こんにちは。Funds(ファンズ)は、資産運用したい個人と資金を借りたい上場企業を結ぶ「貸付ファンド」の融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)です。
運営会社は、ファンズ株式会社(旧社名:クラウドポート)です。
2019年1月のサービススタートから、急速にユーザー数が増え、2019年6月には1万人を突破しました。
「少額から、資産運用を始めたい」、「相場に影響されにくい投資がしたい」、「ポートフォリオ(資産配分)の拡大や分散を考えている」と思うなら、Fundsを知っておいて損はありません。
そんなあなたのために、Fundsのコレだけは知っておきたい3つの特徴を紹介します。
結論から簡潔に述べます。
- 取扱商品は、上場企業又はそれに準ずるの貸付ファンド
- 1円から1円単位で少額から投資できる
- リターンは、想定利回り年1.2%~6.0%の分配金を得られる
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
Fundsの取扱商品は、上場企業又はそれに準ずる貸付ファンド
貸付ファンドとは、利回りと運用期間が予定された金融商品です。元本保証ではありません。
Fundsで取扱商品は、上場企業又はそれに準ずる企業に限定されています。さらに、Fundsの審査部門が企業調査や事業調査を実施し、合格しなければ商品化されません。
一般的な投資の流れは、次の通りです。
私たち(投資家)は、商品を選びFundsのファンドに投資します。そのファンドを通じて、上場企業(又は子会社)にお金を貸付します。
上場企業は、事業を実施して、利払い・返済をファンドに行います。その後、私たちに元本償還と分配金が支払われます。
取扱商品の例として、「イントランス・バケーションズ京町家ファンド」を見てみましょう。
株式会社イントランスは、東証マザーズ上場企業(株式コード:3237)です。不動産投資・再生やインバウンド事業の会社です。
このファンドでは、イントランスを通じて、株式会社イントランスファンディングの事業に投資されます。
ファンドには、次のように必ず資金用途が書かれています。
- インバウンド旅行者(外国人旅行者)向け宿泊施設を目的として、観光地へのアクセスが良好な京町家物件を取得
- 中国からの個人訪日旅行に特化したネット通販型旅行サービス「逸行」と連携し、インバウンド旅行者に向けたサービスを展開
[出典:Funds]
簡単に言うと、「京都に宿泊施設として使う物件を購入し、中国からの旅行会社と連携し旅行ビジネスを行いたい」という感じです。
京都は、国内のみならず外国人観光客が多いです。どこのホテルも予約が取りにくいです。一方で、町家といわれる昔の家が、空き家となって放置されています。
最近では、会社のオフィスや宿泊施設等に徐々にビジネスに有効活用されつつあります。
このファンドもその点に注目した事業のため、Fundsで商品化されたのでしょう。
Fundsで投資するのに大金は要らない
「投資するのに、大金が必要なんでしょ」と思われる方が多いですよね。
Fundsでは1円から1円単位で少額から投資できます。
ただ、1円投資しても配当金が計算上0円以下になるので、そうする人は少ないはずです。
Fundsでは、あらかじめ想定利回りが設定されている
2021.2.11時点では、58のファンドが募集されています。
想定利回りは、年1.2%~6.0%でした。[参考:融資型クラウドファンディングFunds(ファンズ)の利回りはどれくらい?]
例えば、1万円した場合、年180円~600円の分配金が得られる計算です。
元本保証ではありませんが、預金金利が0.01%の現代と比較すると、得られるリターンは100倍以上と大きいです。
また、元本割れがどのような場合に起きるのかは、「 Funds(ファンズ)のデメリットは?元本割れリスク・投資前に確認すべき点を解説 」で詳しく解説しています。
すぐに使わないお金の一部を、Fundsに投資することを検討しても良いでしょう。
また、株式や債券と異なり、相場がありません。そのため、相場の影響を受けにくい投資と言えます。価格の上昇や下落を追って、ハラハラする必要はありません。
既に株式や債券を保有していて、ポートフォリオの拡大や分散のために、想定リターンが決まっているFundsを利用しても良いでしょう。
まとめ
Fundsは、少額から上場企業の事業に投資できるサービスです。1円から投資でき、想定利回りは年1.2%~6.0%です。
手数料と口座開設方法について詳しくまとめた「最新キャンペーンはコレ!Funds(ファンズ)のお得な口座開設方法」も併せて確認しておきましょう。
関連記事
・融資型クラウドファンディングFunds(ファンズ)の評判・口コミを調査
© Funds, Inc.