こんにちは。京都の企業様のイベントにお招きいただきまして、セミナーをしてきました。その模様を紹介します。
どんなイベント?
会社の共済会主催で、お子様のいるファミリー層を対象とした学べるセミナーでした。会場では、「ヨガ」、「足育」、「財テク」の3つのセミナーが実施されました。
すべてのセミナーに参加しても、好きなセミナーだけ行くのも自由というスタイル。私が担当した「財テク」セミナーには14名の方が参加してくれました。
子供が元気いっぱいで、もう私も声を大きくして話しました(笑)。
今回のセミナー内容はコレだ!
次のようなトピックスを選定しました。
- 節約って苦じゃね?楽な節約とは?実施例を添えて。
- iDeCoって何ぞや?
- ぶった切る!FP事例
- おわりに…キーは自助努力
事前ヒアリングで、個人型確定拠出年金(iDeCo)に関心が高いようでした。そのため、「節約も大事だけど、節税も効果的」に着地するようにセミナーを構築。
節約ってどんなイメージを持っていますか?
ネットで検索すると、食費を削る、水道光熱費を削る、住居費を削るなど、どちらかというと我慢して、苦しんでやるものというイメージの方が多いでしょう。セミナーでは、まず固定費を見直す方法を具体的な事例を挙げながら解説しました。
続いて、楽にできる節約をお話ししました。楽にできるとは、「手間が少なく日常に取り入れられるもの」だと私は考えています。
オススメとして、「キャッシュレス決済」を解説しました。キャッシュレス決済は、クレジットカード系と、スマホ・電子マネー決済系の2種類があります。いずれも、ポイント還元などがあり、いつものお買い物時に、できるだけキャッシュレス決済を取り入れるだけで、簡単に節約できます。
例えば、クレジットカード決済で1%ポイントがつくとしましょう。年間いくらお買い物していますか?月5万円だとしたら、年間60万円の出費ですね。そのうち、1%ポイント還元されるとすれば、年間6000円分実質節約することができます。
2019年10月、消費税が10%への増税が予定されています。消費低迷対策として、期間限定のポイント還元される予定です。キャッシュレス決済の場合だけ。
キャッシュレスの波ニ乗レ!
と強くお伝えしてきました。
iDeCoについて、下記の点をお伝えしました。
- 個人型確定拠出年金の略で、自分で積み立てる年金制度
- 20歳~60歳までが加入できる
- 掛金上限があります
- 税制メリットがあります
- デメリットは?
- 手続き方法
今回の企業様では、「企業年金ありで、月1.2万円まで拠出可能」のタイプ。
iDeCoのメリットは、掛金が全額所得控除される点です。セミナーでは、加入年齢や加入年数を色々なパターンにし、いくら節税できるのかシミュレーションしました。
例えば、年収が500万円で、年間14.4万円(月1.2万円)拠出したとすると、年間の節税額は、28,800円です。[※その他の控除は考慮しない]
加入年数が30年間だとしたら、2.88万円×30=86.4万円も節税になります。口座開設費用として、初年度のみ2777円かかります。また、口座管理費用(拠出時など)として、月167円×12ヶ月=2004円かかります。
つまり、年間の節税額は、初年度28,800-(2777+2004)=24,019円、2年目以降は28,800-2004=26,796円です。
運用商品は、元本保証型の「定期預金」と元本変動型の「投資信託」の2種類です。元本割れがコワいという方は、元本保証でも節税の恩恵は受けられます。
結論、キャッシュレス決済を活用した節約は…消費して「消費金額×1%」。一方、iDeCoによる節税は、消費せず「2.76万円」。
つまり、セミナータイトルの
節約<<<<<節税
ということ。
イデコ、トゥゲザーしない?
とお伝えしました。
ぶった切る!FP事例では、某社のFP事例をよりハッピーに改善するためには何が必要か?今回、セミナーでお伝えした内容を活用した改善例を話しました。
おわりにでは、未来の自分やお子様のために、「他力ではなく、自分を助ける自助努力の大切さ」についてお伝えしました。
質疑応答にも十分対応でき、満足していただけたようで良かったです。
お問い合わせはお気軽にどうぞ!
2019年は積極的にセミナーを開催予定です。ご希望の企業様がおられましたら、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
開催場所や規模、内容により講師料金は変動しますが、応相談です。目安は、次の通りです。
10名程度:1.5万円~(1時間)
※交通費は別です。
以上です。
2021.10.9時点、法人のお客様向けサービスの受付を一時停止しております。申し訳ありません。