです。
- 対象条件:毎年3月末日現在の株主であること
- 優待内容:株数に関わらず、Amazonギフト券1000円分をプレゼント
- 優待時期:毎年6月以降
ギフト券がもらえます。
まとめ
AIコア技術を独自開発する株式会社ディビイが、10/9~10/14に新規株主を募集します。
2023~2025年までにIPO(株式上場)を目指しています。ディビイを支援したい、株式上場のリターンを狙いたいという方は、ぜひ、この機会に投資を検討しましょう。
投資する手順は、「1.ユニコーンの会員になる」、「2.期間内に投資申込する」だけです。
その他、ユニコーンに関するトピックは、「IPO前に、非上場株式を購入できるイチオシの4つの方法」でまとめていますので、ご覧ください。
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