
こんにちは。NISA SCHOOLの永松です。本記事は、投資ステージ2の方向けです。
楽天証券idecoをすでに利用していて、もしくはこれから利用する予定で、どんな投資配分(ポートフォリオ)にしたら良いのか、とお悩みではないでしょうか。
2026年時点、私の年齢は40代で、同じく楽天証券idecoを利用しています。
楽天証券idecoで40代におすすめの投資配分について、一緒に考えていきましょう。
更新履歴
- 2026年衆議院総選挙の結果を受けて、投資配分戦略をアップデートしました。
Geminiが示す、楽天証券idecoで40代におすすめの投資配分
昨今、非常に生成AIが話題に挙がっていますね。私自身も普段から投資に関する情報収集や戦略などの調査に活用しています。特に、GoogleのGeminiを利用しています。
ただ、投資戦略については、これからかなと。あと数年したら、確度の高い生成AIが出てきて、このようなブログは読まれなくなるかもしれないですね(笑)。
まずは、Geminiに「楽天証券idecoでおすすめの投資配分」を聞いてみました。
- 使用ツール:Gemini 2.5 Pro
- プロンプト:楽天証券ideco、40代推奨配分
- 調査日:2025.7.27
以下の通り3つのタイプに分けて、投資配分を示してくれました。
| タイプ | 基本方針 | ポートフォリオ例 | こんな方におすすめ |
| 積極型(リターン重視) | 株式100%で積極的にリターンを追求 | 全世界株式100%、又は米国株式100% | 投資経験が豊富、市場の価格変動に慣れている、最大限のリターンを目指したい |
| バランス型(標準) | 株式を中心にしつつ債券も組み入れ、安定性を確保 | 全世界株式70%、先進国債券30% | 何を選んだら良いか分からない、リスクを抑えつつ、着実な成長も狙いたい、多くの方が選ぶ標準的な配分 |
| 安定型(リスク抑制) | 債券の比率を高め、価格変動をマイルドに | 全世界株式50%、先進国債券40%、国内債券10% | 元本割れのリスクをできるだけ避けたい、市場の値動きに一喜一憂したくない、安定的な運用を最優先したい |
ポイントとして、
40代であれば、まだ運用期間が長いため、基本的には「積極型」又は「バランス型」で世界の経済成長の恩恵を受けやすい株式を中心に考えるのが一般的です。
特に、全世界の株式にまとめて投資できるインデックスファンドは、手間をかけずに分散投資が実現できるため人気があります。
とのコメントが記載されていました。
また、楽天証券idecoおすすめ商品も以下の通り示してくれました。
| タイプ | 商品名 |
| 積極型(リターン重視) | 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドor楽天・S&P500インデックス・ファンド(100%) |
| バランス型(標準) | 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(70%)、たわらノーロード 先進国債券(30%) |
| 安定型(リスク抑制) | 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(50%)、たわらノーロード 先進国債券(40%)、たわらノーロード 国内債券(10%) |
バランス型の補足として、
もっと手軽に分散したい場合、 バランスファンドを1本だけ選ぶという選択肢もあります。
- 楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型): 国内外の株式・債券に分散投資。株式の比率が70%と高め。
セゾン・グローバルバランスファンド: 株式と債券の比率が原則50%ずつ。安定性をより重視したい方向け。
とのコメントがありました。
しかし、ここで生成AIのハルシネーション(事実と異なる情報)が発生しました。
楽天証券idecoでは、「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」の取り扱いはありません。
取り扱いがあるのは「楽天・インデックス・バランス・ファンド(DC年金)」です。このファンドは、株式15%、債券85%の債券重視型です。
完全に生成AIを信じるのはまだ先のようです。
以上がGeminiの回答です。
どう思われましたでしょうか。
結構王道だな、というのが私の所感です。
古くからある王道の情報を集約して回答が生成されているように思われました。
私がGeminiの回答にツッコむなら、以下2点です。
- 国内債券に投資する価値はあるのか?
- 金(ゴールド)に分散投資しないのは、これからのトレンドを無視しているのでは?
以下に、楽天証券idecoで取り扱いのある国内債券、先進国債券、新興国債券のリターン及びリスクをまとめました。[2025.7.27時点]
| ファンド名 | リターン(年率)(%) | リスク(標準偏差)(年率)(%) | ||||
| 1年 | 3年 | 5年 | 1年 | 3年 | 5年 | |
| たわらノーロード 国内債券 | -3.93 | -3.29 | -2.54 | 4.28 | 3.57 | 2.92 |
| たわらノーロード 先進国債券 | 1.59 | 4.89 | 4.27 | 7.67 | 7.77 | 7.04 |
| たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジあり) | -1.20 | -4.46 | -5.30 | 3.74 | 5.60 | 5.30 |
| インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券(1年決算型) | 7.39 | 11.87 | 8.06 | 9.80 | 9.26 | 9.37 |
国内債券は、リスクは約3~4%と低いものの、1年、3年、5年と中期的にマイナスリターンを続けています。
これから日銀が利上げすると言われていて、金利が上がると債券価格は下落するので、これからもマイナスリターンになり続けるのではないでしょうか。
それをポートフォリオには個人的には入れないです。
先進国債券(為替ヘッジなし)は、1.59%~4.27%とプラスリターンで推移しています。
しかし、先進国債券(為替ヘッジあり)は、ー1.20%~ー5.30%とマイナスリターンです。
個人的には、外国資産に投資する場合は、通貨分散も兼ねているので為替ヘッジありは選択しません。また、日本国通貨価値の下落(円安)は続いていくと思うので。
新興国債券は、国内債券や先進国債券と比較すると、リスクは高いですが、それに見合ったリターンは得られています。
債券をポートフォリオに入れるなら、国内債券には投資せず、先進国債券+新興国債券の方が合理的だと考えています。
次に、金(ゴールド)は債券よりも分散投資先としてポートフォリオに組み入れるべきと考えています。
2020年以降、コロナショックや戦争など情勢不安などから、金への投資が高まっています。
2022年以降、年間1,000トン以上の金を各国中央銀行が外貨準備として購入しているため、金価格も上昇しています。今後、5年間でその購入量がさらに増加する見込みです。(参考:衰えを知らない中央銀行の金需要)
この直近3年から、今後5年のトレンドがGeminiが示す回答に含まれていなかったです。
楽天証券idecoでは、「ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)」の取り扱いがあるため、金への投資も可能です。
ただし、為替ヘッジありなので、円高による基準価格の下落回避は可能ですが、円安による基準価額の上昇の恩恵は受けられない点には留意しておきましょう。
以下に、金ファンドと全世界株式ファンドのリターンとリスクを記載しました。
| ファンド名 | リターン(年率)(%) | リスク(標準偏差)(年率)(%) | ||||
| 1年 | 3年 | 5年 | 1年 | 3年 | 5年 | |
| ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり) | 34.01 | 16.28 | 6.43 | 13.45 | 14.14 | 14.46 |
| 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 13.89 | 18.85 | 20.50 | 17.99 | 15.62 | 16.36 |
直近1年のリターンで比較すると、金ファンドが全世界株式ファンドよりも20%程度高いリターンを得ていることがわかるかと思います。
さらに言えば、リスクも金ファンドの方が低いです。
以上のことから、金ファンドは投資先の選択して有力です。
金ファンドの選び方が気になる方は、「金に投資するなら、どの投資信託がおすすめ?選び方の基準を解説」をご覧ください。
私の楽天証券idecoの投資配分とこれから始める人におすすめの投資配分
ここからは、私の実際のポートフォリオと、これから始める人におすすめのポートフォリオを紹介します。
私の前提条件としては、以下であることに留意してください。
- idecoだけでなく、企業型確定拠出年金、NISAでも投資している
- idecoでの掛金は、月1.6万円(上限)と小さい金額である
2026.1.25時点のパフォーマンスは、以下の図の通りです。

投資元本約159万円に対して、時価評価額約272万円で、トータルリターンは+70.8%(+約112.7万円)です。
運用期間を考慮した運用利回りは、+13.12%と非常に満足の結果です。
2026.1.25時点のポートフォリオは、以下の図の通りです。

2026.2.8時点、現在の積立設定のファンドは、「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」に100%(月1.6万円)に設定しています。

個人的に当初は、インデックスファンドよりもアクティブファンドが好きで「セゾン資産形成の達人ファンド」を積立していました。
ある時から手数料に対してパフォーマンスが低下してきたため、同じくアクティブファンドの「iTrust世界株式」に積立を変更しました。
そして、2025年以降、アクティブファンドの手数料に対して、インデックスファンドの方が圧倒的にパフォーマンスが良くなってきたため、株式100%のインデックスファンドに変更しました。
オールカントリーに1回積立後、S&P500に浮気して、最終的にたわらノーロード先進国株式にしました。
オールカントリーには、新興国株式が含まれますが、新興国に関してはアクティブファンドの方がパフォーマンスが良いため、インデックスにはあまり投資したくないと考えました。
S&P500は良いですが、企業型確定拠出年金での投資先としているため、先進国株式でいくことにしました。
2025.7まで定期預金があるのは、コロナショック時に一部利益確定した分です。株式が下落した時にちょくちょく買い増しに利用していました。
2025.8に、残りの定期預金10%を「ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)」に変更しました。
2025.9に大きくスイッチングしました。
ざっくり言うと「セゾン資産形成の達人ファンド」と「「iTrust世界株式」を売却して、定期預金10%、その他を「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」(オルカン)と「ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)」を購入しました。
アクティブファンドのパフォーマンスがインデックスファンドを大きく下回ってきたため、手数料の低いオルカンにしました。
また、金価格の上昇が見込まれていたため、金を購入しました。
直近、2026.1では、定期預金10%を「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」(TOPIX連動)にスイッチングしました。これまであまり日本株を入れていなかったですが、TOPIX改革も始まっており、上昇余地があると考え少し追加しました。
2026.2の衆議院総選挙を受けて、与党の安定政権運用になる見込みであるため、円安及び日本株上昇に期待できると思われます。
私自身、日本株の割合が総資産の10%未満であるため(参考:2026年1月全資産ポートフォリオと投資行動振り返り)、積立設定を「ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)」から「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」に変更しました。
私が今40代でidecoを始めるなら、以下のポートフォリオに設定します。
- 株式インデックスファンド:70%
- 金ファンド:30%
例えば、あなたが40歳であればまだ引き出すまでに20年近くあります。
引き出すまでに10年以上あるのであれば、株式を中心にポートフォリオを組みます。
また、先ほど説明したように金は各国にとって重要な資産となります。すなわち、今後も価格は上昇していくと推測しています。
債券は、国の破綻リスクや為替リスクがあるため、株式や金と比較すると魅力を感じないため除外します。
株式インデックスファンドは、リターンとリスクを見て、好きなものを選択しましょう。
もし頭を悩ませたくなければ、「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」です。
以下に株式インデックスファンドのリターンとリスクをまとめました。[2026.1.23基点]
| ファンド名 | リターン(%) | リスク(標準偏差)(%) | ||||
| 1年 | 3年 | 5年 | 1年 | 3年 | 5年 | |
| 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド | 15.81 | ー | ー | 14.98 | ー | ー |
| 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド | 18.67 | ー | ー | 21.56 | ー | ー |
| 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 15.54 | 28.45 | 22.55 | 18.41 | 16.48 | 17.78 |
| たわらノーロード 先進国株式 | 19.34 | 27.69 | 22.63 | 16.58 | 15.09 | 16.46 |
| 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 22.33 | ー | ー | 16.12 | ー | ー |
| 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 22.60 | 26.19 | 20.42 | 16.39 | 14.89 | 16.02 |
これまで米国株が好調でしたが、直近1年では、オルカンの方がパフォーマンスが高い状況です。
idecoに加え、NISAでの投資している場合は、全体のポートフォリオを見ながら、idecoのポートフォリオを決定していくのが良いでしょう。
まとめ
楽天証券idecoで40代におすすめの投資配分を紹介しました。
基本的には、株式+金でポートフォリオを組むことをおすすめします。
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共に、自分の未来のためにコツコツと資産形成していきましょう!