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初心者が知っておくべき国際分散投資とは?おすすめファンドはこの3本

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こんにちは。積立NISAを始めるとき、よく「国際分散投資しましょう」と聞きませんか。

国際分散投資とは、簡単に言うと「全世界の成長を取り入れること」です。全世界と言っても、ただ単に色々な地域に分散投資すればよい、ということではありません。

投資する地域や配分によって、あなたのリターンは変わってきます。

あなたが投資信託初心者であれば、「国際分散投資の一つの考え方」を知っておいて損はありません。

そんなあなたのために、国際分散投資とは何か、国際分散投資できるおすすめのファンドを解説します。

国際分散投資で投資するか否かの参考にしていただければ、幸いです。

 

 

国際分散投資とは?

国際分散投資には、様々な定義があります。ここでは、次のお二方から学んだ、最も中立的な定義を解説します。

お一人が、「 年利5%を実現する 投資の教科書 」の著者である伊藤 武 氏です。元あおぞら証券の顧問の方です。

もう一人が、「 つみたてNISAはこの8本から選びなさい 」の著者である中野 晴啓 氏です。セゾン投信の代表取締役社長です。

 

国際分散投資とは、株式や債券市場の時価総額の比率に合わせて投資することです。

株式市場の時価総額の比率は、「MSCI・オール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI-ACWI)」という指標から、おおよそ判断できます。

MSCI-ACWIは、モルガンスタンレー社が提供する株価指数で、23の先進国と26の新興国の大型株と中型株で構成されています。

時価総額の約85%をカバーしています。

最新の時価総額の比率は、次の通りです。[2020.3.31時点]

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米国の56.62%と多いのは納得でしょう。

一方、日本の7.53%はどうでしょうか。「意外と少ないな」と思うのではないでしょうか。どうしても日本に住んでいると、自国に投資する割合が多くなりがちです。

あなたが国際分散投資を希望するなら、ファンドを選ぶときに上記の比率と照らし合わせましょう。

 

MSCI-ACWIのデータは、随時更新されます。必要なときは、下記の方法で最新情報を調べましょう。

1.MSCI-ACWI 公式サイトにアクセスします。

MSCI ACWI Index - MSCI  

 

2.すると、次のページが表示されます。下の方に移動します。

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[出典:MSCI]

 

3.すると、次の画面が表示されるので、MSCI-ACWIの「View the factsheet」をクリックします。すると、各データのPDFを閲覧できます。

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4.Factsheetの「Country Weights」で投資国比率を確認できます。

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国際分散投資できる、おすすめのファンドは?

100%株式タイプで国際分散投資できる、積立NISA対象のおすすめファンドは、次の3本です。

  • セゾン資産形成の達人ファンド
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
  • SBI・全世界株式インデックスファンド[愛称:雪だるま(全世界株式)]

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。 

 

セゾン資産形成の達人ファンド

国際分散投資の代表的なアクティブファンドです。設立は2007年です。MSCI-ACWIを参考指標に、全世界の株式に100%投資しています。

「2007年当時、国際分散投資できるファンドがなかったので自身で作った」と中野 氏の著書で述べられていました。

おそらく日本で初めて、世界の株式市場の時価総額に準じた資産配分のファンドです。

信託報酬は、1.35±0.2%/年です。後述するインデックスファンドと違い、投資先が厳選戦投資されているため、その分コストは高めです。

純資産総額は、774.98億円です。[2020.3.31時点]

トータルリターンは、次の通りです。[2020.3.31基点]

  • 1年:-10.36%
  • 3年(年率):+2.16%
  • 5年(年率):+2.46%
  • 設定来:+87.16%

2020年2月~3月にかけて、コロナショックの影響でリターンはマイナスになっています。長期的には、パフォーマンスは高いファンドの一つです。

 

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)

MSCI-ACWI指標への連動を目指すインデックスファンドです。設立は2018年です。

信託報酬は、0.1144%/年です。低コストファンドの代表であるeMAXIS Slimシリーズなので、信託報酬がとても低いです。

純資産総額は、188.59億円です。[2020.3.31時点]

トータルリターンは、次の通りです。[2020.3.31基点]

  • 1年:-12.07%
  • 設定来:-8.30%

低コストかつインデックスファンドを希望する場合は、こちらをおすすめします。

 

SBI・全世界株式インデックスファンド

FTSE・グローバル・オールキャップ・インデックス(FTSE-GAI)指標への連動を目指すインデックスファンドです。設立は2017年です。

FTSE-GAIもMSCI-ACWIと同様に、国際分散投資できる指標です。投資先がMSCI-AWCIでは大型株と中型株が中心なのに対し、FTSE-GAIでは大型株~小型株まで含み、より広く分散されます。

信託報酬は、0.1102%/年です。先ほどのeMAXIS Slimよりもさらに低いです。

純資産総額は、49.90億円です。[2020.3.31時点]

トータルリターンは、次の通りです。[2020.3.31基点]

  • 1年:-13.18%
  • 設定来:-12.60%

低コストかつインデックスファンドを希望する場合は、こちらをおすすめします。

eMAXIS Slimとどちらにするかは、小型株を含めたいかどうかです。

詳しくは、「 どれがおすすめ?積立NISA対象の全世界株式インデックスファンド 」で解説していますので、参考にしてください。

 

まとめ

国際分散投資とは、株式や債券市場の時価総額の比率に合わせて投資することです。

代表的な指標として、MSCI・オール・カントリー・ワールド・インデックスとFTSE・グローバル・オールキャップ・インデックスの2つを覚えておきましょう。

あなたが国際分散投資を希望するなら、上記の指標、比率と照らし合わせ、ファンドを選びましょう。

 

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