こんにちは。ご存知のように、オックスフォードインカムレターは、米国株配当投資の月刊誌(有料)です。著者は、インカムストラテジスト・マーク氏が率いるチームです。
私は、2020年6月から購読して、米国株配当投資を始めました。2021.4.7時点、大満足のリターンを得ています。インカムレターの推奨銘柄に投資するだけで、手間はかかっていません。
「配当投資するなら、自分で高利回りの銘柄を見つけて投資すれば良いじゃん」、「株価上昇によるリターン(キャピタルゲイン)は狙えないんでしょ?」と思っていませんか。
私も最初そう思っていました。
米国株に関して言えば、高利回りな銘柄は結構ありますよね。自分で、証券会社のスクリーニングツールを使って、利回りの高い順に並べて、投資することもできます。
しかし、配当投資には、減配や無配当になるリスクが存在します。安定的に配当を得るには、「配当安全性」という視点で各企業の分析が必要です。
それゆえ、初級者の方は、分析はオックスフォードクラブのプロに任せる方が得策です。
また、米国株の魅力は、配当以外にも株価上昇による利益がありますよね。
インカムレターでは、優良な配当銘柄に投資しています。そのため、その価値に気が付く人が多くなると、株価上昇は必然です。
特に、2021年以降に、米国債10年利回りが急上昇し、グロース株からバリュー株や高配当株にシフトし始める投資家もいることで、更なる上昇にも期待されます。
では、実際にインカムレターの推奨銘柄のキャピタルゲインはどれくらいなのか、を紹介します。あわせて私の運用実績も紹介します。
米国株投資にインカムレターを活用するか否か、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
インカムレターの推奨銘柄の、キャピタルゲインはどれくらい?
「インカムレター2021年3月号」では、26銘柄に分散投資されています。
また、セクター(分野)は、IT・通信、エネルギー、金融、原材料、公益事業、工業、ヘルスケアと7つに分散されていました。
26銘柄について、セクター、推奨年、推奨年月から現在までのキャピタルゲイン(含み損益)を以下にまとめました。
具体的な銘柄名は、有料購読の情報であるため、伏せています。
実際のインカムレターでは、銘柄名、推奨年月、推奨時株価、格付け(買い・据置・売り)、収益合計、ストップ株価などが詳細にわかります。
その他、市場動向の解析、新規銘柄の買付推奨時にはその銘柄の選定理由、売却推奨時にはその理由が記載されています。
銘柄 | セクター | 推奨年 | 推奨年月から現在までのリターン |
1 | IT・通信 | 2020年 | 54.53% |
2 | 2013年 | 5.11% | |
3 | 2016年 | 77.40% | |
4 | 2014年 | -3.43% | |
5 | 2013年 | 469.81% | |
6 | 2021年 | 2.13% | |
7 | エネルギー | 2014年 | -12.07% |
8 | 2019年 | 0.00% | |
9 | 2020年 | 51.61% | |
10 | 金融 | 2018年 | 3.28% |
11 | 2014年 | 192.44% | |
12 | 2017年 | 9.93% | |
13 | 2015年 | 13.75% | |
14 | 2019年 | -5.79% | |
15 | 2020年 | -1.77% | |
16 | 2020年 | 20.06% | |
17 | 2021年 | 13.42% | |
18 | 原材料 | 2020年 | 37.77% |
19 | 2020年 | 29.42% | |
20 | 公益事業 | 2019年 | 65.39% |
21 | 2020年 | 22.41% | |
22 | 工業 | 2015年 | 174.55% |
23 | 2013年 | 55.24% | |
24 | 2020年 | 59.63% | |
25 | ヘルスケア | 2016年 | 84.20% |
26 | 2020年 | -14.66% | |
Min. | -14.66% | ||
Max. | 469.81% | ||
Average | 54.01% |
2021.4.7終値ベースにおいて、含み損益は、最低-14.66%~最高469.81%、平均54.01%でした。
26銘柄中、5銘柄がマイナスリターン、21銘柄がプラスリターンです。
あなたのイメージ通りでしょうか。
平均が54%というのも凄いですし、最高で469%と約4.7倍、次に高いのが192%と約1.9倍と、かなりの株価上昇です。
配当だけではなく、株価上昇の恩恵もしっかり受けています。
株価上昇した銘柄は、現在の株価では配当利回りが低いので、インカムレターので格付けでは「据置」(今は買いではない)になっています。
マイナスリターンの銘柄は、株価が推奨時よりも低くなっているので、配当利回りも高く、インカムレターチームよりも高いリターンに期待できます。
2021年3月号時点、配当利回りが5%以上の銘柄も多く、格付けで「買い」となっている銘柄がほとんどです。
インカムレターの推奨銘柄が、配当だけでなく、株価上昇にも期待できることがわかるでしょう。
私の運用実績はコレ!
参考に、2021.3.31時点の私の運用実績を紹介します。毎月、レポートをブログで書いています。
以下は「2021年3月度米国株レポート|米国株のはじめの一歩に、配当株がおすすめ」からの抜粋です。
20銘柄のうち、13銘柄がインカムレター、5銘柄がインカムレターの付録、2銘柄がその他です。
銘柄* | 買付総額 (ドル) |
評価額 (ドル) |
リターン |
E-1 | 186.79 | 220.20 | 17.89% |
E-2 | 85.60 | 151.95 | 77.51% |
E-3 | 230.78 | 315.00 | 36.49% |
F-1 | 48.27 | 72.25 | 49.68% |
F-2 | 56.45 | 72.25 | 27.99% |
F-5 | 383.79 | 516.00 | 34.45% |
F-7 | 120 | 106.15 | -11.54% |
H-1 | 108.18 | 107.46 | -0.67% |
H-2 | 267.61 | 325.44 | 21.61% |
I-1 | 287.81 | 303.40 | 5.42% |
I-2 | 267.35 | 318.53 | 19.14% |
I-4 | 81.75 | 90.28 | 10.43% |
I-5 | 307.20 | 468.00 | 52.34% |
M-1 | 61.80 | 83.91 | 35.78% |
S-1 | 1888.00 | 4200.00 | 122.46% |
S-2 | 615.95 | 612.00 | -0.64% |
U-1 | 50.50 | 72.88 | 44.32% |
U-2 | 397.60 | 478.44 | 20.33% |
C-1** | 94.08 | 120.54 | 28.13% |
Ind-2 | 354.00 | 368.10 | 3.98% |
合計 | 5893.51 | 9002.78 | 52.76% |
*:セクター略号
- E:エネルギー
- F:ファイナンス
- H:ヘルスケア
- I:IT関連
- M:原材料・素材
- S:サービス
- U:公益事業
- Ind:工業
**:自身で選んだ、クラフトハインツ(KHC)です。
含み損益は、最低-11.54%~最高122.46%、トータルでは52.76%です。
勿論、配当収入も得ています。今のところ、大満足の結果です。
F-5、F-7、I-2、S-1、S-2は、インカムレターを購読すると読める「極端な配当レポート」の推奨銘柄です。年1回、レポートが配信されます。
極端な配当の推奨銘柄では、3年~5年後に大きなリターンに期待できる銘柄です。他の投資家が気が付く前に、投資する感じです。
堅実なインカムレターの銘柄に、ちょっとしたスパイス投資を加えたい方向けです。
2019年に推奨された「S-1」は、自身で調査しても将来性がありそうでしたので、投資金額を大きめにしました。
2020年秋以降に注目が集まり、株価もどんどん上昇し始めました。122%とかなりの含み益を得ています。これからの銘柄なので、継続保有する予定です。
配当利回りは、0%~4%とまだまだ低いです。
その他の付録で、「10倍バイオ銘柄レポート」、「新型感染症における有望銘柄レポート」などもあります。
2021年も、引き続き、インカムレターを参考にしながら、米国株配当投資で長期的な資産形成を行っていく予定です。
まとめ
オックスフォード・インカムレターは、優良な米国株の推奨銘柄を知れ、あなたの投資に活かすことができます。
高配当や、配当の安全性が高いだけでなく、株価上昇にも期待できる銘柄が紹介されています。
2021年3月号時点、キャピタルゲインは最低-14.66%~最高469.81%、平均54.01%とかなり高パフォーマンスでした。
配当狙いの方は勿論、キャピタルゲイン狙いの方にもお勧めできる月間誌です。
ぜひ一度、オックスフォードインカムレターを検討してみてください。