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QDレーザー(6613)のIPO当選の狙い目証券会社はココ!

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎(@nisaschool

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こんにちは。QDレーザー(銘柄コード:6613)が、2021.2.5に東証マザーズに上場が決まりました。

QDレーザーのIPO抽選に申込したいという方のため、IPOの基本情報、狙い目証券会社、初値分析をまとめています。

 

 

更新履歴

  • 初値分析を追記しました。[2021.2.7]

 

QDレーザーとはどんな会社?

QDレーザーは、光通信用量子ドットレーザー(=Quantum Dot LASER)技術を用いて、レーザーデバイス事業やレーザーアイウェア事業を展開する企業です。

レーザーデバイス事業では、光通信・シリコンフォトニクス(*1)、バイオ系検査装置、精密加工、各種センサといった用途向けに、レーザー技術を用いた製品の開発・製造・販売を行っています。

レーザーアイウェア事業では、レーザー網膜投影技術を使ったメガネ型ディスプレイをファブレス製造(*2)にて製品開発・製造を行っています。

 

*1:シリコン半導体とレーザを融合して電気信号の代わりに光でデータの通信を行う技術。

*2:自社内では半導体レーザの最も要となるデバイス設計、結晶成長と完成品の評価のみを行い、それ以外の工程はパートナー企業の生産ラインにて行うこと。

 

目論見書によると、直近3年の業績推移は次の通りでした。

売上高は、2018.3期→2019.3期は対前年比+44.7%と大幅に上昇しましたが、2019.3期→2020.3期は対前年比で-21.2%と減少していました。

当期利益は、現状ではマイナスです。

QDレーザー,売上高

決算期 売上高 経常利益 当期利益
2018.3 664,017 -1,075,219 -1,128,917
2019.3 960,986 -996,094 -1,040,521
2020.3 756,633 -1,225,739 -1,240,167

※単位:千円

 

また、キャッシュフロー(CF)は次の通りでした。

営業CF、フリーCFは、マイナスで推移しています。

現金・現金等価物は、2019.3期→2020.3期はやや減少しています。

フリーCFを見る理由に関心がある方は、「松井証券は、配当株投資の候補銘柄として有りか無しか?」の配当性向(当期利益・フリーCFベース)の項を参考ください。

QDレーザー,キャッシュフロー

決算期 営業CF 投資CF 財務CF 現金・現金等価物 フリーCF
2018.3 --- --- --- --- ---
2019.3 -1,184,162 -112,880 2,897,541 1,722,684 -1,297,042
2020.3 -1,208,362 -204,730 1,161,374 1,464,175 -1,413,092

※単位:千円

 

QDレーザーのIPOスケジュール

各スケジュールは、次の通りです。

  • 上場日:2021.2.5
  • IPO抽選申込期間:2021.1.21~1.27
  • IPO抽選日:2021.1.28
  • 購入申込期間:2021.1.29~2.3

 

QDレーザーのIPO当選は、どこの証券会社が狙い目?

QDレーザーのIPOでは、次の3通りの株式募集があります。[2021.2.3時点]

  • 公募:9,451,800株[当選本数:94,518本]→5,095,800株[50,958本]
  • 売出し(引受人の買取引受):4,107,600株[41,076本]→2,549,800株[25,498本]
  • 売出し(オーバーアロットメント;OA):2,033,900株[20,339本]

 

公募は、上場時に新規に発行される株式です。

売出し(引受人の買取引受)は、既存株主から証券会社が株式を買い取り、投資家に売出される株式です。

売出し(OA)は、事前に予想していた需要を超えて投資家が申込した場合に、追加で売出される株式です。

当選本数は、合計155,933本とかなり当たりやすいです。

 

抽選申込可能な証券会社の内訳は、次の通りです。

種別 証券会社 割当株数 当選本数
公募 SMBC日興 4,316,400 43,164
SBI 713,400 7,134
岩井コスモ 25,400 254
水戸 25,400 254
極東 15,200 152
売出し(買取引受) SMBC日興 2,159,900 21,599
SBI 356,900 3,569
岩井コスモ 12,700 127
水戸 12,700 127
極東 7,600 76
売出し(OA) SMBC日興 2,033,900 20,339

 

公募と売出し(買取引受)、売出し(OA)が多い、SMBC日興証券が狙い目かと思われます。

 

QDレーザーの初値分析

株価が割安か割高かに判断するために、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)を用います。

PERは株価÷EPS(1株あたりの当期純利益)、PBRは株価÷BPS(1株あたりの純資産)で算出されます。

QDレーザーの直近のEPSとBPSは次の通りでした。[2020.12.30時点]

決算期 EPS BPS
2018.3 -850.79 -83372.85
2019.3 -72.24 -4914.53
2020.3 -23.14 68.82

 

発行済み株式数が、2018.3期は811,682株、2019.3期は1,136,742株、2020.3期は25,132,380株となっています。

 

QDレーザーの初値分析では、次のことを抑えておきましょう。

  • 想定発行価格:275円(仮条件:300円~340円)
  • 想定発行価格におけるPER*:非算出
  • 想定発行価格におけるPBR:3.99倍
  • 発行価格:340円
  • 初値:797円
  • 初値売却時リターン:+457円(+134.4%)

*2020.3期のEPSとBPSを元に算出。IPO調達分を考慮しない。

 

初値は、+134.4%と大幅に上昇しました。

2021.2.5終値ベース(770円)では、PBR16.87倍となっています。EPSがマイナスのため、PERは未算出です。

IPOセカンダリー狙いの場合は、今後の動向をよく見ておきましょう。

 

その他の銘柄については、「2021年IPO銘柄(新規公開株式)のスケジュール・上場日・初値リターン」で一覧をまとめています。

 

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