【tsumiki証券】取扱商品(投資信託)を徹底比較!運用方針と体制・信託報酬・リターン・純資産をチェック!



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こんにちは。tsumiki証券をご存知でしょうか。tsumiki証券は、2018年に新設された証券会社です。

tsumiki証券では、以下4つの商品を購入することができます。[2019.9.29時点]

  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド[バランス]
  • セゾン・資産形成の達人ファンド[達人]
  • コモンズ30ファンド[コモンズ]
  • ひふみプラス[ひふみ]

以下、[ ]内を略称として使用します。

投資信託は6000本あると言われています。多すぎですよね。tsumiki証券では、その中から長期投資に適したファンドを4本に絞り込んでくれています。

「それでも選べないよ」という方のために、4つの投資信託について徹底比較します。ここでは、数値で比較できる「定量評価」を中心に解説します。

もう一つの「定性評価」については、下記の記事を参考にしてください。

>>tsumiki証券(つみき証券)におけるオススメの商品の選び方!ポイントは定性評価にあり!

 

 

投資信託を比較する際のポイント

投資信託を比較する際のポイントは、次の4点です。

  1. 運用方針と体制
  2. 信託報酬
  3. リターン
  4. 純資産

 

運用方針は、「どの国に、どの株(もしくは債券)を、どれくらいの割合で、どんな思想で」ということです。

運用体制とは、そのファンドを何人で運営しているかということです。tsumiki証券で購入できる投資信託は、セゾン投信、コモンズ投信、ひふみ投信で、すべて独立系投信会社で運用されている商品です。これらの会社は、大手の証券会社と比較すると、ファンドマネージャーや従業員の数が少ないです。

もし、優秀なファンドマネジャーが抜けてしまうと、期待するリターンが得られないこともあります。他のブログではここまで解説されていませんが、この点は重要なので入れています。

 

信託報酬とは、ファンドを運用している間に投信会社(や販売会社)に支払う料金です。保有金額×1%/年などとファンドごとに決まっています。

 

リターンは、ファンドの損益のことです。+3%/年とか-3%/年とかで表示されます。

 

純資産は、そのファンドがもっているすべての資産額です。この金額が、なぜ重要かというと、つまるところ、会社の売上になるからです。例えば、1000億円の資金のファンドで、1%の信託報酬の場合、1年で投信会社(や販売会社)に入る金額は、10億円になります。

この10億円は売上に相当するもので、経費や社員のお給料になるわけです。何本も投資信託を運用している会社で累計で金額が大きければ、ビジネスはやっていけます。

しかし、tsumiki証券で購入できる投資信託の会社は、2本程度しか商品がありません。なので、あまりにこの純資産が小さすぎると、ビジネスと成立できずに最悪のケース払い戻しを受ける可能性があります。

ですので、この点もチェックしておきましょう。

 

 

運用方針と体制の比較 

セゾン投信

バランスの運用方針は、次の通りです。

主に、米国バンガード社が設定した国内外の株式市場及び債券市場を投資対象としたインデックス型の外国投資証券へ投資する。各々の市場の投資比率については、各地域の市場時価総額を勘案して適宜見直す。株式と債券の基本資産配分比率は、原則として50%ずつとする。外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行わない。

出典:目論見書

簡単にいうと、投資先は全世界分散で、株式と債券を50%ずつのファンドです。

 

一方、達人の運用方針は、次の通りです。 

投資対象ファンドを通じて主として世界の株式に幅広く分散投資する。それぞれの地域に強みを持ち、安全性や長期的な収益力を基準に選別投資を行なうファンドへ投資する。短期的な市場の動向ではなく、長期的な資産形成に適したファンドを目指す。原則として為替ヘッジを行わない。

出典:目論見書

簡単にいうと、投資先は全世界分散で、株式100%のファンドです。

セゾンの特徴として、株式に直接投資するのではなく、株式に投資しているファンドを購入する「ファンドオブファンズ」という方式を取っています。

 

運用体制は、2名です。社長の中野晴啓氏、運用部長の瀬下哲雄氏です。株式や債券に直接投資する場合は、調査・分析・トレードと非常に多くの時間とコストがかかります。セゾン投信の場合は、ファンズオブファンズという方式をとっているため、良いファンドを探し、組み合わせ(ポートフォリオ)を考えるため、2名でも十分にやっていけてると判断しています。

 

コモンズ投信

コモンズの運用方針は、次の通りです。

主として、「コモンズ30マザーファンド」への投資を通じて、国内外の金融商品取引所に上場されている株式に実質的に投資する。マザーファンドは、ベンチマークは設けず30銘柄程度に厳選投資を行い、原則として短期的な売買は行わず長期保有することを基本とする。 

出典:目論見書

簡単に言うと、投資先は全世界で、株式100%のファンドです。また、30銘柄に絞って厳選投資しています2019年3月時点では、投資先は国内株式で占められています。 

 

運用体制は、5名です。会長の渋澤健 氏、社長の伊井哲朗 氏、シニア・アナリストの末山仁 氏・ 上野武昭 氏、アナリストの原嶋亮介 氏。その他にトレーディング部の社員もいます。十分に投資先を30社に絞り込むには、これくらいの人員は必要でしょう。

 

ひふみ投信

ひふみの運用方針は、次の通りです。

「ひふみ投信マザーファンド」を通じて、国内外の上場株式に投資する。経済循環や経済構造の変化、経済の発展段階等を総合的に勘案し、適切な株式市場を選び、定性・定量の両面から調査・分析を行い、長期的に選別投資を行う。株式の組入比率を柔軟に変化させ運用を行う。

出典:目論見書

簡単に言うと、投資先は全世界で、株式100%のファンドです。2019年3月時点では、約90%が国内株式、約10%が海外株式です。

コモンズとの違いは、投資先を分散している点です。コモンズの30銘柄に対して、237銘柄に投資しています。

 

運用体制は、10名です。社長の藤野英人 氏をはじめとして、運用部長やシニア・アナリスト、アナリストが多数在籍しています。

人数だけいうと、セゾンやコモンズよりもだいぶ多いです。200銘柄以上の投資先、また海外株にも投資先があるため、調査や分析やトレーディングといった人員が必要になってきます。それを10名で支えているかと思います。

 

 

信託報酬の比較 

信託報酬について、まず言っておきます。比較する必要がありません!

tsumiki証券で購入できるファンドは、金融庁の分類でいうとアクティブ運用(アクティブファンド)にあたります。

よく、「セゾンやひふみやコモンズは、信託報酬が高すぎ」と言われたりしますが、それはあくまでインデックスファンドと比較してです。

インデックスファンドは、ベンチマークに対して追従するように運用することを目的としています。一方、アクティブファンドは、ベンチマークがないものも多く、インデックスファンドとは土俵が違います。なので、比べても仕方ありません。

インデックスファンド同士の比較は、必要ですよ。

 

アクティブファンド同士の比較も、正直あまり意味がありません。なぜなら、それぞれ運用方針が違うからです。

もし比べるとしたら、全く運用方針が同じ、もしくは近いファンドなら、検討の余地があります。

各社の信託報酬を挙げておきます。

  • バランス:0.60%(ファンドの組入れ割合により、変動あり)
  • 達人:1.35%(ファンドの組入れ割合により、変動あり)
  • コモンズ:1.06%
  • ひふみ:1.06%(純資産が大きいため、実質0.86%くらい)

私の感覚で言うと、ものすごく妥当な報酬だと思います。なので、この点は気にしなく良いです。

 

リターンの比較

リターンは、あくまで結果論です。しかし、参考指標にはなりえます。1ヶ月とか3ヶ月とかでは比較はあまりお勧めしません。

できるだけ、1年、3年、5年と長期的なパフォーマンスを比較すると良いです。大不況でもないのに、「3年間ずっとマイナス」のファンドだったら、買いません。

まずは、1年で比較しましょう。

  • バランス:1.46%
  • 達人:0.84%
  • コモンズ:-10.28%
  • ひふみ:-11.25%

バランスが最もリターンが大きかったです。2018年は全世界的に株式が低迷していました。バランスは、債券などにも分散していたため、プラスリターンを維持できたと㎏萎えられます。

続いて、達人です。2018年は国内株式が大幅に下落したため、国内株式中心のコモンズやひふみは下落しました。達人は、国内比率がそこまで大きくなかったため、かろうじてプラスです。

 

続いて、3年と5年の年平均リターンを比較しましょう。

  • バランス:5.67%/4.90%
  • 達人:12.99%/9.88%
  • コモンズ:10.67%/8.70%
  • ひふみ:14.20%/13.31%

全てのファンドで素晴らしいリターンがありました。投資信託の場合、年4~5%もリターンがあれば、万々歳です。最も大きかったのは、ひふみです。3年で年14.2%って化物ですよ。

あくまで結果論ですが、現状のところこれら4つのファンドに投資しても問題ないと判断しています。

 

純資産を比較

各社の純資産は次の通りです。

  • バランス:1785.66億円
  • 達人:746.41億円
  • コモンズ:156.42億円
  • ひふみ:6155.25億円(※ひふみプラスのみのもの)

すべてのファンドで問題ないレベルの純資産を保有しています。早々にはつぶれたりはしないはずです。特に、ひふみは全国各地の銀行さんと提携しているため、6000億以上のかなり大きなファンドになっています。

 

以上が、tsumiki証券で購入できる4つの商品の比較です。結論としては、どれを買ってもひとまずは問題ないです。今後、注意しておくとしたら運用体制の変化だけです。

ぜひ、tsumiki証券での投資を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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