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融資型クラウドファンディング レンデックスとは?特長と利回り分析を解説

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎(Udemy認定講師

レンデックス,特長と利回り分析

こんにちは。レンデックス(LENDEX)は、2万円と少額から、ソーシャルレンディングのプロが選定した企業の事業に投資できるサービスです。

運営会社は、2000年8月に設立された、ソーシャルレンディング専門の株式会社レンデックスです。

2017年12月からサービスが開始されました。

 

「少額から、資産運用を始めたい」、「相場に影響されにくい投資がしたい」、「ポートフォリオ(資産配分)の拡大や分散を考えている」と思うなら、レンデックスを知っておいて損はありません。

そのようなあなたのために、レンデックスのコレだけは知っておきたい3つの特長、及びファンドの利回り分析を解説します。

 

 

更新履歴

  • 全体をアップデートしました。[2021.9.26]

 

 

レンデックスのコレだけは知っておきたい3つの特長

レンデックスは、融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)というサービスです。

「融資型クラウドファンディング」とは、資金を必要とする事業者に対し、複数の投資家が投資をしてお金を貸し出す仕組みです。

そのリターンとして、配当を受け取れます。

元本保証ではありません。

 

レンデックスの3つの特長は、以下3つです。

  1. 2万円と少額から投資可能
  2. 1年以内の短期投資中心のファンドをラインナップ、かつ毎月配当
  3. 担保や保証で、元本割れリスクを低減

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

2万円と少額から投資可能

「企業に投資するには、大金が必要なんでしょ」と思いませんか。

いいえ、レンデックスでは1口1万円、2万円と少額から企業に投資が可能です。

 

また、レンデックスでは、投資の手間もかかりません。

レンデックスでは、ソーシャルレンディングのプロが、事業者の審査、担保設定等を実施しているため、あなたはインターネット上でファンドを選ぶだけで面倒なく投資できます。

 

以下は、ファンドの詳細画面です。

ファンド情報が丁寧にまとめられています。

レンデックス,ファンド画面

レンデックス,ファンド画面

[出典:レンデックス]

 

「ファンド概要」では、ファンドのポイントがまとめられています。

「現在の募集状況」では、該当ファンドの募集状況が確認できます。

「ファンド募集要件」(上記の図では記載していませんが)では、募集金額、運用期間、想定利回り等がまとめられています。

「投資収益シミュレーション」では、投資額に応じて、該当ファンドのリターンをシミュレーションすることができます。

「ファンド詳細」では、事業者概要、貸付条件、担保等についてまとめられています。

 

1年以内の短期投資中心のファンドをラインナップ、かつ毎月配当

レンデックスでは、先の見込みにくい投資案件は避け、より確実な1年以内の短期投資中心のファンド設定がされています。多くの場合、運用期間が6ヶ月~12ヶ月となっています。

また、少しでも投資成果を早く得られるように、毎月配当を基本としています。

他社は早くても3ヶ月に1回であることが多く、着実に配当を得たいという方には最適です。

投資先としては、不動産事業に対するものが多いです。

変わり種としては、格闘技イベント「RIZIN」の運営会社ドリームファクトリーワールドワイドに投資できるファンドもあります。

RIZIN好きな方には、運営に貢献しつつ、リターンも得られるというメリットがあります。

頻度は少ないですが、RIZINグッズがもらえるキャンペーンが実施されたこともありました。

 

担保や保証で、元本割れリスクを低減

レンデックスのファンドには、基本的に担保や保証人が設定されており、元本割れリスクを可能な限り低減しています。

ファンドの種別としては、主に以下2つがあります。

  • 担保・保証人付きファンド
  • 無担保・保証人付きファンド

 

担保・保証人ファンドでは、仮に、借り手が事業に失敗し返済不能になったときのために、不動産を担保としています。

最悪、不動産を売却して元本の回収に努めます。

不動産担保の価格査定には、自社査定だけでなく、国内不動産大手である「東急リバブル」と提携し、外部査定も実施されています。

借り手への貸付金額(ファンド募集金額)は、自社査定と外部査定のうち、低い方の80%を上限としています。

例えば、自社査定1100万円、外部査定1000万円だとします。このときの貸付金額は、1000万円×80%=800万円が上限となります。

これにより、万一800万円が返済不能になっても、1000万円の不動産を売却して元本を回収します。

不動産価格も変動するので、約20%の余力を作ることで、値下がりのリスクを低減しています。

 

 

レンデックスの利回り分析

2021.9.21時点では、486ファンドが募集がありました(募集中、予定も含む)。

レンデックスは、非常にコンスタントにファンド募集がなされており、ファンド数が多いです。

そのため、利回り分析は、直近の50ファンドで分析しました。

利回り分布をわかりやすいように可視化しました。

横軸に運用期間(ヶ月)、縦軸に想定利回り(%/年)をプロットしています。

レンデックス,利回り分析

 

各ファンドについて、運用期間(ヶ月)、想定利回り(%/年)、最低投資額である2万円投資したときの想定配当金(円)についてまとめています。 

ファンド名 運用期間(ヶ月) 利回り(%) 2万円投資時
不動産担保付きローンファンド 430-2号 12 8.0 1600
不動産担保付きローンファンド 430-1号 12 7.5 1500
ローンファンド 429号 7 8.0 933
不動産担保付きローンファンド 428号 18 8.0 2400
ローンファンド 427号 7 8.0 933
ローンファンド 426号 7 7.5 875
ローンファンド 425号 7 7.5 875
ローンファンド 424号 7 7.5 875
ローンファンド 423号 7 7.5 875
ローンファンド 422号 7 7.5 875
RIZINファンド 7号 7 10.0 1167
ローンファンド 420号 6 7.5 750
ローンファンド 419号 12 8.5 1700
不動産担保付きローンファンド 418-3号 12 9.0 1800
不動産担保付きローンファンド 418-2号 12 8.5 1700
不動産担保付きローンファンド 418-1号 12 8.0 1600
ローンファンド 417号 7 8.0 933
ローンファンド 416号 7 8.0 933
不動産担保付きローンファンド 415-3号 6 9.0 900
不動産担保付きローンファンド 415-2号 6 8.5 850
不動産担保付きローンファンド 415-1号 6 8.0 800
不動産担保付きローンファンド 414号 12 7.5 1500
不動産担保付きローンファンド 413号 12 7.5 1500
不動産担保付きローンファンド 412号 12 7.5 1500
ローンファンド 411号 7 8.0 933
不動産担保付きローンファンド 410号 12 8.0 1600
不動産担保付きローンファンド 409-2号 12 10.0 2000
不動産担保付きローンファンド 409-1号 12 9.5 1900
不動産担保付きローンファンド 408-2号 12 8.0 1600
不動産担保付きローンファンド 408-1号 12 7.5 1500
ローンファンド 407号 7 8.0 933
ローンファンド 406号 7 8.0 933
不動産担保付きローンファンド 405号 12 8.0 1600
ローンファンド 404号 12 8.0 1600
ローンファンド 403号 12 9.0 1800
不動産担保付きローンファンド 402号 12 8.5 1700
ローンファンド 401号 6 9.0 900
ローンファンド 400号 6 9.0 900
ローンファンド 399号 12 9.0 1800
ローンファンド 398号 7 8.5 992
ローンファンド 397号 7 8.5 992
ローンファンド 396号 6 8.5 850
不動産担保付きローンファンド 395-2号 12 9.0 1800
不動産担保付きローンファンド 395-1号 12 8.5 1700
ローンファンド 394号 12 9.5 1900
不動産担保付きローンファンド 393-2号 12 9.0 1800
不動産担保付きローンファンド 393-1号 12 8.5 1700
ローンファンド 392号 7 8.0 933
ローンファンド 391号 7 8.0 933
ローンファンド 390号 7 8.0 933
min. 6 7.5 750
max. 18 10.0 2400

※小数点以下、切り捨てで算出

 

レンデックスのファンドでは、想定運用期間6ヶ月~18ヶ月、想定利回り7.5%~10.0%、想定配当金750円~2400円に期待できます。

元本保証ではありませんが、預金金利が0.01%/年を踏まえると、得られるリターンはかなり大きいです。

 

 

まとめ

レンデックスは、2万円と少額からソーシャルレンディングのプロが選定した企業に投資でき、想定利回りの配当金に期待できる融資型クラウドファンディングサービスです。

融資型クラウドファンディングには、株式や債券と異なり相場がなく、日々の価格変動を追って、ハラハラする必要はありません。

そのため、相場に影響されにくい投資をしたい方には、レンデックスが最適です。

また、株式や債券を保有していて、ポートフォリオの拡大や分散のために、想定利回りが決まっているレンデックスを利用しても良いでしょう。

 

レンデックスを利用するか否かの参考になれば、幸いです。

その他、レンデックスに関するトピックは、「融資型クラウドファンディング レンデックスの資産運用ガイド」でまとめていますので、ご覧ください。

 

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