こんにちは。SBI証券ユーザーの方に、朗報です。
2021年6月30日より、SBI証券において、三井住友カードによる積立投信サービスが始まる予定です。投資信託がクレジットカードで購入可能になり、Vポイントが貯まります。
これまで、エポスカードのtsumiki証券や楽天証券では、クレジットカードで投資信託を購入できました。そのお得さゆえに、口座開設数も増えたように思います。
そして、利用者数が多いSBI証券でもいよいよ始まります。
「待ってた」という方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。
SBI証券で投資信託を購入している、もしくは検討しているあなたのため、SBI証券の積立投信サービスとは何か、楽天証券の楽天カード決済との比較を解説します。
SBI証券「積立投信サービス」とは?
積立投信サービスとは、SMBCグループのクレジットカード「三井住友カード」で、投資信託が購入でき、Vポイントが貯まるサービスです。
概要は次の通りです。[2021.2.14時点]
- 対象:SBI証券の総合証券口座をお持ちの方
- 対象商品:積立買付が可能な投資信託
- 口座区分:特定、一般、NISA、つみたて NISA(ジュニアNISAは対象外)
- 買付タイミング:毎月1日
- 買付上限:月5万円
- 付与ポイント:決済金額の0.5%分のVポイント
買付上限は月5万円なので、年間で最大60万円までポイント付与の対象です。
60万円×0.5%=3000円相当のVポイントが付与されます。
Vポイントは、ネットショッピングやコンビニでのお支払いに1pt=1円として利用できます。
2021年3月1日10:00から「<新>キャッシュバック」というサービスが始まります。これは、貯まったVポイントを、クレジットカードでの支払いに1pt=1円で充当できるサービスです。
つまり、投資信託を購入して貯めたVポイントを、キャッシュバック制度を使って、また投資信託の購入に充てることができます。
楽天証券と比較してどうか?
ポイント還元率は、SBI証券よりも楽天証券の方が高い
SBI証券・三井住友カードと、楽天証券・楽天カードにおいて、比較した結果は次の通りです。
三井住友カード | 楽天カード | |
買付タイミング | 毎月1日 | 毎月1日 |
買付上限 | 月5万円 | 月5万円 |
ポイント還元率 | 0.5% | 1.0% |
買付タイミングと買付上限は、両社とも同じです。
ポイント還元率は、2021.2.14時点、三井住友カードよりも楽天カードが2倍高いです。
ポイント還元率を重視したいという方は、楽天証券で楽天カードを使うことを選びましょう。
こんな方には、SBI証券がおすすめ!
次の事例に該当する方は、SBI証券・三井住友カードを活用する、もしくは楽天証券・楽天カードと併用をおすすめします。
SBI証券でしか取扱のない投資信託を購入したい
証券会社によって、取扱商品が異なります。両社ともほぼ同様ですが、一部SBI証券でしか購入できない商品があります。
例えば、「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」です。
このファンドは、知名度の高いバンガード社が運営するファンドで、米国株式が投資対象です。信託報酬が年0.0938%とかなり安く、人気です。
他の例だと、「厳選ジャパン」です。
このファンドは、アセットマネジメントOneが運営するファンドで、今後高い利益成長が期待できる20銘柄程度の日本株に厳選投資しています。
BASEやマクアケといった新興銘柄に積極的に投資しています。2021.1.31基点、1年のリターンは+88.70%とかなりのパフォーマンスです。
一度、あなたが購入しようとしている商品が、SBI証券と楽天証券で取扱があるか確認しましょう。
SBI証券でしか購入できない商品であれば、三井住友カードを活用しましょう。
月5万円を超えて、投資信託を購入したい
SBI証券も楽天証券もポイント付与対象になる金額は、月5万円までです。
積立投資をしている方の中には、月5万円を超えて投資したいという方もいるでしょう。
そんなあなたは、SBI証券・三井住友カードと楽天証券・楽天カードを併用することをおすすめします。
両社を併用することで、SBI証券で60万円×0.5%=3000円分、楽天証券で60万円×1%=6000円分、合計年1.5%、9000円もお得になります。
消費ではなく、投資でこれだけポイントが貯まるのはかなりお得ですし、賢いです。
まとめ
積立投信サービスとは、三井住友カードで投資信託が購入でき、Vポイントが貯まるサービスです。ポイント還元率は0.5%です。
SBI証券ユーザーの方で、まだ三井住友カードをお持ちでない方は、公式ページから口座開設して準備しておきましょう。