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つみき証券の商品はどれを選んだら良い?おすすめの選び方を紹介

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ご存知のように、tsumiki(つみき)証券は、エポスカードで投資信託が購入できて、つみたて投資できる証券会社です。

2018年からスタートし、取扱商品は顔が見えて信頼できる投資信託4本だけ、厳選していることでも有名です。

つみき証券では、以下4つの商品を購入できます。[2020.4.4時点]

  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド[セゾンバランス]
  • セゾン・資産形成の達人ファンド[セゾン達人]
  • コモンズ30ファンド[コモンズ]
  • ひふみプラス[ひふみ]

以下、[ ]内を略称として使用します。

「4本に絞り込んでくれているけど、それでも選べないよ」、「何を基準に選んだらよいの?」と思っていませんか。

そんなあなたのため、4本の投資信託を比較するためのおすすめの方法を紹介します。

あなたが希望する投資信託を見極める参考になれば、幸いです。

 

 

投資信託を比較するためのポイント

投資信託の比較する方法は、大きく分けて「定量評価」と「定性評価」があります。

定量評価は数値化される指標、定性評価は数値化されない指標に基づく評価です。

定量評価では、次の4点を比較しましょう。

  1. 運用方針と体制
  2. 信託報酬
  3. リターン
  4. 純資産

運用方針は、「どの国に、どの株(もしくは債券)を、どれくらいの割合で、どんな思想で」ということです。

運用体制とは、そのファンドを何人で運営しているかということです。

つみき証券で購入できる投資信託の運用会社は、独立系投信会社と呼ばれ、大手の証券会社と比較すると、ファンドマネージャーや従業員の数が少ないです。

もし、優秀なファンドマネジャーが抜けてしまうと、期待するリターンが得られないこともあります。 

 

信託報酬とは、ファンドを運用中かかる費用です。

保有金額×1%/年などとファンドごとに決まっています。

 

リターンは、ファンドの損益のことです。

+3%/年とか-3%/年で表示されます。

 

純資産は、そのファンドがもっているすべての資産額です。

この金額が、なぜ重要かというと、会社の売上になるからです。

例えば、1000億円の資金のファンドで、1%の信託報酬の場合、1年で投信会社(販売会社も含む)に入る金額は、10億円です。

この10億円は売上に相当し、経費や社員のお給料になるわけです。何本も投資信託を運用している会社で累計で金額が大きければ、ビジネスはやっていけます。

しかし、つみき証券で購入できる投信会社は、2本程度しか商品がありません。

そのため、この純資産が小さすぎると、ビジネスと成立できずに最悪のケース払い戻しを受ける可能性があるので確認しましょう。

 

定性評価は、「この投信は自分に合いそうだ」、「信頼できそうだ」といった各々の感覚に基づくものです。

正解はありません。以下、2つの方法を後述します。

  1. tsumikiしんだん
  2. 私のおすすめ定性評価

 

 

定量評価で比較しよう!

先の4点で、4本のファンドを比較してみましょう。[2020.4.5時点]

運用方針と運用体制の比較

運用方針は目論見書、運用体制はホームページから確認できます。

セゾン投信

セゾンバランスの運用方針は、次の通りです。

主に、米国バンガード社が設定した国内外の株式市場及び債券市場を投資対象としたインデックス型の外国投資証券へ投資する。各々の市場の投資比率については、各地域の市場時価総額を勘案して適宜見直す。株式と債券の基本資産配分比率は、原則として50%ずつとする。外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行わない。

簡単にいうと、投資先は全世界分散で、株式と債券を50%ずつのファンドです。

 

一方、セゾン達人の運用方針は、次の通りです。 

投資対象ファンドを通じて主として世界の株式に幅広く分散投資する。それぞれの地域に強みを持ち、安全性や長期的な収益力を基準に選別投資を行なうファンドへ投資する。短期的な市場の動向ではなく、長期的な資産形成に適したファンドを目指す。原則として為替ヘッジを行わない。

簡単にいうと、投資先は全世界分散で、株式100%のファンドです。

 

運用体制は、2名です。

社長の中野晴啓氏、運用部長の瀬下哲雄氏です。

セゾン投信では、株式に直接投資するのではなく、株式に投資しているファンドを購入する「ファンドオブファンズ」という方式を採用しています。

株式や債券に直接投資する場合は、調査・分析・トレードと非常に多くの時間とコストがかかります。

ファンドオブファンズ方式ではこれらの作業が省力化でき、良いファンドを探し、組み合わせ(ポートフォリオ)を考えることだけ注力できます。

その結果、2名体制でも十分に運用できる考えれられます。

 

コモンズ投信

コモンズの運用方針は、次の通りです。

主として、「コモンズ30マザーファンド」への投資を通じて、国内外の金融商品取引所に上場されている株式に実質的に投資する。マザーファンドは、ベンチマークは設けず30銘柄程度に厳選投資を行い、原則として短期的な売買は行わず長期保有することを基本とする。 

簡単に言うと、投資先は全世界で、株式100%のファンドです。

また、30銘柄に絞って厳選投資しています。投資先は国内株式で占められています。 

 

運用体制は、5名です。

会長の渋澤健 氏、社長の伊井哲朗 氏、シニア・アナリストの末山仁 氏・ 上野武昭 氏、アナリストの原嶋亮介 氏。

その他にトレーディング部の社員もいます。十分に投資先を30社に絞り込むには、これくらいの人員は必要でしょう。

 

ひふみ投信

ひふみの運用方針は、次の通りです。

「ひふみ投信マザーファンド」を通じて、国内外の上場株式に投資する。経済循環や経済構造の変化、経済の発展段階等を総合的に勘案し、適切な株式市場を選び、定性・定量の両面から調査・分析を行い、長期的に選別投資を行う。株式の組入比率を柔軟に変化させ運用を行う。

簡単に言うと、投資先は全世界で、株式100%のファンドです。

国内株式が中心ですが、一部海外株式です。

コモンズとの違いは、投資先を分散している点です。コモンズの30銘柄に対して、200銘柄以上に投資しています。

 

運用体制は、10名です。

社長の藤野英人 氏をはじめとして、運用部長やシニア・アナリスト、アナリストが多数在籍しています。人数だけいうと、セゾンやコモンズよりもだいぶ多いです。

200銘柄以上の投資先、また海外株にも投資先があるため、調査や分析やトレーディングといった人員が必要になってきます。それを10名で支えているかと思います。

 

信託報酬の比較 

信託報酬は、目論見書や販売会社のホームページで確認できます。

信託報酬について、まず言っておきます。比較する必要がありません。

つみき証券で購入できるファンドは、金融庁の分類でいうとアクティブ運用(アクティブファンド)にあたります。

よく、「セゾン、ひふみ、コモンズは、信託報酬が高すぎ」と言われたりしますが、それはあくまでインデックスファンドと比較してです。

インデックスファンドは、ベンチマークに対して連動する運用することを目的としています。

一方、アクティブファンドは、ベンチマークがないものも多く、インデックスファンドと土俵が違います。そのため、比べても仕方ありません。

インデックスファンド同士の比較は、必要ですよ。

 

アクティブファンド同士の比較も、正直あまり意味がありません。なぜなら、それぞれ運用方針が違うからです。

もし比べるとしたら、全く運用方針が同じ、もしくは近いファンドなら、検討の余地があります。

各社の信託報酬を挙げておきます。

  • セゾンバランス:0.57%/年(ファンドの組入れ割合により、変動あり)
  • セゾン達人:1.35%/年(ファンドの組入れ割合により、変動あり)
  • コモンズ:1.08%/年
  • ひふみ:1.08%/年(純資産が大きいため、実質0.86%くらい)

ものすごく妥当な報酬だと思います。そのため、この点は気にしなく良いです。

 

リターンの比較

リターンは、公式サイト、販売会社のホームページ、アプリから確認できます。

おすすめは、モーニングスター社が提供する「MY投資信託アプリ」です。これをインストールしておくと、簡単にリターンが確認できます。

使い方は、「 便利でオススメ!モーニングスターMY投資信託アプリの使い方を解説 」で詳しく解説しています。

 

リターンは、あくまで結果論です。

しかし、参考指標にはなりえます。1ヶ月とか3ヶ月とかでは比較はあまりお勧めしません。

できるだけ、1年、3年、5年と長期的なパフォーマンスを比較すると良いです。大不況でもないのに、「3年間ずっとマイナス」のファンドだったら、買いません。

各ファンドのリターンは、次の通りでした。[2020.2.29基点]

  1年 3年(年率) 5年(年率)
セゾンバランス 6.68% 5.26% 2.65%
セゾン達人 6.14% 9.18% 6.10%
コモンズ -0.22% 2.98% 3.06%
ひふみ -3.61% 4.91% 8.10%

 

純資産を比較

純資産も、公式サイト、販売会社のホームページ、アプリから確認できます。

純資産は日々変動します。2020.4.5時点では、次の通りです。

  • セゾンバランス:1783.01億円
  • 達人:750.20億円
  • コモンズ:156.76億円
  • ひふみ:4406.13億円(※ひふみプラス)

すべてのファンドで問題ないレベルの純資産を保有しています。早々にはつぶれたりはしないはずです。

特に、ひふみは全国各地の銀行と提携しているため、4000億以上のかなり大きなファンドになっています。

以上が、つみき証券で購入できる4つの商品の定量評価の比較です。

結論としては、どれを買ってもひとまずは問題ないです。今後、注意しておくとしたら運用体制の変化だけです。

 

 

定性評価で比較しよう!

「定量評価だけでは選べない」という方は、定性評価で決めていきましょう。

tsumikiしんだん

つみき証券の公式サイトで、定性評価ツールとして「tsumikiしんだん」があります。

商品の選び方|tsumiki証券  

アンケートに答えていくと、あなたの感性にあった投資信託を選んでくれます。

例えば、次のような質問があります。

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[出典:tsumiki証券]

結果は、次のように表示されます。

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私が考えるオススメの定性評価方法

経験上一番良かった方法が、「ファンドマネージャーに会いにいく」です。

目論見書や、ホームページだけはわからないものがわかります。自分の感覚に合う投信か肌で確かめることが有効です。

どうやったら、会えるの?

年1回、運用報告会が全国各地であります。そこでは、ほぼ確実にセゾンの中野氏、コモンズの伊井氏、ひふみの藤野氏が、お話します。

それをぜひ聞いてみてください。そして、わからないことがあれば、質問してみてください。

その上で、信頼できそうと思う投資信託を購入してみては、いかがでしょうか。

「忙しくて会いに行く暇がない」という方もいるでしょう。最近は、各社運用報告会を動画配信してくれています。そこで、まずは確認しましょう。

 

また、別のオススメの方法として、各社の社長のSNSをフォローして、数ヶ月ウォッチしてみてください。

各SNSでは、運用の話だけなく、気になるニュースや好きなものについて、コメントされています。

それを見ていると、人間性が垣間見えてきます。その中で、この社長のいる投信なら買ってみたいと思えたら、買ってみたらよいでしょう。

セゾン投信・中野さんは、フェイスブックで投資中心に情報を配信されています。

 

ひふみ投信・藤野さんもフェイスブックで、投資だけでなく、日々のニュース、個人的なことまで情報配信されています。

コモンズ投信・伊井さんは、ツイッターで投資だけでなく、日々のニュースに関する思うことについて情報を配信されています。

twitter.com

 

一度で良いので生で会って話してみてほしいです。その場での感覚を大事にしてほしいと思います。 

 

まとめ

つみき証券で商品を選ぶには、「定量評価」と「定性評価」をしましょう。

定量評価では、運用方針と運用体制、信託報酬、リターン、純資産を確認しましょう。

それでも選べないという方は、定性評価としてtsumikiしんだんや、ファンドマネージャーに会いに行く、SNSを観察することをおすすめします。

上記の方法を活用し、あなたにあったファンドを見つけてみましょう。

 

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