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ライブズファンディングとは?始める前に知って下さい!

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎Udemy認定講師

※本サイトでは広告を利用しています

ライブズファンディング,Lives FUNDING,トピックス

こんにちは。ライブズファンディング(Lives FUNDING)は、簡単に言えば、1万円と少額からプロが厳選した不動産に投資できるサービスです。

 

「ライブズファンディングとはどんなサービス?」

「少額から、不動産投資で資産運用したい」

「相場に影響されにくい投資がしたい」

「ポートフォリオの拡大や分散先を考えている」

と思うなら、ライブズファンディングを知っておいて損はありません。

 

そのようなあなたのために、ライブズファンディングを始める前に必ず知っておきたいトピックスを1ページにまとめています。

 

 

 

1.ライブズファンディングの運営会社

まず、ライブズファンディングのサービス内容を理解する前に、運営会社について理解しておきましょう。

運営会社は、株式会社ライブズです。

2000年6月に設立され、以下の事業を営んでいます。

  • 不動産に関するコンサルティング業務
  • 不動産の売買及び仲介業務
  • 不動産特定共同事業法に基づくクラウドファンディング事業
  • 損害保険代理業務
  • 生命保険代理業務
  • 内装インテリア、内装工事

 

ライブズファンディングのサービスは、2022年8月にスタートしました。

 

運営会社で見るべきポイントは、信用性を担保するため、顔と名前がきちんと掲載されていることです。

責任を果たすという表れでもあります。

ライブズファンディングでは、運営会社HPに、代表取締役の新畑 誠 氏のお名前はありましたが、お写真はありませんでした。

 

また、運営会社の財務状況も確認しておきたいところです。

ただし、非上場企業の場合は、開示されていない場合も多いです。その場合は、サービスの運営状況や実績を確認しましょう。

ライブズファンディングでは、残念ながらHP上で財務状況を確認できませんでした。

 

サービス実績では、後述するファンド募集到達率を踏まえて、現時点では、ライブズファンディングを利用しても問題ないと考えています。

 

 

2.ライブズファンディングの3つの特徴

ライブズファンディングは、不動産クラウドファンディングというサービスです。

「不動産クラウドファンディング」とは、インターネットを通じて投資家から資金を集め、集めた資金をもとに不動産運用を行い、運用益や売買差益を投資家に分配する仕組みです。

元本保証ではありません。

ライブズファンディング,投資スキーム

[出典:ライブズファンディング

 

ライブズファンディングの特徴は、以下3点です。

  1. 1万円から投資可能
  2. 東京都内や横浜市など収益性の高いファンドをラインナップ
  3. 優先劣後構造で、元本割れリスクを低減

 

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

1万円から投資可能

「不動産投資するには、大金が必要なんでしょ」と思われる方が多いですよね。

いいえ、ライブズファンディングでは1万円と少額から不動産投資が可能です。

 

また、ライブズファンディングは、不動産投資の手間もかかりません。

通常の不動産投資では、物件調査、書類申請、物件メンテナンスなど多くの手間がかかります。

ライブズファンディングでは、その点を運営会社ライブズが実施しているため、あなたはインターネット上で物件を選ぶだけで面倒なく投資できます。

 

以下は、ファンドの詳細画面です。

ライブズファンディング,ファンド画面

 

「概要」では、ファンドの概要、特徴、スケジュールがまとめられています。

「物件情報」では、投資対象の物件情報がまとめられています。(※会員登録後に確認できます。)

「リターン及びリスク」では、配当金のシミュレーションや、不動産投資の一般的なリスクがまとめられています。

「スキーム」では、投資の流れがまとめられています。

 

東京都内や横浜市など収益性の高いファンドをラインナップ

ライブズファンディングでは、安定した収益が期待できる東京都内の不動産ファンドを多く取り扱っています。

その他、横浜市の不動産ファンドもあります。

変わり種としては、「地方応援型クラウドファンディング第1弾 長野県飯田市」という地方創成にも関わるファンドもあります。

 

優先劣後構造で、元本割れリスクを低減

ライブズファンディングは、元本割れリスクの低減のため、優先劣後システムを採用しています。

ライブズファンディング,優先劣後構造

 

簡単に言うと、ファンド出資時に、あなた(優先出資者)と運営会社等(劣後出資者)の両者からお金を集め、収益分配や元本償還に優先順位をつける仕組みです。

劣後出資者が売却損を先に負担することになるので、仮に物件の売却価格が想定価格を下回っても、優先出資は元本割れしにくいことになります。

つまり、劣後出資割合が高い方が元本割れしにくくなります。

過去ファンドでは、劣後出資割合は10%~20%、中央値は10.0%となっていました。

ファンド名 優先出資割合 劣後出資割合
Lives FUNDING#27(区分マンション×墨田区) 90% 10%
Lives FUNDING#26(区分マンション×墨田区) 90% 10%
Lives FUNDING#25(一棟収益レジ×板橋区) 90% 10%
Lives FUNDING#24(区分マンション×台東区) 90% 10%
地方応援型クラウドファンディング第1弾 長野県飯田市 90% 10%
Lives FUNDING#22(区分マンション×中野区) 90% 10%
Lives FUNDING#21(区分マンション×中野区) 90% 10%
Lives FUNDING#20(区分マンション×墨田 区) 90% 10%
Lives FUNDING#19(区分マンション×品川区) 90% 10%
Lives FUNDING#18(区分マンション×横浜市西区) 90% 10%
Lives FUNDING#17(区分マンション×台東区) 90% 10%
Lives FUNDING#16(区分マンション×台東区) 90% 10%
Lives FUNDING#15 (区分マンション×葛飾区) 90% 10%
Lives FUNDING#14 (区分マンション×葛飾区) 90% 10%
Lives FUNDING#13(一棟収益レジ×板橋区) 80% 20%
Lives FUNDING#12 (区分マンション×品川区) 90% 10%
Lives FUNDING#11(区分マンション×横浜市西区) 90% 10%
Lives FUNDING#10(区分マンション×墨田区) 90% 10%
Lives FUNDING#9(区分マンション×中野区) 90% 10%
Lives FUNDING#8 (区分マンション×台東区) 90% 10%
Lives FUNDING#7(区分マンション×台東区) 90% 10%
Lives FUNDING#6(区分マンション×中野区) 90% 10%
Lives FUNDING#5(区分マンション×墨田区) 90% 10%
Lives FUNDING#4 (区分マンション×品川区) 90% 10%
Lives FUNDING#3 (区分マンション×横浜市西区) 90% 10%
Lives FUNDING#2(区分マンション×台東区) 90% 10%
Lives FUNDING#1(区分マンション×台東区) 90% 10%
最小値 80% 10%
最大値 90% 20%
中央値 90.0% 10.0%
平均値 89.6% 10.4%

 

劣後出資割合は、以下の通りで調べられます。

1.ライブズファンディングにアクセスし、調べたいファンドを表示させます。

 

2.「ファンドの特徴」の欄の優先劣後割合の欄で確認することができます。

ライブズファンディング,劣後出資割合の調べ方

 

 

4.ライブズファンディングのファンドの利回り分析及び配当分析

あなたが一番気になっているのは、ファンドの利回りと配当ではないでしょうか。

ここでは、想定利回りに基づく分析と、実績利回りに基づく分析を理解しておきましょう。

 

想定利回り分析

現時点、27ファンドの募集がありました。

わかりやすいように、横軸に想定運用期間(ヶ月)、縦軸に想定利回り(%/年)を分布図にしています。

想定運用期間は3ヶ月~12ヶ月、想定利回り3.6%~8.0%で、中央値は6ヶ月で5.0%です。

安定性が高い日経平均採用銘柄のうち、最も予想利回りが高いJFEホールディングス(証券コード:5411)でも4.69%です。[2024.7.12時点]

その点を考慮すると、ライブズファンディングの想定利回りはやや高めと言えます。

ライブズファンディング,想定利回り分析

 

各ファンドについて、最低投資額1万円投資したときの想定配当金(円)についてまとめています。

ライブズファンディングでは、1万円投資時に、想定配当金125~600円が期待できるようです。

ファンド名 予定運用期間(ヶ月) 想定利回り(%) 配当金(円)*
Lives FUNDING#27(区分マンション×墨田区) 8 4.0 266
Lives FUNDING#26(区分マンション×墨田区) 8 4.0 266
Lives FUNDING#25(一棟収益レジ×板橋区) 12 6.0 600
Lives FUNDING#24(区分マンション×台東区) 6 4.0 200
地方応援型クラウドファンディング第1弾 長野県飯田市 12 4.0 400
Lives FUNDING#22(区分マンション×中野区) 6 4.0 200
Lives FUNDING#21(区分マンション×中野区) 6 4.0 200
Lives FUNDING#20(区分マンション×墨田 区) 8 4.8 320
Lives FUNDING#19(区分マンション×品川区) 7 5.0 291
Lives FUNDING#18(区分マンション×横浜市西区) 6 3.6 180
Lives FUNDING#17(区分マンション×台東区) 6 4.6 230
Lives FUNDING#16(区分マンション×台東区) 6 5.0 250
Lives FUNDING#15 (区分マンション×葛飾区) 8 4.0 266
Lives FUNDING#14 (区分マンション×葛飾区) 8 4.0 266
Lives FUNDING#13(一棟収益レジ×板橋区) 12 5.0 500
Lives FUNDING#12 (区分マンション×品川区) 6 5.0 250
Lives FUNDING#11(区分マンション×横浜市西区) 6 3.6 180
Lives FUNDING#10(区分マンション×墨田区) 6 5.0 250
Lives FUNDING#9(区分マンション×中野区) 6 4.5 225
Lives FUNDING#8 (区分マンション×台東区) 6 5.0 250
Lives FUNDING#7(区分マンション×台東区) 6 5.0 250
Lives FUNDING#6(区分マンション×中野区) 6 5.0 250
Lives FUNDING#5(区分マンション×墨田区) 3 5.0 125
Lives FUNDING#4 (区分マンション×品川区) 3 5.0 125
Lives FUNDING#3 (区分マンション×横浜市西区) 3 8.0 200
Lives FUNDING#2(区分マンション×台東区) 3 8.0 200
Lives FUNDING#1(区分マンション×台東区) 3 8.0 200
最小値 3 3.6 125
最大値 12 8.0 600
中央値 6.0 5.0 ---
平均値 6.5 4.9 ---

*配当金は1万円投資時で、小数点以下、切り捨てで算出。

 

実績利回り分析

上記の想定利回りは、あくまでファンド募集時の「想定」です。

重要なのはファンド終了時の「実績」です。

ライブズファンディングでは、個別ファンドの実績利回りは公開されておらず、投資した方のみわかるようになっています。

運営会社に確認したところ、2025.2.18時点、すべてのファンドで想定利回り通りとのことでした。

 

 

4.ライブズファンディングの評判

ライブズファンディングを使うか検討しているなら、評判が気になりますよね。

しかし、ネット検索で出てくるのは、個人の見解に基づく主観的な評判が多いです。

そこで、私は客観的な評判を分析するために、「ファンド募集到達率」を用いています。

「ファンド募集到達率」は、私が独自に定義した用語で、募集金額に対する応募金額の割合を指します。

この数値が、不動産クラウドファンディングの評判(人気度)を客観的に判断できるため、最も重要な指標と考えています。

 

過去ファンドでは、募集金額974万円~14,240万円に対して、ファンド募集到達率は、2ファンドが100%未満、それ以外は100%以上でした。

ファンド名 募集金額(万円) 応募金額(万円) 募集到達率
Lives FUNDING#26(区分マンション×墨田区) 1,962 2,630 134%
Lives FUNDING#25(一棟収益レジ×板橋区) 14,240 11,553 81%
Lives FUNDING#24(区分マンション×台東区) 3,150 3,257 103%
地方応援型クラウドファンディング第1弾 長野県飯田市 3,510 4,234 121%
Lives FUNDING#22(区分マンション×中野区) 1,623 2,711 167%
Lives FUNDING#21(区分マンション×中野区) 1,725 3,335 193%
Lives FUNDING#20(区分マンション×墨田 区) 1,533 4,241 277%
Lives FUNDING#19(区分マンション×品川区) 1,632 4,960 304%
Lives FUNDING#18(区分マンション×横浜市西区) 2,028 2,496 123%
Lives FUNDING#17(区分マンション×台東区) 2,790 4,239 152%
Lives FUNDING#16(区分マンション×台東区) 3,150 6,178 196%
Lives FUNDING#15 (区分マンション×葛飾区) 1,980 2,616 132%
Lives FUNDING#14 (区分マンション×葛飾区) 1,980 3,298 167%
Lives FUNDING#13(一棟収益レジ×板橋区) 14,240 10,395 73%
Lives FUNDING#12 (区分マンション×品川区) 1,632 4,111 252%
Lives FUNDING#11(区分マンション×横浜市西区) 2,029 4,242 209%
Lives FUNDING#10(区分マンション×墨田区) 1,472 7,746 526%
Lives FUNDING#9(区分マンション×中野区) 1,619 4,768 295%
Lives FUNDING#8 (区分マンション×台東区) 2,794 4,879 175%
Lives FUNDING#7(区分マンション×台東区) 3,365 4,749 141%
Lives FUNDING#6(区分マンション×中野区) 1,480 1,480 100%
Lives FUNDING#5(区分マンション×墨田区) 1,472 4,447 302%
Lives FUNDING#4 (区分マンション×品川区) 1,633 6,331 388%
Lives FUNDING#3 (区分マンション×横浜市西区) 974 4,913 504%
Lives FUNDING#2(区分マンション×台東区) 1,746 4,917 282%
Lives FUNDING#1(区分マンション×台東区) 1,911 4,987 261%
最小値 974 1,480 73%
最大値 14,240 11,553 526%

 

 

5.ライブズファンディングの口座開設(会員登録)と手数料

ライブズファンディングでは、以下の手数料がかかりません。

  • 会員登録費用
  • 口座開設費用

 

入金手数料、及び出金手数料がかかります。

入金の振込先、及び出金の振込元の銀行はGMOあおぞらネット銀行なので、あなたも同銀行をお持ちであれば、手数料が無料になります。

お持ちでなければ、入金時は、各銀行で他行振込手数料が無料のものがあるので、そちらを利用しましょう。

 

詳しい口座開設方法は、「最新キャンペーン!ライブズファンディングの口座開設方法」をご覧ください。

 

 

6.ライブズファンディングのポイントサイト及びキャンペーン

ライブズファンディングのポイントサイト

ポイ活でお得に始めたいと思いますよね。

現時点では、ポイントサイト経由の特典はありませんでした。

 

ライブズファンディングのキャンペーン

ライブズファンディングでは、頻度は低いもののキャンペーンは実施されています。

最新のキャンペーンと過去のキャンペーン分析は、「最新キャンペーン!ライブズファンディングの口座開設方法」をご覧ください。

 

 

7.ライブズファンディングの配当金の確定申告

ライブズファンディングの配当金(分配金)は、「雑所得」となり、総合課税扱いとなります。

分配金から20.42%(所得税+復興特別所得税)の源泉徴収をした後、登録されている取引口座に振込されます。

源泉分離課税ではないため、原則ご自身で確定申告が必要です。

ただし、給与所得を1ヵ所から受けていて、給与所得・退職所得以外の所得の合計が20万円以下の方は、確定申告は不要です。

確定申告時には、会社名、会社住所、支払金額、源泉徴収額が必要です。

 

 

 

まとめ

ライブズファンディングは、少額から不動産に投資でき、想定利回りの配当金が期待できる不動産クラウドファンディングサービスです。

不動産クラウドファンディングには、株式や債券と異なり相場がなく、日々の価格変動を追って、ハラハラする必要はありません。

そのため、相場に影響されにくい投資をしたい方には、ライブズファンディングはおすすめです。

また、株式や債券を保有していて、ポートフォリオの拡大や分散を検討されている方もライブズファンディングを利用してみてはいかがでしょうか。

ライブズファンディングを利用するか否かの参考になれば、幸いです。

さらに詳しい情報は、公式ページをご覧ください。

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