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なかの日本成長ファンドの組入銘柄は、この20銘柄!

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎(Udemy認定講師

なかの日本成長ファンド,組入銘柄

ご存じのように、なかのアセットマネジメントは、元セゾン投信創立者である中野 晴啓 氏が設立した運用会社です。

 

2024年4月より、新ファンド「なかの日本成長ファンド」と「なかの世界成長ファンド」が登場しました。新NISA成長枠の対象です。

なかの日本成長ファンドは、国内産業界の高付加価値な成長企業を厳選して株式投資するアクティブファンドです。

 

「これから、なかの日本成長ファンドを購入するにあたり、どんな企業に投資しているか知りたい」、「個別銘柄の選択の参考にしたい」と思っていないでしょうか。

そのようなあなたのために、日本成長ファンドの組入銘柄をまとめています。

また、個別銘柄の選定の参考になるように、PER、PBR、配当利回り、3年/5年平均成長率も調査しました。

 

 

なかの日本成長ファンドの組入銘柄と組入比率

2024年5月末時点、運用レポートによると、以下20銘柄を保有しています。

組入比率は、若干差はあれど、5%前後(5%×20銘柄=100%)となっています。

組入銘柄 銘柄コード 組入比率
エスプール 2471 6.3%
カカクコム 2371 5.9%
ジャストシステム 4686 5.6%
オロ 3983 5.5%
扶桑化学工業 4368 5.5%
ラクス 3923 5.4%
日本M&Aセンターホールディングス 2127 5.2%
ロート製薬 4527 5.1%
オリンパス 7733 4.6%
プラスアルファ・コンサルティング 4071 4.4%
ヤクルト本社 2267 4.4%
ダイキン工業 6367 4.2%
村田製作所 6981 4.2%
ローム 6963 4.2%
味の素 2802 4.0%
朝日インテック 7747 4.0%
オムロン 6645 3.9%
島津製作所 7701 3.9%
技研製作所 6289 3.7%
浜松ホトニクス 6965 3.7%

 

全銘柄東証プライム市場です。

時価総額別比率を見ると、大型株(5,000億円以上)が46.0%、中型株(1,000億円以上)が27.6%、小型株(1,000億円未満)が20.0%となっています。現金等は6.4%です。

 

知っている企業はどれほどありますでしょうか。

小型株でいうと、エスプール、オロ、プラスアルファ・コンサルティング、技研製作所が該当します。

 

エスプールは、人材アウトソーシング/人材派遣サービス、障がい者雇用支援サービス、広域行政BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス、事業継承支援サービス、環境経営支援サービス、自治体向け脱炭素支援サービス、採用支援サービス、セールスサポートサービス、ロジスティクスアウトソーシングサービス等、非常に多岐にわたる事業を行う企業です。

 

オロは、クラウドソーシング事業やマーケティングコミュニケーション事業を行う企業です。クラウドソーシング事業では、自社開発のERP(Enterprise Resource Planning:企業資源計画)ソフト等を提供しています。

 

プラスアルファ・コンサルティングは、マーケティングソリューション事業、CRMソリューション事業、HRプラットフォーム事業を行う企業です。HRプラットフォーム「タレントパレット」という名前を聞いたことがあるかもいるのではないでしょうか。

 

技研製作所は、無公害工法・産業機械の研究開発および製造販売ならびにレンタル事業、土木建築その他建設工事全般に関する業務ならびにコンサルタント業務、土木施工技術・工法の研究開発を行う企業です。

 

アクティブファンドの指標である「アクティブシェア」は95%です。アクティブシェアとは、ファンドの組入銘柄がTOPIXとどれほど異なるかを示す指標で、80%以上が真のアクティブファンドと言われています。

 

 

なかの日本成長ファンドの組入銘柄のPER、PBR、配当利回りの比較

2024.6.27時点の組入銘柄、及び東証プライム市場銘柄のPER、PBR、配当利回りは以下の通りでした。

組入銘柄 6.27終値 PER PBR 予想配当利回り
エスプール 321 13.87 3.18 3.12%
カカクコム 2,101 21.40 8.08 2.38%
ジャストシステム 3,020 --- 2.06 0.66%
オロ 2,595 21.32 4.68 1.16%
扶桑化学工業 4,150 19.77 1.54 1.59%
ラクス 2,114 55.51 28.70 0.18%
日本M&Aセンターホールディングス 865.2 24.95 6.25 3.35%
ロート製薬 3,324 23.70 3.08 0.90%
オリンパス 2,596.5 25.01 4.00 0.77%
プラスアルファ・コンサルティング 1,946 25.29 7.92 0.82%
ヤクルト本社 2,889.5 15.78 1.59 2.21%
ダイキン工業 22,355 24.51 2.48 1.43%
村田製作所 3,300 26.53 2.44 1.64%
ローム 2,145 59.14 0.86 2.33%
味の素 5,633 31.21 3.64 1.38%
朝日インテック 2,265 41.37 4.25 0.73%
オムロン 5,633 130.48 1.41 1.85%
島津製作所 4,015 20.40 2.40 1.54%
技研製作所 1,942 21.69 1.29 2.06%
浜松ホトニクス 4,289 22.59 2.01 1.77%
最小 --- 13.87 0.86 0.18%
最大 --- 130.48 28.70 3.35%
中央値 --- 24.51 2.78 1.57%
平均値 --- 32.87 4.59 1.59%
東証プライム市場銘柄(平均) --- 17.90* 1.40** 2.18%***

*:東証プライム市場の5月度の平均PER

**:東証プライム市場の5月度の平均PBR

***:東証プライム市場の予想平均配当利回り(加重平均)

 

なかの日本成長ファンドのPERは、中央値24.51倍、平均値32.87倍なので、東証プライム市場銘柄(平均)17.90倍と比較して、やや割高な銘柄が多めと思われました。

PER17.90倍を下回っている銘柄は、エスプールとヤクルト本社の2社でした。

 

なかの日本成長ファンドのPBRは、中央値2.78倍、平均値4.59倍なので、東証プライム市場銘柄(平均)1.40倍と比較して、やや割高な銘柄が多めと思われました。

PBR1.40倍を下回っている銘柄は、ロームと技研製作所の2社でした。

 

なかの日本成長ファンドの予想配当利回りは、中央値は1.57%、平均値1.59%なので、東証プライム市場銘柄(加重平均)2.18%と比較して、やや低めと思われました。

予想配当利回り2.18%を上回っている銘柄は、エスプール、カカクコム、日本M&Aセンターホールディングス、ヤクルト本社、ロームの5社でした。

 

 

なかの日本成長ファンドの組入銘柄の平均成長率の比較

なかの日本成長ファンドは、「成長の大きさ」、「成長の確かさ」、「成長が持続する長さ」など、独自に定める選定基準を満たしたクオリティ・グロース・カンパニーだけに投資されています。

このうちの成長の大きさを確かめるため、組入銘柄の売上高、営業利益、経常利益、当期利益の3年/5年平均成長率を調査しました。

 

3年平均成長率は、以下の通りでした。

売上高の成長率を見ると、19社がプラス成長の企業で、中央値9.4%、平均値12.3%と10%近い成長の企業でした。

営業利益(本業での利益)の成長を見ると、17社がプラス成長の企業で、中央値12.4%、平均値9.4%と10%近い成長の企業でした。

当期利益の成長を見ると、18社がプラス成長の企業で、中央値13.0%、平均値17.0%と10%を超える成長の企業でした。

組入銘柄 売上高 営業利益 経常利益 当期利益
エスプール 7.1% 7.6% 5.9% 3.1%
カカクコム 9.4% 12.2% 13.4% 15.4%
ジャストシステム -0.2% 4.2% 4.6% 2.0%
オロ 13.0% 17.3% 18.9% 19.6%
扶桑化学工業 11.8% 4.8% 6.8% 7.0%
ラクス 35.7% 12.6% 13.1% 12.5%
日本M&Aセンターホールディングス 8.2% 1.6% 2.2% 0.2%
ロート製薬 14.3% 20.3% 21.1% 22.7%
オリンパス 8.6% -19.0% -22.4% 165.8%
プラスアルファ・コンサルティング 33.2% 37.4% 36.5% 36.7%
ヤクルト本社 9.3% 13.2% 11.2% 9.1%
ダイキン工業 20.8% 18.0% 13.8% 18.5%
村田製作所 0.2% -11.7% -8.9% -8.6%
ローム 9.1% 4.0% 19.4% 13.4%
味の素 10.3% 13.2% 13.0% 13.6%
朝日インテック 16.8% 13.2% 12.7% 12.6%
オムロン 7.7% -18.1% -18.7% -42.8%
島津製作所 9.2% 13.5% 16.7% 16.5%
技研製作所 5.9% 6.1% 3.1% -15.5%
浜松ホトニクス 16.4% 37.6% 37.8% 37.4%
最小 -0.2% -19.0% -22.4% -42.8%
最大 35.7% 37.6% 37.8% 165.8%
中央値 9.4% 12.4% 12.9% 13.0%
平均値 12.3% 9.4% 10.0% 17.0%

 

5年平均成長率は、以下の通りでした。

売上高の成長率を見ると、18社がプラス成長の企業で、中央値7.0%、平均値7.7%と7%を超える成長の企業でした。

営業利益(本業での利益)の成長を見ると、15社がプラス成長の企業で、中央値7.3%、平均値8.0%と7%を超える成長の企業でした。

当期利益の成長を見ると、16社がプラス成長の企業で、中央値7.9%、平均値12.2%と7%を超える成長の企業でした。

組入銘柄 売上高 営業利益 経常利益 当期利益
エスプール 11.7% 23.1% 21.3% 22.8%
カカクコム 4.1% 0.6% 1.0% 1.6%
ジャストシステム 7.4% 17.5% 17.7% 13.4%
オロ 9.5% 16.8% 17.0% 17.1%
扶桑化学工業 7.0% 3.6% 3.8% 3.9%
ラクス 34.4% 30.5% 30.6% 32.7%
日本M&Aセンターホールディングス 9.2% 5.1% 5.7% 3.9%
ロート製薬 8.1% 14.0% 17.5% 25.9%
オリンパス 3.4% 9.0% 12.3% 97.1%
プラスアルファ・コンサルティング --- --- --- ---
ヤクルト本社 4.3% 6.7% 6.8% 7.9%
ダイキン工業 12.1% 7.3% 5.1% 6.6%
村田製作所 0.8% -4.2% -2.2% -2.7%
ローム 3.2% -5.0% 1.4% 3.5%
味の素 5.0% 22.5% 21.3% 24.0%
朝日インテック 12.4% 5.5% 5.1% 5.5%
オムロン -1.0% -14.8% -14.3% -31.6%
島津製作所 5.5% 10.3% 11.1% 11.9%
技研製作所 0.1% -13.0% -12.8% -27.2%
浜松ホトニクス 8.9% 15.8% 16.2% 15.1%
最小 -1.0% -14.8% -14.3% -31.6%
最大 34.4% 30.5% 30.6% 97.1%
中央値 7.0% 7.3% 6.8% 7.9%
平均値 7.7% 8.0% 8.7% 12.2%

 

上記の数値を見ても、着実に成長している企業を組み入れている印象が感じられました。

なぜ、なかの日本成長ファンドにこの銘柄を組み入れているのかについては、月次レポートでも紹介されているので、読んでみると良いでしょう。

5月度の月次レポートでは、エスプールの紹介がされています。

なかの日本成長ファンド,エスプール

[出典:なかの日本成長ファンド5月度月次レポート

 

 

まとめ

なかの日本成長ファンドの組入銘柄についてまとめました。なかの日本成長ファンドへの投資を考えている方、個別銘柄の選択の参考にしたい方の参考になれば幸いです。

 

 

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