こんにちは、永松です。6.22から米国株配当投資を始め、以前より配当投資に詳しくなりました。(参考:2020年11月度米国株レポート|大統領選も終わり株価上昇局面に突入か?)
米国株で得た知識を、「日本株でも活かしてみたい」と思い、2020年6月末から、日本株の配当投資を本格的に始めました。
毎月、ポートフォリオ、トータルリターン、配当実績を記録していきます。
「日本株配当投資では、どれくらいのリスクやリターンがあるのか知りたい」という方の参考になれば、幸いです。
2020年11月度の主要指数の振り返り
2020.11.1~11.30において、日本株の主要指数は、次の通りでした。
参考値として、米国株のNYダウ、ナスダック、S&P500も記載しています。
指数 | 11月2日 | 11月30日 | リターン |
日経平均 | 23295.48 | 26433.62 | 13.47% |
TOPIX | 1607.95 | 1754.98 | 9.14% |
NYダウ | 26925.05 | 29638.64 | 10.08% |
ナスダック | 10951.61 | 12198.74 | 11.39% |
S&P500 | 3310.24 | 3621.63 | 9.41% |
日経平均及びTOPIXは、大幅なプラスリターンでした。特に日経平均は、26000円台を突破し、1ヶ月で+13.47%と非常に良好な結果でした。
一方、米国株指数も、10月の米国大統領選挙も無事終わり、急上昇しました。
2020年11月度のポートフォリオ・リターン・配当実績
私の投資方針は、「高配当銘柄に分散投資し、配当金を再投資し複利成長させる」です。長期保有にこだわらず、より良い銘柄を見つければ、乗り換えします。
まずは、初期投資10万円程度から始めることにしました。
取引は、1株単位で株式が取引できる、SBIネオモバイル証券を利用しています。
ネオモバイル証券は、月50万円までの売買なら月額200円(税別)で利用できます。Tポイントが毎月200pt還元されるので、実質税分20円で取引し放題です。
また、Tポイントは、株式の購入に無駄なく利用できるので、気に入っています。
11月度のポートフォリオは、減配になったポーラオルビスHDを売却
ポートフォリオは、マネックス証券のスクリーニングで、配当利回り4.5%以上で株式を抽出後、個別銘柄の業績、配当実績、配当性向(当期利益ベース、フリーキャッシュフローベース)を分析して選別しています。
10月は、次の10銘柄に投資していました。詳しくは、「2020年10月度日本株レポート|高配当銘柄になったSANKYOをメンバーに迎えました」でまとめています。
11月は、減配になったポーラオルビスHDを売却しました。
2020年12月期3Q(7~9月)の決算発表にて、予想配当金が、年80円から年50円に減配となりました。
この発表後、株価はそこまで大きな変動はありませんでした。
2020.11.30終値ベースで、予想配当利回りが3.83%(年80円)から2.39%(年50円)と大幅に下がってしまったため、私は売却を選択しました。
その他の銘柄は、売却や買増は行っていません。
その他の各銘柄の保有理由は、下記の記事を参考にしてください。
・アサヒホールディングスは、配当株投資の候補銘柄として有りか無しか?
・伊藤忠エネクスは、配当株投資の候補銘柄として有りか無しか?
・三井住友フィナンシャルグループは、配当株投資の候補銘柄として有りか無しか?
11月度のリターンは+9.38%
11.30時点、買付総額113,043円に対し、評価額で123,650円で、+10,607円で割合にすると+9.38%でした。
リターン内訳は、次の通りでした。
銘柄 | 買付額 | 評価額 | リターン |
デンカ | 12,975 | 15,160 | 16.84% |
スカラ | 10,950 | 12,975 | 18.49% |
アサヒHD | 14,160 | 15,525 | 9.64% |
藤商事 | 17,525 | 18,650 | 6.42% |
SANKYO | 13,380 | 12,840 | -4.04% |
兼松 | 8,197 | 8,435 | 2.90% |
伊藤忠エネクス | 12,855 | 15,000 | 16.69% |
あおぞら銀行 | 5,127 | 5,685 | 10.88% |
三井住友F | 17,874 | 19,380 | 8.43% |
合計金額 | 113,043 | 123,650 | 9.38% |
10銘柄のうち、9銘柄が+2.90%~+18.49%とプラスリターン、1銘柄が-4.04%とマイナスリターンでした。
10月末の下落から一転し、11月は全体的に株価が上昇しました。
アサヒホールディングスから配当が入金
アサヒホールディングスの中間配当(9.30分)が入金されました。1株あたり80円支払われました。
9.30に配当支払いが確定している銘柄があるため、12月には多くの配当金が入金される予定です。
配当累計額は、次の通りです。
11月までの配当累計額は、680円です。
年間配当予想額と、私の平均取得単価における配当利回りは、次の通りです。
銘柄 | 配当予想額 (円) |
平均取得単価 (円) |
配当利回り |
デンカ | 125 | 2595 | 4.81% |
スカラ | 32 | 730 | 4.38% |
アサヒHD | 160 | 2832 | 5.65% |
藤商事 | 50 | 701 | 7.13% |
SANKYO | 150 | 2676 | 5.61% |
兼松 | 60 | 1171 | 5.12% |
伊藤忠エネクス | 44 | 857 | 5.13% |
あおぞら銀行 | 122 | 1709 | 7.14% |
三井住友F | 190 | 2979 | 6.38% |
配当利回りは、4.38%~7.14%と予想されます。
11.9時点、デンカの予想配当額は、未定から年125円と開示されました。
今後の方針
デンカの予想配当額も開示されたので、ひとまず心配な銘柄はなくなりました。経過を観察します。
12月は大きく下落すれば買い増し予定ですが、おそらく上昇局面が続きそうです。
その他、新規銘柄の配当分析も行っています。
今観察中なのは、J-POWER 電源開発株式会社(9513)です。
2004年に民営化された、電気・ガス業の企業です。直近1年では株価が-47.16%と大幅に下落しています。
売上高の下方修正の影響かもしれません。
ただ、直近の決算によると、2021.3期の配当予想は75円と前年維持されています。そのため、12.6時点の終値(1404円)ベースで、配当利回りは5.34%と高めになっています。
2017.3期以降、増配はなく現状を維持しています。しばらくは増配は考えにくいため、株価が希望する利回りになるまで、待っても良いかなと考えています。
一方で、世界的にも進められている、再生可能エネルギー事業にも積極的であるため、ちょっとした好材料で、一気に株価が回復するかもしれないと、買い時を探っているところです。
レポートは月1回ですが、ツイッターでは最新ポートフォリオをつぶやいています。よろしければ、ご覧ください。
#日本株 🍣配当投資に新メンバー”SANKYO”さんを追加✨
— 永松🦸♂️@投資ブロガー🗽🍣 (@nisaschool) 2020年10月16日
10/16終値ベースの配当利回りは、5.61%。
配当額はずっと1株150円が続く傾向があるので、株価が下落したときに買うのが良い。
2500円以下を待っていたけども、中々下がらないので、この辺でひとまずIN🦸♂️
この10メンバーで様子を見ようっと。 pic.twitter.com/bCSG5VxmTp
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