こんにちは、永松です。6.22から米国株配当投資を始め、以前より配当投資に詳しくなりました。(参考:2020年11月度米国株レポート|大統領選も終わり株価上昇局面に突入か?)
米国株で得た知識を、「日本株でも活かしてみたい」と思い、2020年6月末から、日本株の配当投資を本格的に始めました。
毎月、ポートフォリオ、トータルリターン、配当実績を記録していきます。
「日本株配当投資では、どれくらいのリスクやリターンがあるのか知りたい」という方の参考になれば、幸いです。
2020年12月度の主要指数の振り返り
2020.12.1~12.30において、日本株の主要指数は、次の通りでした。
参考値として、米国株のNYダウ、ナスダック、S&P500も記載しています。
指数 | 12月1日 | 12月30日 | リターン |
日経平均 | 26787.54 | 27444.17 | 2.45% |
TOPIX | 1768.38 | 1804.68 | 2.05% |
NYダウ | 29823.92 | 30409.56 | 1.96% |
ナスダック | 12355.11 | 12870.00 | 4.17% |
S&P500 | 3662.45 | 3732.04 | 1.90% |
日経平均及びTOPIXは、小幅なプラスリターンでした。日経平均は、27000円台を突破しました。
米国株指数も、プラスリターンでした。
2020年12月度のポートフォリオ・リターン・配当実績
私の投資方針は、「高配当銘柄に分散投資し、配当金を再投資し複利成長させる」です。長期保有にこだわらず、より良い銘柄を見つければ、乗り換えします。
まずは、初期投資10万円程度から始めることにしました。
取引は、1株単位で株式が取引できる、SBIネオモバイル証券を利用しています。
ネオモバイル証券は、月50万円までの売買なら月額200円(税別)で利用できます。Tポイントが毎月200pt還元されるので、実質税分20円で取引し放題です。
また、Tポイントは、株式の購入に無駄なく利用できるので、気に入っています。
12月度のポートフォリオは、変更なし
ポートフォリオは、マネックス証券のスクリーニングで、配当利回り4.5%以上で株式を抽出後、個別銘柄の業績、配当実績、配当性向(当期利益ベース、フリーキャッシュフローベース)を分析して選別しています。
11月は、次の9銘柄に投資していました。詳しくは、「2020年11月度日本株レポート|減配のポーラオルビスHDをなくなく売却」でまとめています。
12月は売却に値する事項がなかったですし、買い増しできるほどの値下がりもありませんでした。
11月度のレポートで、「J-POWER 電源開発株式会社(9513)」を配当株として観察中であることを記載しました。
直近3ヶ月の株価推移は、次の通り下降気味です。
[出典:SBIネオモバイル証券]
年間予想配当が75円なので、12.30の終値(1421円)ベースだと、予想利回りは5.28%です。悪くないです。
しかし、直近では増配には期待できそうにないため、株価が利回りが6.0%以上になる1250円を下回ってきたい時に購入しようと考えています。
現在保有している銘柄の選定理由は、下記の記事を参考にしてください。
・アサヒホールディングスは、配当株投資の候補銘柄として有りか無しか?
・伊藤忠エネクスは、配当株投資の候補銘柄として有りか無しか?
・三井住友フィナンシャルグループは、配当株投資の候補銘柄として有りか無しか?
12月度のリターンは+18.23%
12.30時点、買付総額113,043円に対し、評価額で133,654円で、+20,611円で割合にすると+18.23%でした。
リターン内訳は、次の通りでした。
銘柄 | 買付額 | 評価額 | リターン |
デンカ | 12,975 | 20,150 | 55.30% |
スカラ | 10,950 | 12,165 | 11.10% |
アサヒHD | 14,160 | 18,325 | 29.41% |
藤商事 | 17,525 | 20,000 | 14.12% |
SANKYO | 13,380 | 13,950 | 4.26% |
兼松 | 8,197 | 9,002 | 9.82% |
伊藤忠エネクス | 12,855 | 15,225 | 18.44% |
あおぞら銀行 | 5,127 | 5,709 | 11.35% |
三井住友F | 17,874 | 19,128 | 7.02% |
合計金額 | 113,043 | 133,654 | 18.23% |
9銘柄全てが+4.26%~+55.30%とプラスリターンでした。
高配当株は、2倍・3倍と大きな値上がりは期待できないですが、値下がりはしにくいと考えています。
一時的に株価が下がったとしても、その分配当利回りが上昇するので、配当利回りが4%~5%レベルまで買い戻されることが多いと思います。
結果的に、継続的に配当が支払われていることが前提ですが、高配当株は値下がりしにくいでしょう。
各社から配当が入金
以下6社から配当が支払われました。
- あおぞら銀行:30円(1株あたり)
- 藤商事:25円
- 伊藤忠エネクス:22円
- 三井住友FG:95円
- 兼松:30円
- デンカ:60円
配当累計額は、次の通りです。11月までの配当累計額は、2805円です。
年間配当予想額と、私の平均取得単価における配当利回りは、次の通りです。
銘柄 | 配当予想額 (円) |
平均取得単価 (円) |
配当利回り |
デンカ | 125 | 2595 | 4.81% |
スカラ | 32 | 730 | 4.38% |
アサヒHD | 160 | 2832 | 5.65% |
藤商事 | 50 | 701 | 7.13% |
SANKYO | 150 | 2676 | 5.61% |
兼松 | 60 | 1171 | 5.12% |
伊藤忠エネクス | 44 | 857 | 5.13% |
あおぞら銀行 | 122 | 1709 | 7.14% |
三井住友F | 190 | 2979 | 6.38% |
配当利回りは、4.38%~7.14%と予想されます。
今後の方針
現在保有している9銘柄は、引き続き、観察していきます。
2021年も感染症関連で、引き続き不安定な相場は続くと思われます。少なくとも1回は大きく株価が下落するチャンスがあるでしょう。
その時に保有銘柄の買い増しや新規銘柄の買付も考えていく予定です。
来年もよろしくお願いします。
レポートは月1回ですが、ツイッターでは最新ポートフォリオをつぶやいています。よろしければ、ご覧ください。
永松🦸♂️@投資ブロガー🗽🍣 (@nisaschool) | Twitter
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