ピクテ投信iTrustシリーズでオススメの投資信託はどれ?メガトレンド型のメリットとデメリット!



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こんにちは。ピクテ投信iTrustシリーズの購入検討しているけど、「どうやって選んだらよいんだろう」、「メガトレンド型のメリットとデメリット」、「オススメはどれ?」と迷っていませんか。

そんなあなたのため、商品の選び方、メガトレンド型のメリットとデメリット、積立するならオススメの2本を紹介します。

iTrustシリーズの概要については、下記の記事を参考にしてください。

>> ピクテ投信iTrustシリーズとはどんな投資信託?特徴・信託報酬・リターン・評判・どこで買えるをまとめます!

 

 

資金の属性から投資先を考えよう!

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[出典:ピクテ投信]

 

ピクテ投信には「お金のタマゴ」という資産の全体設計図があります。各分類に対して、リターン目標、投資期間の目安、資産クラスが提案されています。

この資産設計図を見て「あなたがどの資金で投資を目指しているのか」を考えてみると良いです。

 

預金でならなければならない資金は、すぐに使える資金です。現金や預金の生活費となる部分です。場合によって、投資期間2年以下の国債での運用も提案されています。

欲張らない投資は、インフレ率程度のリターン(2%/年)が目標です。投資期間が2~5年で、資産クラスは「低リスク型のマルチアセット」です。

ちょっと欲張った投資は、ほどよいリスク・リターンを目標です。投資期間が5~9年で、資産クラスが「金+世界公益株」です。

育てる投資は、じっくりと資産を増やすことを目標とします。投資期間が10年以上で、資産クラスが「世界株式」です。

スパイス投資は、リスクを取って大きく資産を増やすを目標とします。投資期間が15年以上で、資産クラスが「インド株式」などです。

あなたは、どこの資金で投資したいでしょうか。リターンというよりは、投資期間の長さに注目です。目安としては、5年未満か5年以上かです。

 

iTrustシリーズは、一般型の投資信託4本、メガトレンド型の投資信託7本があります。お金のタマゴの分類にあてはめると、次のようになります。

タマゴ分類 ファンド 一般or
メガトレンド
ちょっと
欲張った投資
世界公益株
(H有)*
メガトレンド
育てる投資 世界公益株
(H無)*
メガトレンド
世界株式 一般
プレミアムブランド メガトレンド
エコイノベーション メガトレンド
セキュリティ メガトレンド
スパイス投資 新興国株式 一般
インド株式 一般
ロボ メガトレンド
バイオ メガトレンド
未分類 日本株式 一般

*H有・H無:為替ヘッジ有・無

 

iTrustシリーズでは、ちょっと欲張った投資、育てる投資、スパイス投資の対象商品があります。 

ちょっと欲張った投資には、メガトレンドの世界公益株(H有)が対象です。公益株とは、ガス、電気、水道など、日常生活に不可欠な公益サービスを提供する企業の株です。景気の良し悪しに関わらず、配当利回りが安定している企業です。

為替ヘッジがあるため、円高・円安などの為替変動のリスクを低減しています。

育てる投資には、メガトレンドの世界公益株(H無)、プレミアムブランド、エコイノベーション、セキュリティ、一般型の世界株式が対象です。

世界公益株はH無なので、投資対象国の通貨に対して、円安になればリターンが増えます。逆に円高になれば、リターンは減少します。

スパイス投資には、メガトレンドのロボ、バイオ、一般型の新興国株式、インド株式が対象です。

一般型の日本株式については、未分類でした。投資方針が1年~1年半先の企業利益成長を着目しているため、もしかすると短期的な売買があると、予想されているためからかもしれません。

5年未満なら日本株式、5年以上ならそれ以外が該当します。

 

 

一般型とメガトレンド型のメリットとデメリット

一般型は、日本株式、世界株式、新興国株式、インド株式です。メガトレンド型は、世界公益株(H有・H無)、プレミアムブランド、エコイノベーション、セキュリティ、ロボ、バイオです。

では、投資信託をどういう視点で選べばよいのでしょうか。次の2つのことに注目して、一般型とメガトレンド型のメリットとデメリットを理解しておきましょう。

  1. 投資地域比率:どこの地域(国)に投資しているのか
  2. 業種別比率:どのビジネス分野に投資しているか

それぞれ、ファンド目論見書や運用レポートで確認することができます。

 

一般型のメリットとデメリット

まずは、各ファンドの投資地域比率を見ていきましょう。[2019.10.31時点]

投資地域 日本
株式
世界
株式
新興国
株式
インド
株式
北米 --- 54.0% --- ---
欧州 --- 35.8% --- ---
日本 98.4% 4.2% --- ---
新興国 --- 2.8% 96.3% 94.0%
アジア・
パシフィック
--- 2.8% --- ---
コールローン等、その他 1.6% 0.4% 3.7% 6.0%

 

世界株式では全世界に分散投資されます。一方、日本株式は日本だけ、新興国株式では新興国だけ、インド株式はインドだけと集中投資されます。

世界株式以外では、その国の情勢が悪化したときに、地域分散がないため株価下落の影響が大きくなるというデメリットがあります。

 

次に、業種別比率を見ていきましょう。[2019.10.31時点]

 業種

日本
株式

世界
株式
新興国
株式
インド
株式
電気機器 16.4% --- --- ---
輸送用機器 9.6% --- --- ---
化学 9.5% --- --- ---
小売業 7.8% --- --- ---
精密機器 6.3% --- --- ---
金融 --- 13.0% 25.2% 44.6%
情報技術 --- 20.5% 7.9% 18.7%
ヘルスケア --- 12.7% --- 10.4%
資本財・
サービス
--- 16.3% --- ---
一般消費財・
サービス
--- --- --- 5.5%
生活必需品 --- 9.2% --- ---
金属・鉱業 --- --- 10.8% ---
石油・ガス・
消耗燃料
--- --- 6.1% ---
電力 --- --- 4.3% ---
公益事業 --- --- --- 4.8%
その他の業種 48.7% 28.0% 42.1% 10.0%
コールローン等、その他 1.6% 0.4% 3.7% 6.0%

 

各ファンドによって、投資先の業種別比率は異なりますが分散投資されています。そのため、どこかの業種だけ不景気になっても、その他の業種でカバーできるというメリットがあります。

 

メガトレンド型のメリットとデメリット 

こちらも各ファンドの投資地域比率を見ていきましょう。[2019.10.31時点]

投資地域 公益株
(H有・無)
プレミアム
ブランド
エコ
北米 65.0% 42.1% 56.2%
欧州 21.8% 49.9% 34.9%
日本 --- 4.0% 5.0%
新興国 --- --- 2.0%
アジア・
パシフィック他
--- 3.2% ---
その他の国 12.0% --- ---
コールローン等、その他 1.2% 0.9% 1.9%

 

投資地域 セキュリティ ロボ バイオ
北米 76.3% 62.7% 94.8%
欧州 17.7% 13.6% 3.3%
日本 3.5% 14.9% ---
新興国 0.9% --- 1.5%
アジア・
パシフィック他
1.6% 2.3% ---
その他の国 --- --- ---
コールローン等、その他 --- 6.6% 0.5%

 

メガトレンド型は、投資地域という観点から見ると、偏りがあります。ただし、一般型の日本株式、新興国株式、インド株式よりは分散されています。

例えば、プレミアムブランドでは、「ブランドと聞くと、ヨーロッパ」とイメージ通りで、欧州が約50%を占めています。

バイオなども医薬品の最先端研究は、やはりアメリカですので95%も占めています。

日本が多めに含まれるのがロボです。

公益株は、投資先が先進国限定ではありますがバランスは取れていると考えています。

 

次に業種別比率を見ていきましょう。[2019.10.31時点]

業種 公益株 プレミアム
ブランド
エコ
電力 49.1% --- ---
総合公益事業 35.0% --- ---
石油・ガス・
消耗燃料
4.8% --- ---
各種電気通信
サービス
2.4% --- ---
運送インフラ 2.4% --- ---
その他の業種 5.2% --- ---
耐久消費財・
アパレル
--- 31.6% ---
食品・飲料
・タバコ
--- 16.7% ---
消費者サービス --- 14.0% ---
家庭用品
・パーソナル用品
--- 13.3% ---
ソフトウェア・
サービス
--- 4.9% ---
EV(電気自動車)関連 --- --- 52.8%
エコ・ロボティクス関連 --- --- 28.4%
その他の業種 --- 18.6% 16.9%
コールローン等、その他 1.2% 0.9% 1.9%

 

業種 セキュリティ ロボ バイオ
情報技術 46.6% --- ---
資本財・サービス 28.2% --- ---
ヘルスケア 9.3% --- 0.5%
不動産 8.2% --- ---
一般消費財・サービス 4.0% --- ---
半導体・半導体製造装置 --- 26.4% ---
ソフトウェア --- 23.7% ---
機械 --- 7.6% ---
電子装置・機器・部品 --- 7.2% ---
インタラクティノ・メディア --- 6.5% ---
バイオテクノロジー --- --- 80.7%
医薬品 --- --- 10.3%
ライフサイエンス関連 --- --- 8.1%
その他の業種 3.7% 22.1% ---
コールローン等、その他 --- 6.6% 0.5%

 

メガトレンド型は、テーマ型ですので投資先はそのテーマが中心です。メリットは、そのテーマがトレンドになれば大幅に株価が上昇します。一方、その逆がデメリットです。

次に、iTrustロボとバイオの直近1年・3年、設定来リターンの比較を示しました。[2019.10.31時点]

  1年 3年(年率) 設定来
ロボ 19.38% 19.07% 95.03%
バイオ -4.16% 7.31% 14.38%

 

ロボは、2016年2月に設立したファンドですが、ほぼずっと右肩上がりです。直近1年では19.38%、直近3年でも19.07%と驚異のリターンです。2019.10.31時点の基準価額は19503円で、設定来+95.03%と2倍近く成長しています。

一方、バイオも2016年2月に設立したファンドですが、上下に変動が大きめでした。直近1年では-4.16%と低迷気味です。直近3年では7.31%と高リターンです。2019.10.31時点の基準価額は11483円で、設定来+14.38%です。

バイオも決して悪くはありませんが、その時々のトレンドによって、ここまで差がつく場合があることは留意しておきましょう。

 

もう一つ、メガトレンド型のデメリットは、資金流出が多くなる傾向がある点です。ピクテ投信としては、育てる投資やスパイス投資で10年以上の保有を推奨しています。

ただし、私たち一般ユーザーとしては、「値上がりしたら利益確定して売却したい」と思う場合があります。

次に示したのは、iTrust世界株式の月次資金流出入額です。[2019.10.31時点]

棒グラフが上方向(赤)なら、流出額(解約額)よりも流入額(購入額)が多いことを示します。下方向(青)ならその逆です。

iTrust世界株式では、安定的に資金流入していると読み取れます。

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[出典:SBI証券]

 

一方、iTrustロボはどうでしょうか。約3年で基準価額が2倍になったこともあり、直近2年では流出額の方が多いです。

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なぜ、この月次流出入額が大切なのかというと、最悪のケース繰上償還が発生するためです。繰上償還とは、簡単に言うとファンドの解散です。各ファンドで、〇口以下になったら、繰上償還と決められている場合がほとんどです。

つまり、ずっと資金が流出し続けると、自分としてはまだ運用してほしいけど強制終了ということが起きます。

ただし、iTrustロボは純資産43億円以上ありますので、ちょっとやそこらの流出では問題ないでしょう。しかし、ファンドが小さいうちは、少々注意が必要です。

 

iTrustシリーズで積立するならオススメはこの2本! 

さて、ここまでiTrustシリーズのファンドの選び方や、メリットとデメリットを解説してきました。

最後に、「それでもどれにしようか迷っている」と思う人のため、私がオススメの2本を紹介します。

  • iTrust 世界株式
  • iTrust 世界公益株(H無)

 

10年以上積立する予定で、増やすことを目的としたい場合は世界株式をオススメします。世界株式は、信託報酬は0.98%と適正価格です。純資産は16.44億円です。資金流出入から考えると、徐々に増えていくと思われます。

直近1年・3年のリターンは次の通りです。比較対象として、国際分散投資タイプの代表であるセゾン投信・資産形成の達人を挙げています。

  1年 3年(年率)
世界株式 11.56% 13.96%
セゾン 9.90% 13.24%

 

世界株式のリターンは直近1年で11.56%、直近3年で13.96%と高リターンでした。

セゾンと比較して、直近1年では世界株式の方が+1.66%リターンが高かったです。直近3年では、そこまで大きな差はありませんでした。

 

10年未満の投資で、安定的にリターンを得たいと考える場合は、世界公益株(H無)をオススメします。

2019年から5年間は非常に難しい相場と言われています。その中で安定的にリターンを得るには、景気に左右されにくい公益株、そして配当利回りの高い株式に選別しているこのファンドが良いと考えています。

為替ヘッジ有と無、どちらがベストかは正直わかりません。月次流出入額の多さからすると、ヘッジ無が多めなので、現時点ではヘッジ無の方が資金流入が安定するのではと推測しています。

2019年5月に設立されたばかりで、純資産が1.9億円とやや小さめな点にはご留意ください。リターンは設定来で+9.68%でした。かなり高リターンです[2019.11.29時点]

ぜひ、以上を参考にあなたに合ったiTrustを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

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