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T.S.I(7362)のIPO当選の狙い目証券会社はココ!

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎(@nisaschool

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こんにちは。T.S.I(Terminalcare Support Institute)(銘柄コード:7362)が、2021.3.19に東証マザーズに上場が決まりました。

T.S.IのIPO抽選に申込したいという方のため、IPOの基本情報、狙い目証券会社、初値分析をまとめています。

 

 

更新履歴

  • 初値分析を追記しました。[2021.3.28]

 

T.S.Iとはどんな会社?

サービス付き高齢者向け住宅「アンジェス」の運営、訪問介護・介護予防・日常生活支援、居住介護支援を提供しています。

サービス付き高齢者向け住宅には、医療特化型、介護特化型、高級志向型、高齢者一般向けの4種類があり、T.S.Iでは、介護特化型にて事業を行っています。

 

T.S.Iの事業の特徴は、土地所有、設計・建築・運営を内製化していることです。

これによりノウハウの蓄積、建築請負金額を抑えて運営することが可能になっています。

また、自社で営業部隊を持ち、直接紹介をもらえるケアマネジャーや病院のソーシャルワーカーへの営業で稼働率が安定しやくすなっています。

2020年9月時点、開設後1年以上経過した拠点の平均稼働率は、97.2%と満室に近い状態を維持しています。

2020年12月期において、拠点数は年々増加しており、7府県、24拠点、746室を展開しています。

 

目論見書によると、直近3年の業績推移は次の通りでした。

売上高は、2017.12期→2018.12期は対前年比+32.3%と上昇、2018.12期→2019.12期は対前年比で+24.6%と大幅に上昇していました。

当期利益は、2017.12期はマイナスでしたが、以降はプラスに転じています。

TSI,売上高

決算期 売上高 経常利益 当期利益
2017.12 1,188,796 -12,480 -13,826
2018.12 1,573,901 46,058 56,957
2019.12 1,962,572 120,027 88,958

※単位:千円

 

また、キャッシュフロー(CF)は次の通りでした。

営業CFは、2018.12期はマイナスでしたが、2019.12期はプラスに転じています。

フリーCFは、マイナスで推移しています。

現金・現金等価物は、2018.12期→2019.12期は大幅に上昇しています。

フリーCFを見る理由に関心がある方は、「松井証券は、配当株投資の候補銘柄として有りか無しか?」の配当性向(当期利益・フリーCFベース)の項を参考ください。

TSI,キャッシュフロー

決算期 営業CF 投資CF 財務CF 現金・現金等価物 フリーCF
2017.12 --- --- --- --- ---
2018.12 -42,331 -3,487 43,912 260,670 -45,818
2019.12 192,109 -360,655 317,641 409,766 -168,546

※単位:千円

 

T.S.IのIPOスケジュール

各スケジュールは、次の通りです。

  • 上場日:2021.3.19
  • IPO抽選申込期間:2021.3.3~3.9
  • IPO抽選日:2021.3.10
  • 購入申込期間:2021.3.11~3.16

 

T.S.IのIPO当選は、どこの証券会社が狙い目?

T.S.IのIPOでは、次の3通りの株式募集があります。[2021.2.13時点]

  • 公募:300,000株[当選本数:3,000本]
  • 売出し(引受人の買取引受):100,000株[1,000本]
  • 売出し(オーバーアロットメント;OA):60,000株[600本]

 

公募は、上場時に新規に発行される株式です。

売出し(引受人の買取引受)は、既存株主から証券会社が株式を買い取り、投資家に売出される株式です。

売出し(OA)は、事前に予想していた需要を超えて投資家が申込した場合に、追加で売出される株式です。

当選本数は、合計4,600本と当たりにくそうです。

 

抽選申込可能な証券会社の内訳は、次の通りです。

種別 証券会社 割当株数 当選本数
公募 野村 268,000 2680
大和 8,000 80
SMBC日興 8,000 80
SBI 8,000 80
西村 4,000 40
東海東京 4,000 40
売出し(買取引受) 野村 100,000 1000
売出し(OA) 野村 60,000 600

 

公募、売出し(買取引受)及び売出し(OA)4,280本の当選がある、野村証券が狙い目かと思われます。

 

T.S.Iの初値分析

株価が割安か割高かに判断するために、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)を用います。

PERは株価÷EPS(1株あたりの当期純利益)、PBRは株価÷BPS(1株あたりの純資産)で算出されます。

T.S.Iの直近のEPSとBPSは次の通りでした。[2021.2.13時点]

決算期 EPS BPS
2017.12 -12.34 0.22
2018.12 46.38 30.30
2019.12 72.44 102.74

 

T.S.Iの初値分析では、次のことを抑えておきましょう。

  • 想定発行価格:1550円
  • 想定発行価格におけるPER*:21.39倍
  • 想定発行価格におけるPBR*:15.08倍
  • 発行価格:2000円
  • 初値:4000円
  • 初値売却時リターン:+2000円(+100.0%)

*2019.12期のEPS、BPSを元に算出。IPO調達分を考慮しない。

 

初値は、+100.0%と大幅に上昇しました。

2021.3.26終値ベース(2856円)では、PER35.19倍、PBR18.41倍となっています。

2021.3.19に、「東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ」が開示されました。

2021.12期の売上高は3,324百万円と対前年比+13.4%、当期利益は124百万円と対前年比+21.6%が予想されています。

IPOセカンダリー狙いの場合は、今後の動向をよく見ておきましょう。

 

その他の銘柄については、「2021年IPO銘柄(新規公開株式)のスケジュール・上場日・初値リターン」で一覧をまとめています。

 

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