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ファンペップ(4881)のIPO当選の狙い目証券会社はココ!

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎(@nisaschool

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こんにちは。株式会社ファンペップ(銘柄コード:4881)が、2020.12.25に東証マザーズに上場が決まりました。

ファンペップのIPO抽選に申込したいという方のため、IPOの基本情報、狙い目証券会社、初値分析をまとめています。

 

 

更新履歴

  • 初値分析を追記しました。[2020.12.27]

 

ファンペップとはどんな会社?

ファンペップは、機能性ペプチドをメインとした医薬品、化粧品及び医療機器を研究開発する企業です。

ビジネスモデルとしては、実用性の高いプロダクトについて、大阪大学や外部機関と共同研究を行い、実用化への橋渡しを行っています。

医薬品は、製薬会社にライセンス供与等し、その対価収入を得ています。

また、化粧品及び医療機器も同じく、ヘルスケア会社や化粧品会社にライセンス供与し、その対価収入を得ています。

 

すでに複数のプロダクトが実用化に近づいています。

研究開発パイプラインによれば、皮膚潰瘍の治療薬として開発中の、機能性ペプチド「SR-0379」は、臨床試験第III相の準備段階です。塩野義製薬と提携しています。

また、乾癬の治療薬として開発中の、抗体誘導ペプチド「FPP003」 は、臨床試験第I/IIa相が実施中で、大日本住友製薬と提携しています。

研究テーマ段階ではありますが、新型コロナウイルス感染症のワクチンに対して、アンジェス(証券コード:4563)と共同研究を開始しています。

 

目論見書 によると、直近3年の業績推移は次の通りでした。

事業収益は、2017.12期から2018.12期は対前年比で+351%と大きく増加しています。2018.12期から2019.12期は対前年比で-15%とやや減少しています。

直近の2020.9(3Q)時点では、2032(千円)と対前年と比べると、大きく減少しています。医薬品関連は、いきなり大きな収益とはなりにくいと考えられます。

経常利益と当期利益は、マイナスとなっています。

ファンペップ,売上高

決算期 事業収益 経常利益 当期利益
2017.12 101,179 -193,706 -204,061
2018.12 355,866 -8,744 -11,937
2019.12 301,417 -232,293 -235,183

※単位:千円

 

また、キャッシュフロー(CF)は次の通りでした。

営業CF及びフリーCFはマイナスとなっています。現金・現金等価物は2019.12期ではやや減少しています。

フリーCFを見る理由に関心がある方は、「松井証券は、配当株投資の候補銘柄として有りか無しか?」の配当性向(当期利益・フリーCFベース)の項を参考ください。

ファンペップ,キャッシュフロー

決算期 営業CF 投資CF 財務CF 現金・現金等価物 フリーCF
2017.12 --- --- --- --- ---
2018.12 -11,736 -2,134 459,247 1,239,307 -13,870
2019.12 -345,895 -1,005 --- 892,406 -346,900

※単位:千円

 

ファンペップのIPOスケジュール

各スケジュールは、次の通りです。

  • 上場日:2020.12.25
  • IPO抽選申込期間:2020.12.10~12.16
  • IPO抽選日:2020.12.17
  • 購入申込期間:2020.12.18~12.23

 

ファンペップのIPO当選は、どこの証券会社が狙い目?

ファンペップのIPOでは、次の2通りの株式募集があります。[2020.11.22時点]

  • 公募:2,739,700株[当選本数:27,397本]
  • 売出し(オーバーアロットメント;OA):410,900株[4,109本]

 

公募は、上場時に新規に発行される株式です。

売出し(OA)は、事前に予想していた需要を超えて投資家が申込した場合に、追加で売出される株式です。

当選本数は、合計31,506本とそこそこの当たりやすさそうです。

 

抽選申込可能な証券会社の内訳は、次の通りです。

種別 証券会社 割当株数 当選本数
公募 SBI 2,410,900 24,109
SMBC日興 109,600 1,096
いしよし 41,100 411
エース 41,100 411
藍澤 27,400 274
岩井コスモ 27,400 274
東海東京 27,400 274
東洋 27,400 274
極東 13,700 137
水戸 13,700 137
売出し(OA) SBI 410,900 4,109

 

公募、及び売出し(OA)28,218本の当選がある、SBI証券が狙い目かと思われます。

 

ファンペップの初値分析

株価が割安か割高かに判断するために、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)を用います。

PERは株価÷EPS(1株あたりの当期純利益)、PBRは株価÷BPS(1株あたりの純資産)で算出されます。

ファンペップの直近のEPSとBPSは次の通りでした。[2020.11.22時点]

決算期 EPS BPS
2017.12 -18.26 64.12
2018.12 -1.06 100.39
2019.12 -20.25 80.14

 

発行済み株式数が、2017.12期は11,175,000株、2018.12期は11,614,300株、2019.12期は11,614,300株となっています。

 

ファンペップの初値分析では、次のことを抑えておきましょう。

  • 想定発行価格:820円(650円~730円)
  • 想定発行価格におけるPER*:算出せず
  • 想定発行価格におけるPBR*:10.23倍
  • 発行価格:650円
  • 初値:715円
  • 初値売却時リターン:+65円(+10.0%)

*2019.12期のEPSとBPSを元に算出。IPO調達分を考慮しない。PERは、EPSがマイナスのため算出していません。

 

 

初値は、+10.0%上昇しました。

2020.12.25に、「東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ」が開示されました。

IPOセカンダリー狙いの方は、十分に読んでおきましょう。

2020.12期の事業収益は3百万円と、対前年比で-99.0%が予想されています。当期利益は-560百万円と、前年よりマイナスが大きくなっています。

2020.12.25終値ベース(780円)では、PBR9.73倍となっています。EPSがマイナスのため、PERは未算出です。

 

その他の銘柄については、「2020年IPO銘柄(新規公開株式)のスケジュール・上場日・初値リターン」で一覧をまとめています。

 

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