NISA SCHOOL

独学で資産形成を目指すスクール

社会人1年目は積立NISAにいくら予算を取ればよい?手取り月収の5%を目指そう

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎Udemy認定講師

※本サイトでは広告を利用しています

社会人1年目の積立NISA予算

こんにちは。新社会人、おめでとうございます。会社には慣れましたか。まだ始まったばかりです。焦らずに行きましょう。

 

知らなきゃ損!社会人1年目が始めるべきオススメの資産運用は?」では、idecoと積立NISAを紹介しました。

積立NISAを始めるにあたり、「どれくらいの投資したら良いのか」について迷いますよね。

そんなあなたのために、社会人1年目はいくら積立NISAに予算を取ったら良いのか、を解説します。

結論から言えば、手取り月収の5%をまずは目指しましょう。

 

 

更新履歴

  • 全体をアップデートしました。[2022.7.23]

 

 

20代はどれくらい積立しているの?

参考までに、セゾン投信とひふみ投信のデータを紹介します。[2022.7.23時点]

セゾン投信では、20代の積立額平均は25,000円くらいでした。年代が上がっていくにつれ、積立額が増えていくのがわかります。

セゾン投信,積立額

[出典:セゾン投信、第15期運用報告書(p.122)]

 

ひふみ投信では、20代の積立額平均は23,301円でした。年代が上がっていくにつれ、積立額が増えていくのがわかります。

ひふみ投信,積立金額

[出典:ひふみ投信第13期運用報告書(p.15)]

 

 

予算は、苦痛にならない程度にしよう!

先ほどのデータは、20代といっても、社会人1年目~10年目くらいの方の平均なので、あくまで参考です。

社会人1年目のあなたは、毎月手取り月収の5%を目標にしてみましょう。

例えば、大卒の初任給・約20万円で考えてみましょう。ここから社会保険料や所得税などを差し引くと、手取りは約17万円になります。

ここから5%なので、投資目標額は17万円×5%=8,500円/月です。

「いきなり8,500円はちょっとな」と思ったら、飲み会1回分の5000円/月を投資に回してみてはいかがでしょうか。

「いや、それでもな」と思ったら、月1,000円とかでも良いでしょう。

ここで大切なのは、少額でも良いので始めることです。

 

社会人1年目は、お金の使い方の感覚も学びましょう。

初めて一人暮らしするなら、家賃、光熱費、通信費、食費など様々な出費があります。いきなり大きいお金を投資して、「今すぐに現金が必要なんだ」という時にお金が無いと困ります。

そのため、まずは苦痛でない月々無理のない範囲から始めましょう。

 

投資を始めてみると利益だけでなく、日本や世界の経済もわかるようになります。

「あっ、こんな経済ニュースで株価に影響するんだ」とか、「日本より世界経済の方が発展している?」など様々なことを肌で感じることができます。

金額を増やしていくのは、それからでも遅くはありません。

ぜひ、将来の自分のためにコツコツと資産形成を始めましょう。

 

 

関連記事

SBI証券idecoを始める前に知っておきたい特徴・手数料・口座開設方法

楽天証券idecoを始める前に知っておきたい特徴・手数料・口座開設方法

最新!クレジットカードで投資信託を買うなら、どこがお得?