ご存知のように、tsumiki(つみき)証券は、エポスカードで投資信託が購入できて、つみたて投資できる証券会社です。
2018年からスタートし、取扱商品は運用者の顔が見えて信頼できる投資信託4本だけ、厳選していることでも有名です。
2020年12月上旬から、エポスポイントを使ったポイント投資ができるようになります。
ユーザー要望も大きかったようです。
エポスポイントをポイント投資に利用するか否か迷っている方のため、メリットとデメリットを考察します。
つみき証券のポイント投資とは?
つみき証券では、丸井グループのクレジットカード「エポスカード」を利用して投資信託を購入できます。エポスカードで貯まるポイントがエポスポイントです。
エポスポイントは、通常のお買い物の他、つみき証券での投資信託購入などで貯まります。
このエポスポイントを使って、つみき証券の投資信託を購入できます。
次の3つのことを知っておきましょう。
- 100ptから100pt単位で利用でき、利用上限はなし
- 投資タイミングは、好きなタイミング
- 積立NISAでは利用できない
100pt~利用できます。「そんなに貯まる?」と思うかもしれません。
例えば、つみき証券の積立できる最大年60万円(1ヶ月5万円)投資で利用したとしましょう。初年度であれば、60万円×0.1%=600ptが貯まります。
次年度以降、0.1%ずつ上がっていき、最大で0.5%まで上がります。このとき、60万円×0.5%=3000ptも毎年貯まるんです。
また、年50万円以上エポスカードを利用する場合、エポスゴールドカードに招待される場合があります。
その際には、年50万円以上の利用で2500pt、年100万円以上の利用で10,000ptのボーナスがもらえます。
その他、エポスNet「たまるマーケット」経由でお買い物をすると、2~30倍のポイントが付与されます。
以上のように、上手く活用すれば、結構貯まります。
2021年3月までは、マイナポイントももらえます。詳しくは、「つみき証券で投資信託を購入してマイナポイントを5000ptもらう方法」をご覧ください。
通常、つみき証券で投資信託を購入する場合は、購入日を選ぶことができません。一方、このポイント投資では好きな時に購入できます。
1点残念な点としては、積立NISA口座での利用ができないことは覚えておきましょう。
つみき証券のポイント投資のメリット・デメリット
エポスポイントは、ポイント投資での利用以外にも、商品券、Amazonギフト券、他社ポイント、グッズ交換など様々利用できます。
この時悩むのが、エポスポイントをポイント投資に使うべきか、他のことに使うべきかでしょう。
ポイント投資に使う場合のメリット・デメリットについて考えてみましょう。
ポイント投資に使うメリットは、次の3点です。
- 現金を使わず投資できる
- ポイントを増やせる
- ポイントを現金に交換できる
現金を使わずに投資ができます。投資には興味があるけど、今ちょっと現金がない、という方が試しに投資してみるのに最適です。
ポイントで購入した投資信託が値上がりした場合、実質ポイントを増やせたことになります。
例えば、1年前に1000pt分をひふみプラスに投資していた場合、10月末時点で1152ptまで+15.2%も増えています。
ポイントで購入した投資信託を解約した場合、現金であなたの口座に返ってきます。
つまり、ポイントを現金と交換できるということです。
ひふみプラスとコモンズ30は解約時手数料はかかりませんが、セゾン投信は解約額の0.1%分手数料がかかる点には留意しておきましょう。
一方、ポイント投資に使うデメリットは、ポイントが減る可能性があるということです。
投資はプラスだけでなく、マイナスリターンになることもあります。
例えば、リーマンショック級の株価下落があったときには、-40%くらいの下落がありました。1000pt投資していたとしたら、600ptまで下がるということです。
この時点で解約すれば、400pt分の損を確定することになりますが、そのまま持ち続けていれば、元の水準まで戻ることが多いです。
ポイントを他の買い物で使えば、損をすることは100%ありません。投資で使って、かつマイナスの時に解約してしまう場合のみ、あなたは損をすることになります。
ぜひ、一度、あなたにとってポイント投資のメリットを受けたいのか、デメリットを受けたくないのか考えてみることをおすすめします。
まとめ
つみき証券では、2020年12月上旬からエポスポイントを使って、ポイント投資することができます。
100ptから100pt単位で上限なく利用可能です。
すでにつみき証券の口座をお持ちの方は、利用開始日を心待ちにしましょう。
もし、まだ口座をお持ちでない方は、次の手順で準備しておきましょう。
- エポスカード(年会費無料)を申し込む
- つみき証券口座を申し込む
- 貯めたポイントで、ポイント投資する
エポスポイントをポイント投資で利用するか否かの参考になれば幸いです。