こんにちは。投資信託を始めたけど、「一体このまま積立てたら、10年後、20年後にはいくらになるんだろう」、「老後資金が2000万円足りないっていうけど、毎月いくら積立したら良いの」。
もしくは、「65歳を超えてから取り崩ししたいけど、何年もつのか不安」と思っていませんか。
ぜひ、これらの漠然とした不安を払しょくするためにも、積立投資や取り崩し計算のシミュレーションをオススメします。
数多くのツールがある中でも、オススメ度No.1は、セゾン投信のシミュレーションツールです。勿論、無料です。
本ページでは、セゾン投信のシミュレーションツールのおすすめポイントと使い方をまとめています。
他社より優れている点は、参考情報が充実していること!
セゾン投信のシミュレーションでできることは、次の通りです。
- 積立投資シミュレーション:将来いくらになるか?、毎月の積立額はいくら必要か?、目標金額まで何年かかる?
- 取り崩しシミュレーション:資産の寿命は何年?、毎月取り崩せる額は?、取り崩しにいくら必要?
これらは、他社のツールでも同様のことができます。
では、セゾン投信のシミュレーションが優れているのはどこか。各数値の参考情報が充実していることです。
例えば、「積立投資で目標額をいくらにしたら良いの?」って悩みませんか。そんな悩みをこのシミュレーションでは、参考情報でアシストしてくれます。
積立投資シミュレーションの目標金額の「参考情報」をクリックします。
すると、次のように根拠に基づいた目標金額が表示されます。夫婦無職世帯、単身無職世帯の場合が確認できます。30年間取り崩すと仮定すると、2196万円が必要という計算になります。
また、「想定利回り(リターン)ってどれくらいで考えておけばよいの?」って悩みますよね。
同じように、想定利回りの参考情報をクリックすると、次の画面が表示されます。各資産について、過去15年間から算出されたの平均リターンが表示されています。また、セゾン投信の2つのファンドの平均リターンが確認できます。
他にも、「取り崩し期間は何年で考えておけば良いんだろう?」ってパッと思い浮かびますか。
取り崩しシミュレーションの取り崩す期間の「参考情報」をクリックします。
すると、次のように取り崩す期間の目安が表示されます。日本の平均寿命の統計から、65歳から取り崩すことを考えると、余裕を見て30年は必要と考えられています。
このように、セゾン投信のシミュレーションでは、「私たちが、どんな数値を入れたらよいかわからない」に対して、アシストしてくれてる機能がついています。そのため、現時点ではオススメ度No.1です。
ちなみに、セゾン投信代表・中野さんは、あの2000万円問題で話題となった金融庁の報告書に関わっている一人でもあります。報道ではなく、原文を読めばかなり妥当な内容だったと感じました。そのため、これらの参考情報もなるべく根拠に基づいて作り込まれています。
シミュレーションツールの使い方
具体的にシミュレーションツールを使ってみましょう。次のような家庭を例に考えてみましょう。目標金額や想定利回りは、個人的な予測を入れています。
- 家族環境:夫婦(35歳)で共働き、子供1人
- 投資予算:二人で月5万円まで
- 投資商品:「セゾン・資産形成の達人」を考えている
- 運用期間:30年間
積立投資シミュレーション
まずは、目標金額を決めましょう。先ほどの総務省のデータでは2196万円でした。これから物価上昇などを加味すると、2500万円~3000万円を目標にしても良いと考えています。ここでは、2500万円としましょう。
毎月の積立額をシミュレーションしましょう。積立投資シミュレーションで、「毎月の積立額」を選択します。目標金額に2500万円、運用期間に30年、想定利回りにセゾン達人ファンドの6.2%を入力します。
「毎月の積立額はいくら必要?」をみるをクリックします。
すると、次のように結果が表示されます。「毎月の積立額」には、2.5万円と記載されていますよね。
つまり、毎月2.5万円積立して、利回り6.2%で運用できれば、30年後には2500万円を達成することができます。
でも、本当に6.2%の利回りを達成できるかはわかりません。利回りは、実績よりも1段階、2段階と引き下げてシミュレートしておくことをオススメします。
例えば、セゾン達人ファンドは、少なくとも4%の利回りは達成できると推測しています。同じ手順で、想定利回りを4%に変更した結果は、次の通りです。
利回り4%で2500万円に到達するには、毎月3.7万円積立すればよいことがわかります。
利回りは経済状況によって変動し調整できないので、積立額を調整することをオススメします。各家庭で予算の都合はあるかと思いますが、利回りだけは引いた目で見ておきましょう。
以上のことから、私がこの家庭なら毎月3.7万円をセゾン資産形成の達人に投資します。
シミュレーションする時に注意しておきたいことがあります。それは、利益には約20%の税金がかかるということです。
例えば、毎月3.7万円、利回り4%のシミュレーションでは、元本1332万円に対して、最終金額が2500万円なので、利益は1168万円です。仮に一括で解約した場合、この利益に20%の税金がかかるので、 1168万円×20%=233.6万円は税金です。
そのため、手取り金額は「元本+利益-税金=2266万円」となることに注意しておきましょう。
税金を非課税にする解決策は簡単で、つみたてNISAやidecoを使って運用するだけです。
仮に、つみたてNISAを使う場合は、一人月3.3万円までなので、ご主人と奥様で2つの口座を開き、2万円と1.7万円など分けて活用しましょう。現時点は、非課税期間は20年ですが、将来的に無期限になると仮定しています。
ちなみに、セゾン投信でつみたてNISAを始めるなら、エポスカード で投資できるtsumiki証券がオススメです。
取り崩しシミュレーション
次に、資産の寿命が何年かシミュレーションしてみましょう。 できた資産を一括で解約するのではなく、運用しながら必要な分を解約することをオススメします。
取り崩しシミュレーションで、「資産の寿命」を選択します。65歳から始める、取り崩し開始時の金融資産総額を2500万円と入力します。
毎月の取り崩し額は、総務省の現時点の統計では6.1万円でした。物価上昇を考えてその1.5倍の9.2万円としています。セゾン達人ファンドをそのまま運用するとして、想定利回りに4.0%を入力します。
「資産の寿命は何年?」をみるをクリックします。
すると、次のように結果が表示されます。「資産の寿命」には56年2ヶ月、「そのときの年齢」には121歳2か月と記載されていますよね。
これならさすがに大丈夫でしょう。
30年後になってみないと、「これがベスト」とは言えないですが、目標利回りを2%など安定的な投資信託に乗り換えるというのも一つの手段です。
取り崩しシミュレーションすると、次のような結果です。「資産の寿命」が30年、「そのときの年齢」が95歳です。
このくらいの想定でも良いように思います。
「どれくらい資産が必要なんだろう」、「老後は大丈夫かな」と不安なことが多いかもしれません。それを客観的にシミューションすると、「だいたいこれくらいなら大丈夫そうだ」と思ってもらえるはずです。
ぜひ、一度あなたの家庭に合わせてシミュレーションしてみましょう!
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