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NISAでなかの日本成長ファンドを買うならどこがお得?

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎Udemy認定講師

なかのアセットマネジメント,新NISA,どこの証券会社がお得

ご存じのように、なかのアセットマネジメントは、元セゾン投信創立者である中野 晴啓 氏が設立した運用会社です。

2024年4月より、新ファンド「なかの日本成長ファンド」と「なかの世界成長ファンド」が登場しました。

新NISAで、なかの日本成長ファンドをできるだけお得に買いたい」と思っていませんか。

そのようなあなたのため、最もお得に購入できる方法を解説します。

 

 

なかの日本成長ファンドの取扱金融機関

なかの日本成長ファンドは、以下4社で買うことができます。(参照:なかのアセットマネジメントファンド情報

  • auカブコム証券
  • マネックス証券
  • 楽天証券
  • 北國銀行

 

 

なかの日本成長ファンドをどこで買うのがお得か?

買う時のポイントは、以下2点で考慮しましょう。

  1. ファンド購入時のポイント還元率
  2. ファンド保有時の付与ポイント還元率

 

それぞれについて、4社を比較していきましょう。

 

ファンド購入時のポイント還元率

概要をまとめると、以下の通りです。

金融機関

決済方法

購入上限

ポイント還元率

auカブコム証券

au PAYカード*

10万円/月

1.0%

マネックス証券

マネックスカード*

5万円以下:1.1%

5万円~7万円以下:0.6%

7万円超~10万円以下:0.2%

dカード*

dカードGOLD

NISA口座:1.1%

課税口座:マネックスカード、dカードと同様

楽天証券

楽天カード*

通常:0.5%

代行手数料年率0.4%(税込)以上:1.0%

楽天ゴールドカード

通常:0.75 %

代行手数料年率0.4%(税込)以上:1.0%

楽天プレミアムカード

1.0%

楽天ブラックカード

2.0%

楽天キャッシュ

5万円/月

0.5%

北國銀行

ポイント還元なし

*:年会費無料

 

auカブコム証券では、au PAYカードで決済した場合1.0%のPontaポイントが還元されます。仮に毎月10万円購入した場合、1年間で10万円×1.0%×12ヶ月=12,000ポイント還元されます。

au PAYカードの年会費は無料です。

Pontaポイントは、1ポイント=1円として利用できます。また、Pontaポイントを他社ポイントに交換することもできます。交換可能なポイントは、JALマイレージバンク、中部電力ミライズのカテエネポイント、CDエナジーダイレクトのカテエネポイント、ZIPAIR限定ポイント、Sポイント、ミャクポ!です。(参照:PontaWeb

 

マネックス証券では、マネックスカード、dカード、dカードGOLDの3種類で決済できます。

マネックスカードで決済した場合、購入金額が5万円以下で1.1%、5万円~7万円以下で0.6%、7万円超~10万円以下で0.2%のマネックスポイントが還元されます。仮に毎月10万円購入した場合、1年間で(5万円×1.1%+2万円×0.6%+3万円×0.2%)×12ヶ月=730×12ヶ月=8,760ポイント還元されます。

マネックスカードの年会費は初年度無料、次年度以降は年間に1回以上のご利用がない場合に550円(税込)です。ファンドを購入していれば、この点は問題になりません。

マネックスポイントは、1ポイント=1円として利用できます。また、ファンド購入代金、株式手数料に充当、暗号資産の購入、他社ポイント交換(dポイント、Amazonギフトカード、Vポイント、Pontaポイント、nanaco、電子マネーWAONポイント、ANAマイル、JALマイル)などに利用できます。

 

dカードで決済した場合、マネックスカードと同様の還元率で、dポイントが還元されます。

dカードの年会費は無料です。

dポイントは、1ポイント=1円として利用できます。また、dポイントを他社ポイントに交換することもできます。交換可能なポイントは、KOREA、スターバックスカード、TAIWAN、JALマイルです。(参考:dポイントクラブ

 

dカードGOLDで決済した場合、NISA口座と課税口座でポイント還元率が異なります。NISA口座の場合、1.1%のdポイントが還元されます。仮に毎月10万円購入した場合、1年間で10万円×1.1%×12ヶ月=13,200ポイント還元されます。

課税口座の場合、マネックスカードとdカードと同様の還元率でdポイントが還元されます。仮に毎月10万円購入した場合、1年間で8,760ポイント還元されます。

dカードGOLDの年会費は11,000円(税込)です。

 

楽天証券では、楽天カード4種類、楽天キャッシュで決済できます。

楽天カードで決済した場合、なかの日本成長ファンドは、代行手数料年率0.4%(税込)以上に該当するため、1.0%の楽天ポイントが還元されます。仮に毎月10万円購入した場合、1年間で10万円×1.0%×12ヶ月=12,000ポイント還元されます。

ファンドの代行手数料とは、ファンドの費用のうち「販売会社」のことを言います。

なかの日本成長ファンドは、0.388%(0.4268%[税込])となるため、上記の表の年率0.4%(税込)以上の欄が該当します。

 

なかの日本成長ファンド,手数料

[出典:なかの日本成長ファンド目論見書より]

 

楽天カード年会費は無料です。

楽天ポイントは、1ポイント=1円として利用できます。また、楽天ポイントを他社ポイント(ANAマイル)に交換することもできます。

 

楽天ゴールドカード又は楽天プレミアムカードで決済した場合、楽天カードと同様に1.0%の楽天ポイントが還元されます。

年会費は、楽天ゴールドカードで2,200円(税込)、楽天プレミアムカードで11,000円(税込)です。

 

楽天ブラックカードで決済した場合、2.0%の楽天ポイントが還元されます。仮に毎月10万円購入した場合、1年間で10万円×1.0%×12ヶ月=24,000ポイント還元されます。

楽天ブラックカードの年会費は33,000円(税込)です。また、入会条件もあります。

 

楽天キャッシュで決済した場合、0.5%の楽天ポイントが還元されます。楽天カード4種類とは異なり、決済上限が毎月5万円までです。仮に毎月5万円購入した場合、1年間で5万円×0.5%×12ヶ月=3,000ポイント還元されます。

 

北國銀行はポイント還元がありませんでした。

 

毎月5万円、毎月10万円購入した場合の1年間の還元ポイントをまとめると以下の通りです。

金融機関

決済方法

月5万円時

月10万円時

auカブコム証券

au PAYカード*

6,000円分

12,000円分

マネックス証券

マネックスカード*

6,600円分

8,760円分

dカード*

6,600円分

8,760円分

dカードGOLD

6,600円分

13,200円分

楽天証券

楽天カード*

6,000円分

12,000円分

楽天ゴールドカード

6,000円分

12,000円分

楽天プレミアムカード

6,000円分

12,000円分

楽天ブラックカード

12,000円分

24,000円分

楽天キャッシュ

3,000円分

北國銀行

ポイント還元なし

*:年会費無料

 

上記のうち、年会費無料のカードで比較するとします。

月5万円購入時は、マネックスカード、dカードが6,600円分と最も還元率が高いです。

月10万円購入時は、au PAYカード、楽天カードが12,000円分と最も還元率が高いです。

 

マネックスカードでは8,760円分をマネックスポイントで還元されますが、ウェルシアで買い物する方(ウェル活)は裏技的に増やすことができます。

ウェルシアでは、毎月20日お客様感謝デーではWAON POINTが1.5倍で利用できます。例えば、1,000 WAON POINT保有していれば、1,500円分の買い物ができます。

まず、マネックス証券でマネックスポイントをVポイントに交換します。次に、VポイントサイトでVポイントをWAON POINTに交換します。これにより、8,760円分×1.5倍=13,140円分還元まで増やせます。

ウェルシアで買い物をする方は、この方法を使えば、還元率を最大化できます。

 

ファンド保有時の付与ポイント還元率

金融機関によって、ファンドを保有時にポイントが付与される場合があります。

概要をまとめると、以下の通りです。

金融機関

ポイント還元率(年率)

auカブコム証券

通常銘柄

100万円未満:0.05%

100万円~3,000万円未満:0.12%

3,000万円以上:0.24%

指定銘柄

0.005%

マネックス証券

最大付与率対象銘柄:0.26%

通常銘柄:0.08%

指定銘柄:0.03%

対象外:0%

楽天証券

対象ファンド:0.017%~0.053%

北國銀行

ポイント還元なし

 

なかの日本成長ファンドは、auカブコム証券とマネックス証券の通常銘柄に該当するため、保有時にもポイント還元されます。楽天証券では対象ファンドに該当しないため、ポイント還元されません。

保有金額が100万円未満の場合、auカブコム証券では0.05%のPontaポイント、マネックス証券では0.08%のマネックスポイントが付与され、マネックス証券の方が還元率が高いです。

一方、保有金額が100万円以上の場合は、auカブコム証券では0.12%の還元率までアップします。

仮に、保有金額が60万円、100万円の場合の1年間の還元ポイントをまとめると以下の通りです。

金融機関

60万円時

100万円時

auカブコム証券

300円分

1,200円分

マネックス証券

480円分

800円分

 

ファンド保有時の還元ポイントは、ファンド購入時の還元ポイントと比較すると小さいです。

 

なかの日本成長ファンドの購入にどこの金融機関を選んだらよいか?

「ファンド購入時のポイント還元率」と「ファンド保有時の付与ポイント還元率」を考慮しましょうと言いました。

年会費無料のクレジットカードで、月5万円、月10万円を1年間積立した場合で、還元されるポイントをシミュレートすると、以下のようになります。

 

5万円の場合は、マネックス証券/マネックスカード又はマネックス証券/dカードが、購入時と保有時合わせて8,176ポイント還元と最も高いです。

マネックスカード・ウェル活使用の場合は、12,136ポイント還元まで増やすことができます。

金融機関/決済手段

累計投資額

1ヶ月目

2ヶ月目

3ヶ月目

4ヶ月目

5ヶ月目

6ヶ月目

7ヶ月目

8ヶ月目

9ヶ月目

10ヶ月目

11ヶ月目

12ヶ月目

合計

50,000

100,000

150,000

200,000

250,000

300,000

350,000

400,000

450,000

500,000

550,000

600,000

auカブコム証券/au PAYカード

購入時

500

500

500

500

500

500

500

500

500

500

500

500

6,000

保有時

2

4

6

8

10

13

15

17

19

21

23

25

163

マネックス証券/マネックスカード

購入時

660

660

660

660

660

660

660

660

660

660

660

660

7,920

保有時

3

6

10

13

16

20

23

26

30

33

36

40

256

マネックス証券/dカード

購入時

660

660

660

660

660

660

660

660

660

660

660

660

7,920

保有時

3

6

10

13

16

20

23

26

30

33

36

40

256

楽天証券/楽天カード

購入時

600

600

600

600

600

600

600

600

600

600

600

600

7,200

保有時

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

番外編/マネックスカード・ウェル活使用

購入時

990

990

990

990

990

990

990

990

990

990

990

990

11,880

保有時

3

6

10

13

16

20

23

26

30

33

36

40

256

 

10万円の場合は、auカブコム証券/au PAYカードが、購入時と保有時合わせて12,518ポイント還元と最も高いです。

マネックスカード・ウェル活使用の場合は、13,656ポイント還元まで増やすことができ、auカブコム証券/au PAYカードを超えることができます。

金融機関/決済手段

累計投資額

1ヶ月目

2ヶ月目

3ヶ月目

4ヶ月目

5ヶ月目

6ヶ月目

7ヶ月目

8ヶ月目

9ヶ月目

10ヶ月目

11ヶ月目

12ヶ月目

合計

100,000

200,000

300,000

400,000

500,000

600,000

700,000

800,000

900,000

1,000,000

1,100,000

1,200,000

auカブコム証券/au PAYカード

購入時

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

12,000

保有時

4

8

13

17

21

25

29

33

38

100

110

120

518

マネックス証券/マネックスカード

購入時

730

730

730

730

730

730

730

730

730

730

730

730

8,760

保有時

6

13

20

26

33

40

46

53

60

66

73

80

516

マネックス証券/dカード

購入時

730

730

730

730

730

730

730

730

730

730

730

730

8,760

保有時

6

13

20

26

33

40

46

53

60

66

73

80

516

楽天証券/楽天カード

購入時

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

1,000

12,000

保有時

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

番外編/マネックスカード・ウェル活使用

購入時

1,095

1,095

1,095

1,095

1,095

1,095

1,095

1,095

1,095

1,095

1,095

1,095

13,140

保有時

6

13

20

26

33

40

46

53

60

66

73

80

516

 

私はウェル活をしているので、最もポイント還元が高いマネックス証券/マネックスカードを選択しています。

あなたもウェル活をしているのであれば、マネックス証券/マネックスカードでなかの日本成長ファンドを購入するのがベストでしょう。

 

 

まとめ

なかの日本成長ファンドを最もお得に購入する方法は、年会費無料のクレジットカードであることを前提とすると、以下の通りです。

  • ウェル活をする方:マネックス証券/マネックスカード
  • ウェル活をしない方:月5万円以下ならマネックス証券/マネックスカードorマネックス証券/dカード、月5万円超ならauカブコム証券/au PAYカード

 

以下より、各社の詳細情報を確認してください。

マネックス証券

auカブコム証券

参考になれば、幸いです。

 

 

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