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JBR(2453)に投資するならどっち?株式投資とfundsのファンド

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎(@nisaschool

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こんにちは。ジャパンベストレスキューシステム(JBR)(銘柄コード:2453)に株式投資したいと思うなら、ちょっと待ってほしいです。

2021年現在、JBRに投資する方法は、株式投資だけではありません。

融資型クラウドファンディング「funds」を通じて、JBRの事業に投資して配当を得ることができます。

 

株式投資とfundsには、それぞれメリットとデメリットがあり、投資前に両者を比較検討しておいても損はありません。

どちらが、あなたに適しているか判断する参考に、JBRに株式投資する魅力と、fundsで投資する魅力を解説します。

 

 

JBRとはどんな会社?

一般向けに、総合生活トラブル駆けつけ解決サービス「生活救急車」を全国で展開する企業です。

具体的には、水のトラブル、鍵のトラブル、パソコンのトラブル、ガラスのトラブル、害虫の駆除、お庭、住まい、施設や住宅の除菌のサービスがあります。

 

一般向けとは別に、会員制サービスも提供しています。

賃貸住宅の入居者向けに「安心入居サポート」、大学生向けに「学生生活110番」というストック型・サブスク型のサービスがあります。

さらに、グループ傘下のJBRあんしん保証株式会社では、ストック型として、住宅設備機器のコンシェルジュサービス「あんしん修理サポート」を販売しています。

ストック型・サブスク型の売上比率は85%を占め、収益の安定化が図られています。

2021年3月現在、会員数は260万人います。

 

法人向けにも、不動産トラブル解決サービス「緊急出動付コールセンター」を提供するほか、リペア事業やライフテック事業も展開しています。

 

JBRに株式投資する魅力

JBRは、2005年8月に、東証マザーズに上場しました。2007年9月からは、東証一部に上場しています。

株式投資する魅力として、配当、株主優待、キャピタルゲイン(売却益)に注目しておきましょう。

結論をまとめると、次の通りです。

  • 配当あり
  • 株主優待あり
  • キャピタルゲインに期待できる

詳しく見ていきましょう。 

 

JBRの配当

JBRには、年2回(3月・9月)の配当があります。

配当方針は、以下の通りです。

当社は、長期的かつ総合的な株主利益の向上を図り、年2回の剰余金の配当を行うことを利益配分に関する基本方針としております。

[出典:配当金の推移|JBR(JAPAN BEST RESCUE SYSTEM)

 

過去3年、及び2021年9月期の配当金は以下の通りです。

決算期 配当(円) 配当成長率
2018/9 11 ---
2019/9 15 36%
2020/9 16 7%
2021/9* 16 0%

*:2021年9月期 第2四半期決算短信より

 

過去3年は増配されており、2021年9月期は2020年9月期と同額が予想されています。

仮に、2021.7.16の終値1015円で株を購入したとすると、配当利回りは1.58%です。

現時点では、配当狙いの方は、JBRに株式投資するメリットがあります。

 

ただし、配当の安全性をチェックしておく必要があります。

キャッシュフロー計算書、特に、フリーキャッシュフロー(フリーCF)の伸び、配当性向(当期利益ベース、フリーCFベース)を見ておくと良いでしょう。

フリーCFについては、メルカリ(4385)に投資するならどっち?株式投資とfundsのファンドを見てください。

 

2018年9月期~2020年9月期のCFは、以下の通りでした。

JBR,キャッシュフロー計算書

決算期 営業CF 投資CF 財務CF 現金・現金等価物 フリーCF
2018/9 2,177 -303 -474 7,756 1,874
2019/9 1,659 -3,167 1,822 8,071 -1,508
2020/9 2,191 -2,981 -165 7,115 -790

※単位:百万円

 

フリーCFは、2018年9月期はプラスであったものの、2019年9月期以降マイナスに転じていました。

 

配当性向(当期利益ベース、フリーCFベース)は、次の通りでした。

発行済み株式数は、34,688,000にて算出しています。桁数の関係で、若干他のサイトと数値が異なる場合があります。

決算期 当期利益 フリーCF 配当性向
当期利益ベース フリーCFベース
2018/9 1192 1,874 32% 20%
2019/9 1639 -1,508 32% ---
2020/9 997 -790 56% ---
2021/9 1100 --- 50% ---

 

当期利益ベースでは、2018年9月期~2020年9月期は32%~56%と安全領域と思われます。

2021年9月期は、2021年9月期 第2四半期決算短信において、当期利益が1100百万円と予想されているため、配当性向50%と予想されています。

一方、フリーCFベースでは、2019年9月期以降、フリーCFがマイナスのため算出していません。

フリーCFについては、今後留意しておく必要があるでしょう。

 

JBRの株主優待

2021.7.16時点、株主優待|JBR(JAPAN BEST RESCUE SYSTEM)によると、100株以上保有に対し、キッザニア優待券1枚の株主優待があります。

キッザニア東京・甲子園ともに、優待価格で利用できます。優待券1枚で最大19人まで同時に利用可能です。

なぜ、キッザニアかというと、JBRがキッザニアのオフィシャルスポンサーだからです。

2021.7.16の終値1015円で、株主優待の権利を得るには、101,500円が必要です。

株主優待狙いの方には、JBRに株式投資するメリットがあります。

 

 

JBRのキャピタルゲイン

直近5年の株価チャートは、次の通りでした。[2021.7.16時点]

JBR,株価推移

[出典:Google Finance]

 

2021.7.16の終値では、1015円です。

仮に、2016.7.22の終値218円から保有していたとすると、+365.60%の含み益です。年率換算で+73.12%のリターンと考えることもできます。

 

JBRに株式投資する場合、配当狙いだけでなく、キャピタルゲインにも期待できます。

一方で、価格下落による、含み損になるデメリットも留意しておきましょう。

 

今後、JBRのキャピタルゲインに期待できるか否かを予測するならば、四半期売上高、当期利益、四半期EPS(1株あたりの利益)、ROE(自己資本利益率)の伸びに注目しておきましょう。

 

四半期売上高と当期利益は、次の通りです。[2021.7.16時点]

決算期 区分 売上高 (前年比) 当期利益 (前年比)
2018/3 2Q 3,112 -4.0% 283 -0.4%
2018/6 3Q 2,957 -6.0% 335 85.1%
2018/9 2,902 -4.5% 293 95.3%
2018/12 1Q 2,945 5.4% 257 -8.5%
2019/3 2Q 3,166 1.7% 755 166.8%
2019/6 3Q 3,075 4.0% 106 -68.4%
2019/9 2,824 -2.7% 521 77.8%
2019/12 1Q 2,871 -2.5% 143 -44.4%
2020/3 2Q 3,125 -1.3% 117 -84.5%
2020/6 3Q 3,027 -1.6% 250 135.8%
2020/9 3,034 7.4% 487 -6.5%
2020/12 1Q 3,156 9.9% 302 111.2%
2021/3 2Q 3,481 11.4% 239 104.3%

 

売上高は、対前年比-1.3%~+11.4%と安定しています。直近1Q、2Qでは約10%と大きく伸ばしています。

一方、当期利益もプラスで推移しており、直近1Q、2Qでは約104%~111%と大きく伸ばしています。

 

四半期EPSは、次の通りです。[2021.7.16時点]

決算期 EPS
2019/12 4.6
2020/3 3.8
2020/6 8.1
2020/9 15.8
2020/12 9.8
2021/3 7.7
 

EPSは、直近では対前年同時期で、約4円もEPSを伸ばしていました。

 

ROEは、次の通りです。[2021.7.16時点]

ROEは、企業だどれだけ効率的に利益を上げているかを見る指標です。

決算期 ROE
2018/9 20.89%
2019/9 23.52%
2020/9 12.87%

 

一般に、ROEは10%~20%で優良企業と言われるため、JBRはその中に入っていました。

 

上記の数値の最新情報は、決算短信|JBR(JAPAN BEST RESCUE SYSTEM)で確認することができます。

わかりづらいと思うなら、ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)が運営するみんかぶ「ジャパンベストレスキューシステム (2453) : 決算情報・業績 [JBRS] 」を見ても良いでしょう。

 

 

JBRにfundsのファンドで投資する魅力

fundsとは、企業の事業に1円以上1円単位で投資できる融資型クラウドファンディングです。

JBRファンドの魅力は、次の通りです。

  • 1円から少額投資できる
  • 安定的な配当に期待できる
  • 株式投資と同じく、funds優待がある

詳しく見ていきましょう。 

 

fundsは1円から投資可能

JBRに株式投資する場合、基本的に100株単位での売買です。

仮に、2021.7.16の終値1015円で購入したとすると、1015円×100株=101,500円もかかります。

ただし、昨今、1株単位で株式を購入できるようになりました。

そのため、株式投資するならば、最低1015円必要です。

一方、fundsでは、1円単位1円以上で投資できるため、1000円や1万円と好きな金額で投資できるメリットがあります。

1円単位で投資できるため、再投資する際にも無駄なく投資できる点も良いです。

 

JBRファンドの配当

2021.7.17時点、JBRファンドは、以下1ファンドが募集されています。

ファンド名 運用期間 予定利回り 募集金額 応募金額割合
JBRサステナビリティファンド#1 11ヶ月 2.00% 1億円 100%

 

JBR サステナビリティファンドは、会員制サービス事業に投資するファンドです。

運用期間は11ヶ月、予定利回り2.00%です。

株式投資の配当利回り1.58%よりも高い利回りです。

仮に、10万円投資した場合、10万円×11ヶ月/12ヶ月×2.00%=1833円(税引前)の配当に期待できます。

募集金額は、1億円と大きかったですが、100%の応募率でした。

 

fundsでは、あくまで事業を運営する企業への貸付のため、ファンドで集めた資金で行う事業の成否は、配当に影響しません。

元本保証ではありませんが、企業の財務状況については、fundsが事前に審査しており、安定的な配当に期待できます。

 

JBRファンドの優待

対象条件は25万円以上の投資で、もれなく、対象日におけるキッザニア(東京・甲子園)の入場料が、最大20%割引になるfunds優待券が1枚もらえます。

投資額25万円に対し1枚のため、仮に100万円の場合は4枚もらえます。

 

株式投資では最低101,500円で優待券がもらえます。そのため、JBRファンドよりも低価格で優待券が取得できます。

ただし、1枚のため、複数枚欲しい場合は、JBRファンドで投資するのが適しています。

 

 

まとめ

JBRに投資するなら、次の4つの選択肢を検討しましょう。

  • キャピタルゲインを重視したい:株式投資
  • 優待券を低価格で取得したい:株式投資
  • 優待券を複数枚取得したい:fundsで投資
  • 配当を重視したい:fundsで投資

 

株式投資の場合、配当(1.58%)及び株主優待があります。また、キャピタルゲインに期待できます。

一方、JBRファンドの場合、キャピタルゲインはありませんが、配当(過去募集ファンドでは2.00%)及び優待券があります。

あなたの投資思想に適した方を選択しましょう。

 

その他のfundsファンドの分析情報は、株式投資とfundsのファンドからご覧ください。

 

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