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下落相場に強い投信・投資のソムリエとは?知っておきたい3つの特徴

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こんにちは。投資のソムリエは、バランス型ファンドです。2012.10.26に設定されました。

運用会社は、アセットマネジメントOneです。

「投資のソムリエへの投資を検討している」、「下落相場に強い投資信託を探している」、「資産を守る運用をしたい」と思うなら、投資のソムリエを知っておいて損はありません。

そんなあなたのために、投資のソムリエのコレだけは知っておきたい3つの特徴を紹介します。

 

結論から簡潔に述べます。

  • 基本配分戦略と機動的配分戦略で、配分比率を変えるバランス型ファンド
  • 変動リスクが低く、下落相場にも強い、安定したパフォーマンス
  • 信託報酬は1.54%、高くはない

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

 

基本配分戦略と機動的配分戦略で、配分比率を変えるバランス型ファンド

投資のソムリエでは、次の8資産のパッシブファンド(インデックスファンド)に分散投資されています。

  • 国内債券:国内債券パッシブファンド
  • 先進国債券:為替フルヘッジ外国債券パッシブファンド
  • 新興国債券:エマージング債券パッシブファンド
  • 国内株式:国内株式パッシブファンド(最適化法)
  • 先進国株式:外国株式パッシブファンド
  • 新興国株式:エマージング株式パッシブファンド
  • 国内リート:J-REITインデックスファンド
  • 先進国リート:海外リートパッシブファンド

 

通常のバランス型ファンドは、上記のような資産に決められた比率で投資されています。

通常のバランス型ファンドとして「eMAXIS Slim バランス(8資産均等)」を例に挙げましょう。

このファンドは、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内リート、先進国リートに12.5%ずつ均等に投資しています。

この比率を維持するように運用されますが、投資環境の変化に応じた、比率の変更や為替影響の回避はされません。

 

一方、投資のソムリエでは、「基本配分戦略」と「機動的配分戦略」をもとに、投資環境に応じた配分比率が最適化されて運用されています。

基本配分戦略では、資産価格に影響を与える、3つの変動要因に着目し、各月次において、最も分散効果が期待できる資産配分比率が決定されます。

3つの変動要因とは、経済成長、為替変動、金利水準です。各資産において、変動要因がどの程度影響するか評価されます。

基本的には、経済成長、為替変動、金利水準の比率を均等に考えれられます。

 

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[出典:投資のソムリエ、目論見書]

変動要因ベースで資産配分が決定されます。その時の戦略として、基準価額の変動が、年4%程度となることを目標としています。

投資のソムリエでは、国内債券と為替ヘッジ先進国債券を「安定資産」、それ以外を「リスク性資産」と分類しています。

変動リスクを抑えるため、安定資産が多めの傾向があります。

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次に、機動的配分戦略では、日次、市場環境に応じて、組入れ資産を安定資産や現金等に入れ替えられています。

主目的は、下落時の変動リスクを抑えるためです。

下記は、下落局面での機動的配分例です。f:id:nisaschool:20200505152509j:plain

リスク性資産の下落局面では、リスク性資産の適宜売却し、安定資産の比率を上げます。

安定資産の下落局面では、安定資産を適宜売却し、現金比率を上げます。

安定資産、リスク性資産の両者下落局面では、リスク性資産と安定資産を売却し、現金比率を約50%まで上げます。

このように、投資のソムリエでは、月次、日次で資産配分比率が最適化され、リスク変動が年4%程度になるように運用されます。

 

変動リスクが低く、下落相場にも強い、安定したパフォーマンス

変動リスクは、標準偏差が使われます。

投資のソムリエとeMAXIS バランスの標準偏差を参考に比較してみましょう。[2020.5.1基点]

eMAXIS Slimの方がお得ですが、ファンドの設定期間が短く、データがないため、eMAXISを使用しています。

ファンド名 1年 3年
(年率)
5年
(年率)
投資のソムリエ 5.49% 3.99% 3.93%
eMAXIS バランス 22.74% 14.78% 14.26%

 

投資のソムリエについて、直近1年はコロナショックの影響もあり、5.49%と目標の4%を上回っています。

しかしながら、3年、5年と長期とみると4%程度と安定していました。基本配分戦略と機動的配分戦略が機能していると思われます。

eMAXIS バランスとは戦略が異なりますが、大幅に変動リスクが低いことがわかります。

よく、「リスクを下げたいなら、バランス型ファンドがおすすめ」と言われています。

しかし、バランス型でも資産配分が調整されないファンドは、リスクが低くありません。

投資信託でいうリスクとは、価格の変動幅を言うので、見るべきは標準偏差です。ぜひ、この点は知っておいて損はありません。

 

次に、リターンを比較してみましょう。

2012.10.26(投資のソムリエ設定日)~2020.5.1までの基準価額の推移を示したものです。

投資のソムリエは、これまで累計330円(1万口あたり)の分配金があります。この点を考慮していない基準価額です。

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リターンを比較しやすいように、2012.10.26を100%としたときの、基準価額の推移を示しました。

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投資のソムリエの設定来で比較すると、2020.5.1時点、投資のソムリエが120.7%(+20.7%)に対し、eMAXIS バランスが168.2(+68.2%)でした。

投資のソムリエが、相対的に47.5%リターンは低かったです。

 

コロナショックのあった、2020年2月~3月の部分のみを抽出します。

2020.2.3を100%としたときの、基準価額の推移を示しました。

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eMAXIS バランスは最安値で76.6%、-23.4%まで下落しました。

一方、投資のソムリエは最安値で97.0%、-3.0%までの下落にとどまっていました。

2020.5.1時点では、eMAXISバランスは87.4%、投資のソムリエは100.2%まで回復しています。

ここを比較すると、投資のソムリエが下落相場に強いことがわかります。

2020.5.1基点のリターンは、次の通りです。

ファンド名 1年 3年
(年率)
5年
(年率)
投資のソムリエ 4.60% 2.93% 1.80%
eMAXIS バランス -7.97% 0.56% 0.00%

 

eMAXIS バランスは、5年(年率)0.00%なので、短期的には、5年前の水準に戻ってしまいました。

一方、投資のソムリエは、小さいながらも常にプラスリターンを維持していました。

先の長期的な基準価額の比較からもわかるように、「資産を年6~7%と長期に渡って増やしたい」という方には、投資のソムリエは不向きです。

一方、「資産を年2~4%で、物価上昇から守りたい」という方には、投資のソムリエは検討する価値があるでしょう。

 

信託報酬は1.54%、高くはない

投資のソムリエの信託報酬は、年1.54%(税込)です。信託財産留保額は0%です。

高いと思いますか。

他社では、次のように評価されています。

  • モーニングスター:「バランス・パッシブ」の分類平均値(0.79%)と比較すると、高い
  • 楽天証券:「バランス(可変配分)-為替リスク低減」の分類で、65件中、上から20番目の高さ

どちらかというと高めです。

しかしながら、基本配分戦略や機動的配分戦略のもと、変動リスクが目標値4%程度に管理されていることを踏まえると、適切な信託報酬であると考えています。

おそらく、自分でここまでコントロールすることは、面倒ですしできないでしょう。

投資のソムリエは、松井証券の「毎月現金還元サービス」の対象です。これを使うと、信託報酬のうち0.4%分が還元されるので、実質1.1%程度まで下げられます。

 

まとめ

投資のソムリエは、基本配分戦略(月次)と機動的配分戦略(日次)で、変動リスク4%程度を目標としたバランス型ファンドです。

リターンは、年2~4%ですが、下落相場でも変動しにくい投資信託です。

信託報酬は年1.54%、信託財産留保額は0%です。

購入を検討される方は、どこの証券会社がお得かまとめた「 投資のソムリエを買うなら、どこの証券会社がお得か? 」も併せて確認しておきましょう。

 

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