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2022年最新!SBI証券のIPO抽選方式・ルールを解説

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎Udemy認定講師

SBI証券,IPO抽選方式・ルール

こんにちは。ご存知のように、IPO(新規上場株式)は「リスクのない宝くじ」とも言われており、初値の大幅な上昇で大きなリターンが期待できます。

SBI証券は、IPOの引受社数も多く、当選に期待できる証券会社の一つです。また、抽選にハズレ時に付与される、IPOチャレンジポイントを貯めることで、当選確率を高めることができます。

 

2021.1.15からSBI証券のIPO抽選方式・ルールが少し変更されます。

IPOをすでに始めている方、これから始める方でも知っておいて損はありません。

そんなあなたのために、SBI証券のIPO抽選方式・ルールのポイントを解説します。

 

 

SBI証券のIPO抽選方式・ルール

募集等に係る株券等の顧客への配分に係る基本方針」及び「募集等に係る株券等の顧客への配分に係る基本方針(2021 年 1 月 15 日改定版)」のうち、重要はポイントは以下の通りです。

  • 配分予定数量の60%は、抽選により配分先を決定
  • 残りの30%は、IPOチャレンジポイントに基づく方法により配分先を決定
  • 更に残りの10%は、投資についての知識・経験・資力といった「適合性の原則」の徹底を留意しつつ、SBI証券との取引状況等を踏まえて定めた配分基準に従い配分先を決定

 

60%はガチ抽選です。

ただし、SBI証券では、ブックビルディング(IPO抽選申込)時に申込株数が多いほど当選確率が上がる方式です。

例えば、当選本数が1本で、あなたを含め合計100名が1単元(100株)ずつ申込した場合、当選確率は1/100(1%)です。

一方、98名が1単元、あなたが2単元申込した場合、あなたの当選確率は2/100(2%)に上がります。

申込株数を多くするには、それだけ買付余力が必要です。発行価格が1000円と仮定すれば、1抽選を受けるなら1000円×100株=10万円、10抽選を受けるなら100万円、100抽選を受けるなら1000万円も必要になります。

 

残りの30%は、上記の60%の抽選に漏れた方を対象に、IPOチャレンジポイントの申込ポイント数が高い順に割り当てられます。

同じポイント数の方が複数いる場合は、抽選になります。

ポイントを貯めまくれば、いつかは当たるシステムなので、コツコツと貯めていきたいところです。 

私も、ハズレにハズレ、459 pまで貯まっています。[2020.12.26時点]

SBI証券,IPOチャレンジポイント

[出典:SBI証券]

 

さらに残りの10%は、上記2つの抽選に漏れた方が対象です。

IPOへの申込条件や需要予測に対する反応度、参加の積極性、新規公開株のリスクの認識度、SBIとの取引状況、投資スタンス等を総合的に勘案されて抽選されるとのことです。

明確な基準は開示されていません。

推測として、SBI証券が募集するIPOにはすべて申込んだ方が良いでしょうし、条件も仮条件の上限価格、又はストライクプライス(どのような価格で決定しても購入意思がある事を示す価格)が良いでしょう。

当然、申込数量も多い方が良いでしょう。

さらに、IPOだけではなく他のサービスでもSBI証券で取引している方が有利であると思われます。

この10%での当選は、非常に難しいと思われます。

 

 

SBIネオモバイル証券も知っておきたい

SBI証券でIPO抽選の他に当選チャンスを広げるため、SBIネオモバイル証券(以下、ネオモバ証券)も知っておいて損はありません。

ネオモバ証券は、SBI証券とCCCマーケティングが合同で設立した会社で、1株単位で株式を売買できるサービスです。

2019.11から、ひとかぶIPOというサービスが始まり、1株~99株でIPO抽選に参加できます。

2020.12.26時点、以下12銘柄の募集がありました。

  • ファンペップ(銘柄コード:7342)
  • 交換できるくん(7695)
  • Kaizen Platform(4170)
  • ウェルスナビ(7342)
  • クリーマ(4017)
  • MITホールディングス(4016)
  • タスキ(2987)
  • まぐまぐ(4059)
  • バイセルテクノロジー(7685)
  • アディッシュ(7093)
  • Macbee Planet(7095)
  • Blanding Engineer(7352)

 

ネオモバ証券での募集銘柄は、本家SBI証券での募集銘柄と同じです。明記はされていませんが、おそらく、SBI証券の当選本数の一部を、ネオモバ証券に回していると思われます。

すなわち、ネオモバ証券が登場したことで、以前よりもSBI証券での当選がしにくくなっているということです。

IPO当選確率を上げたいと思うのであれば、ぜひ、SBIネオモバイル証券でもIPO抽選に申込んでおくことを強くお勧めします。

 

 

まとめ

SBI証券のIPO抽選方式・ルールをまとめました。

SBI証券の抽選は、申込数量が多いほど当たりやすい、IPOチャレンジポイントでいづれ当選できるということは知っておきましょう。

まだ、SBI証券口座をお持ちでない方は、早めに口座開設してIPO抽選に申込みましょう。

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