NISA SCHOOL

独学で資産形成を目指すブログ

どれがおすすめ?積立NISA対象の全世界株式インデックスファンド

f:id:nisaschool:20200407203758j:plain

こんにちは。積立NISAで、国際分散投資するために「全世界株式インデックスファンド」に投資したいと思う方は多いです。

ただ、日本株式や米国株式インデックスファンドと違い、種類も多いため「どれを選んでよいのか難しい」と言われています。

あなたもその一人なのではないでしょうか。

そんなあなたのために、おすすめの全世界株式インデックスファンドとその選び方を解説します。

全世界株式インデックスファンド選びに役立てていただけたら、幸いです。

 

 

全世界株式インデックスファンドで使われるベンチマーク

日本株式であれば「日経平均株価」や「TOPIX」、米国株式であれば「S&P500」や「NYダウ」がベンチマークとして使われています。

全世界株式では、次の3つを知っておきましょう。

  1. MSCI・オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本/含む日本)
  2. FTSE・グローバル・オールキャップ・インデックス
  3. 合成ベンチマーク

 

MSCI・オール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI-ACWI)とは、モルガンスタンレー社が提供する株価指数で、除く日本or含む日本の2通りで、先進国と新興国の大型株と中型株で構成されます。

FTSE・グローバル・オールキャップ・インデックス(FTSE-GAI)とは、FTSE社が提供する株価指数で、日本を含む、先進国と新興国の大型株~小型株、約8000銘柄で構成されます。[2019.6時点]

MSCI-ACWIとFTSE-GAIの違いは、小型株を含むかどうかです。分散性という観点からすると、FTSEの方が高いです。

合成ベンチマークとは、複数のベンチマークを一定比率で組み合わせたものです。

例えば、TOPIX33.3%、MSCIコクサイ33.3%、MSCIエマージング(新興国)33.3%などの組合せです。

バランス型ファンドも合成ベンチマークで運用されるファンドの代表です。各ファンドによって組合せは様々です。

 

全世界株式インデックスファンドに投資するなら、どのファンドが良い?

楽天証券で購入できるファンドのうち、投資対象が楽天分類で「先進国・新興国株式(広域)」で、100%株式に投資するファンドを抽出しました。[2020.4.8時点]

MSCI-ACWIがベンチマークのファンドは、次の7本です。

  • eMAXIS  Slim 全世界株式(オールカントリ―)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  • 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
  • 野村つみたて外国株投信
  • たわらノーロード全世界株式
  • 全世界株式インデックスファンド
  • eMAXIS全世界株式インデックス

FTSE-GAIがベンチマークのファンドは、次の2本です。

  • 楽天・全世界株式インデックスファンド
  • SBI・全世界株式インデックスファンド

合成ベンチマークのファンドは、次の2本です。

  • eMAXIS Slim全世界株式(3資産均等型)
  • ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式)

 

同一ベンチマーク内で、インデックスファンドを選ぶときの一番のポイントは、手数料(信託報酬、信託財産留保額)の低さです。

各ベンチマークでファンドを比較しましょう。

 

MSCI-AWCIの比較

7本ファンドの手数料は、次の通りです。

 ファンド名 信託報酬 信託財産
留保額
eMAXIS Slim 全世界株式
(オールカントリ―)
0.1144% 0%
eMAXIS Slim 全世界株式
(除く日本)
0.1144% 0%
三井住友・DCつみたてNISA・
全海外株インデックスファンド
0.2750% 0%
野村つみたて外国株投信 0.2090% 0%
たわらノーロード全世界株式 0.1320% 0%
全世界株式インデックスファンド 0.5280% 0.3%
eMAXIS全世界株式インデックス 0.6600% 0%

 

MSCI-ACWIに投資したい場合で、最も信託報酬が低い、日本を含めたいなら「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」がおすすめです。

日本を含めたくないなら「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」がおすすめです。

参考までに、上記2つのトータルリターンを比較してみましょう。[2020.4.3基点]

直近では両者に大きな差は見れられませんでした。

ファンド名 6ヶ月 1年
eMAXIS Slim全世界株式
(オール・カントリー)
-25.65% -15.12%
eMAXIS Slim全世界株式
(除く日本)
-25.57% -15.24%

 

FTSE-GAIの比較

2本ファンドの手数料は、次の通りです。

ファンド名 信託報酬 信託財産
留保額
楽天・全世界株式
インデックスファンド
0.2120% 0%
SBI・全世界株式
インデックスファンド
0.1102% 0%

 

FTSE-GAIに投資したい場合で、信託報酬が低い「SBI・全世界株式インデックスファンド」がおすすめです。

 

合成ベンチマークの比較

2本ファンドの手数料は、次の通りです。

ファンド名 信託報酬 信託財産
留保額
eMAXIS Slim 全世界株式
(3資産均等型)
0.1102% 0%
ニッセイ・インデックスパッケージ
(内外・株式)
0.3564% 0%

 

合成ベンチマークのファンドに投資したい場合は、まず資産配分に違いがないか確認しましょう。

両者の資産配分は以下の通りで、同じでした。

  • TOPIX:33.3%
  • MSCI・コクサイ:33.3%
  • MSCI・エマージング:33.3% 

全く同じですので、信託報酬が低い「eMAXIS Slim 全世界株式(3資産均等型)」の方がおすすめです。 

 

 

MSCIとFTSEのどちらの方がよいのか?

おそらく悩むのが、MCSI-ACWIとFTSE-GAIのどちらを選んだらよいかでしょう。

具体的に言えば、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と、SBI・全世界株式インデックスファンドのどちらにするかです。

基本的には、小型株まで含めたい場合は、SBI・全世界株式を選びましょう。

 

信託報酬は、eMAXIS Slimが0.1144%、SBI・全世界株式が0.1102%とほぼ同じです。

直近のトータルリターンの推移と実績は次の通りです。[2020.4.3基点]

eMAXIS Slimがオレンジ線、SBI・全世界株式が青線です。

f:id:nisaschool:20200408220029j:plain
[出典:楽天証券] 

ファンド名 6ヶ月 1年
eMAXIS Slim全世界株式
(オール・カントリー)
-25.65% -15.12%
SBI・全世界株式
インデックスファンド
-27.33% -16.56%

 

直近では、小型株を含むSBI・全世界株式の方がリターンは低かったです。

リターンの変動幅である標準偏差も見てみましょう。ほぼ差はありませんでした。

2020年2月~3月に起きたコロナショックの影響で変動幅が非常に大きくなっています。

ファンド名 6ヶ月 1年
eMAXIS Slim全世界株式
(オール・カントリー)
39.15% 29.23%
SBI・全世界株式
インデックスファンド
40.52% 30.08%

 

全世界株式インデックスファンドを抽出する方法

今後、新しいファンドが登場してくると思います。その時に、最新情報をあなた自身で比較できるように、楽天証券のツール「投信スーパーサーチ」でファンドを抽出する方法を解説します。

 

1.楽天証券 にアクセスします。「投資信託積立」をクリックします。

f:id:nisaschool:20200315213507j:plain

 

2.次に表示される画面で、「投資信託を探す」をクリックします。

f:id:nisaschool:20200315213511j:plain

 

3.次に表示される画面で、「投信スーパーサーチはこちら」をクリックします。

f:id:nisaschool:20200315213516j:plain

 

4.左側に、あなたが希望する条件を入れていけば、ファンドを抽出できます。

全世界株式インデックスファンドの場合は、次を入力しましょう。

  • 積立NISA対象
  • 資産タイプ:海外株式
  • ファンドタイプ:インデックス型

f:id:nisaschool:20200315213521j:plain

 

5.すると、条件にあったファンドが抽出されます。

「運用実績」の「楽天証券分類」で、先進国株式・新興国株式(広域)をクリックします。

f:id:nisaschool:20200408221337j:plain

 

6.すると、条件にあったファンドが抽出されます。

手数料等で信託報酬を、運用実績でリターンを確認しましょう。

f:id:nisaschool:20200408221441j:plain

 

まとめ

全世界株式インデックスファンドに投資する場合、MSCI・オール・カントリー・ワールド・インデックス、FTSE・グローバル・オールキャップ・インデックス、合成ベンチマークの3種類があります。

同一ベンチマークであれば、ほぼ同様のリターンが想定されるため、信託報酬が低いものを選ぶようにしましょう。

 

関連記事

 どちらを選ぶべき?SBIバンガードS&P500とeMAXIS Slim米国株式S&P500

NYダウに投資できるおすすめファンドは?積立NISAならeMAXIS NYダウインデックス

どちらを選ぶべき?eMAXIS Slim新興国株式インデックスとSBI雪だるま新興国