こんにちは。ロボット応用ジャパンという会社をご存知でしょうか。
ロボット応用ジャパンは、生産ラインに必要な自動化システムをパートナー企業と企画設計し、中小企業へ導入する事業を行っています。
このような事業者は、「ロボットシステムインテグレータ(ロボットSier)」と呼ばれます。
人手不足が予測されている日本において、産業用ロボットの活用が注目を集めています。
この「ロボット応用ジャパン」が、9/12~9/14の期間で、株主になりたい方を募集します。
ロボット応用ジャパンは未上場企業で、2025年に株式上場(IPO)を目指しています。
「株式上場前に株主になって、利益を得たい」、「ロボット応用ジャパンを応援したい」という方のため、ロボット応用ジャパンのビジネスモデルと売上予測、株主になる方法を解説します。
非上場株式は、通常の株式投資とは異なり、流動性が非常に低い取引です。十分に学習し、慎重に取引しましょう。
ロボットSierとは?
ロボットSier(ロボットSIer←エスアイアー)とは、ロボットシステムインテグレータの略で、ロボットを使用した機械システムの導入提案や設計、組立などを行う事業者のことです。
2015年2月に国が策定した「ロボット新戦略」において、“世界一のロボット利活用社会を目指す”という目標が掲げられました。
大企業だけでなく、中堅企業、中小企業を含めて、ものづくり、サービス、介護・医療、インフラ・災害対応・建設、農業など幅広い分野で、真に使えるロボットを創り活かすために、ロボット開発、導入を戦略的に進められています。
これらは、日本の生産性向上や品質向上、加速している労働人口減少という課題を解決する目的です。
この戦略を推進していく上で重要な役割を担っているのが、ロボットSier企業です。
単に、ロボットを現場に導入するだけではうまくいきません。ロボットを動かすには、ハードだけでなく、プログラミングして動作させるためのソフトも必要です。
また、個々の企業で現場課題や作業環境が異なります。それらをくみ取り、最適なロボットシステムを構築していくエキスパートが、ロボットSierの仕事です。
経済産業省が作成している、下記の動画「
投資前に知っておきたいロボット応用ジャパンのビジネスモデルと、売上予測
中小企業への自動化システムの導入と中古ロボットビジネスを展開
ロボット応用ジャパン(以下、ROJ)は、2019年創業と新しい会社です。
生産ラインに必要な自動化システム(Factory Automation; FA)をパートナー企業と企画設計し、中小企業へ導入する事業を行っています。
メインターゲットは、三品領域(食品、医薬品、化粧品)と物流業界です。三品領域分野は、市場規模の1.2兆円(出典:経済産業省「ロボット産業市場動向」)と大きい部分でもあります。
2020年上期時点、27社のロボット事業会社と提携し、各生産ラインに最適なFAを各チームで細分化しながら構築し、コストを抑え短期間で導入しています。
[出典:ファンディーノ「株式会社ロボット応用ジャパン」の紹介ページより]
2020年上期では、目標13件に対して、28件の案件を受注しています。
具体的には、次のようなFA導入の実績があります。
- 印字装置「消し書き姫」
- 保冷ボックス組立機
- 保冷ボックス段積機
- オリコン段積機 など
他社に追従されないように、「消し書き姫」は特許出願中とのことです。
また、コロナ禍の期間に、「古物商許可証」を取得し、中古ロボット市場参入に向けた準備を開始しています。
企業で使われなくなった中古のFAの一部を購入し、ROJでメンテナンスし、新品装置よりも低コストでFAを導入するビジネスです。
5年後には28倍の売上を予測
ROJには、次の2つの強み(競合優位性)があります。
- 中小企業の細やかなニーズに対応し、汎用性が高く、低コストな自動化システムの構築が可能
- 中国市場へのグローバル展開
ROJは、先述したように27社のロボット事業者と提携しています。それぞれの技術の中から最適なものを選択し、中小企業のニーズに合わせてカスタムメイドした自動化システム(FA)を提供できます。
大手企業ではロボット化が進む中、中小企業では、中々進んでいません。
その要因として、「FAのブラックボックス化」と「スペックへの未対応問題」があるとされています。
中小企業が大手メーカーにFAを依頼すると、内部システムが開示されないため、動作調整、エラー対処、メンテナンスが自社でできずスムーズにいかないようです。
また、中小企業は、作業スペースが狭いことが多く、大手メーカーに依頼すると、望むスペックができなかったり、オーバースペック過ぎたり、特注によるコスト増が懸念され、導入を断念せざるを得ないこともあります。
これでは、国が進める「ロボット新戦略」が中々進みません。
その点、ROJでは、提携先のロボット事業者の強みを活用し、より多くのシステムバリエーションを考案できます。
また、細分化した部品を組み変えるだけで仕様変更できる、汎用性のあるシステムにすることで、大規模な追加コストもかからない工夫がされています。
2023年には、中国市場へのグローバル展開も予定されています。
中国市場での人件費高騰や人材不足に対応すべく、「日本の現場で培った省人化、 省力化」で、販路の拡大と知名度の向上にも取り組まれていきます。
ROJの代表取締役社長である董 氏は、東証一部上場のIT企業の中国拠点で、5年間業務に従事していたこともあり、中国の課題感は、理解されているのではと思います。
日本だけでなく、アジア全域の工場を効率化できるような事業に成長を目標にされています。
これから5年間の売上高は、次のように予測されています。
2020.12期は、売上高5869万円が見込まれています。FA導入の実績をつくり、知名度を上げている段階です。
2021.12期は、これまでつくってきたFAのドキュメント化に注力し、将来拡販しやすいように、ノウハウや仕様を第三者に伝授しやすい体制つくりが計画されています。
2022.12期は、中古ロボット市場への参入が計画されています。
2023.12期は、中国市場へのグローバル展開が計画されています。
2025.12期は、FA案件を280件以上受注、ロボットハンドや簡易治具など装置を280個以上販売する計画です。
計画通りと仮定すると、売上高は約16億円と、2020年と比較して約28倍に成長する見込みです。
ロボット応用ジャパンの株主になる方法
株式投資型クラウドファンディングを利用
クラウドファンディングは、個人や企業が資金を集める手段の一つです。寄付型、購入型、投資型があります。
これまで、未上場企業の株式を取得するには、よっぽどのコネクションがないとできませんでした。
しかし、「株式投資型クラウドファンディング」が登場したことで、資金出資の対価として、未上場企業の株式を取得できるようになりました。これにより、私たちのような一般投資家でも株主になれます。
ロボット応用ジャパンの株主になるには、株式投資型クラウドファンディングサービスを提供する「ファンディーノ」を利用する必要があります。
ファンディーノは、株式投資型クラウドファンディングサービス提供者として、累計成約件数110件と国内取引量No.1です。[2020.9.6時点]
詳しくは後述しますが、9/12~募集がスタートするので、その前に会員登録を済ませておきましょう。
会員登録の他、口座開設費用、口座管理手数料、株式取引手数料が無料です。唯一、口座への振込手数料がかかります。各銀行で他行振込手数料が無料のものがあるので、そちらを利用しましょう。
ロボット応用ジャパンの株主募集要項は?
募集要項の概要は、次の通りです。
- 目標募集額:1000万円/100株
- 上限募集額:4000万円/400株
- 募集価格:1株10万円
- 募集コース:1株コース、3株コース、5株コース
- 最低申込株数:1株
- 上限申込株数:5株
- 募集期間:9/12 10:00 ~ 9/14 23:59
最低1株からなので、10万円から投資できます。一人最大5株50万円が上限となっています。
募集期間の最初でも、上限に達してしまうと募集終了になるので注意しておきましょう。
最終的に、目標1000万円に対し、400%の4000万円の出資がありました。
すでにこの案件は終了しました。ぜひ、次回の案件の申込を検討してみましょう。
まとめ
ロボットSIerのロボット応用ジャパンが、9/12~9/14に新規株主を募集します。
2025年に株式上場(IPO)を目指しています。ロボット応用ジャパンを支援したい、株式上場のリターンを狙いたいという方は、ぜひ、この機会に投資を検討しましょう。
投資する手順は、「1.ファンディーノの会員になる」、「2.期間内に投資申込する」だけです。
その他、ファンディーノに関するトピックは、「IPO前に、非上場株式を購入できるイチオシの4つの方法」でまとめていますので、ご覧ください。
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