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FOLIO ロボプロ運営者に突撃インタビュー!今、気になる5つのこと

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎(Udemy認定講師

FOLIO ロボプロ,運営者インタビュー

こんにちは。NISA SCHOOLの永松です。

FOLIO ROBO PRO(フォリオ・ロボプロ)は、AIによるマーケットデータを活用し、中長期の資産形成のための好パフォーマンスを目指すロボアドバイザーです。

2020年1月からサービスが開始されました。

 

2022年9月29日、株式会社FOLIOにインタビューする機会を得たので、ロボプロについて今、気になる5つの質問に回答していただきました!

  1. ロボプロが、好実績の理由
  2. ロボプロAIの為替変動リスクの捉え方
  3. ロボプロAIのアルゴリズムのアップデートについて
  4. ロボプロは、今後も高パフォーマンスを出していけるのか?
  5. ロボプロの利用が適しているのはどんな投資家?

 

ロボプロを利用するか否かの参考にしていただけたら、幸いです。

 

インタビューを引き受けてくださったのは、株式会社FOLIOの椋田 浩章さん(以下、椋田さん)です。

FOLIO ロボプロ,椋田 浩章 氏

 

椋田さんは、早稲田大学商学部卒業後、1997年から22年間、大手生命保険会社・大手アセットマネジメント会社にて、ファンドマネージャー・アナリストとして運用業務に従事していました。

その後、2019年8月株式会社FOLIOに入社し、金融戦略部部長を務め、ロボプロの運営に従事しています。

 

◆株式会社FOLIOについて

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2983号

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会

金融商品の取引においては、株価、為替、金利、その他の指標の変動等により損失が生じるおそれがあります。ご契約の際は契約締結前交付書面等の内容を十分にご確認ください。

リスク・手数料の詳細はこちら

 

 

ロボプロが、好実績の理由

永松)2022年8月31日時点、年初来リターンについて、 一般的なロボアドバイザーが+1.65%に対し、 ロボプロは+6.15%(※1)と好調でした。この理由はどこにあったと思われますか。

FOLIO ロボプロ,リターン実績

[出典:株式会社FOLIO「ROBO PRO 運用実績」より]

 

(※1)運用実績について

  • 過去の実績は将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。少数第3位以下を切り捨てています。
  • 1ヶ月、3ヶ月のパフォーマンスは、それぞれ直近Nヶ月前の資産の評価額と2022年8月31日おける評価額を元に計算しています。また年初来のパフォーマンスは2021年12月30から2022年8月31日の評価額を元に計算しています。ROBO PROリリース来のパフォーマンスは、2020年1月15日の資産の評価額と2022年8月31日における評価額を元に計算しています。

 

【FOLIO ROBO PRO運用実績について】

サービス開始当初(2020年1月15日)から表示している日まで、FOLIO ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンスです。運用手数料を年率1%(税込1.1%)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資したと仮定して計算しています。

 

【一般的なロボアドバイザーについて】

比較対象としている「一般的なロボアドバイザー」の数値は、一般的な運用アルゴリズムでROBO PROと同じETFを運用したと仮定したシミュレーション結果です。一般的な運用アルゴリズムとして、ノーベル賞を受賞した理論に基づいており、金融機関においても広く使われている平均分散法を採用しています。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出しています。本シミュレーションにおいても、運用手数料を年率1%(税込1.1%)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資すると仮定して計算しています。

 

椋田さん)今年は、世界的な金利上昇が相場を大きく動かす展開が続いています。

ロボプロでは、AIを活用し金融環境の状況(緩和傾向か引締め傾向かなど)を分析し、その時々の状況に合わせて投資配分を変更しており、それが、おおむね上手くいっていることが、好調の要因だと考えています。

特に上手くいったのは、1月と7月です。1月は米金利急騰による米国株急落を予想し、事前に米国株の保有をゼロにしていたことで下落幅を小幅に抑えることが出来ました。

一方、7月は米金利下落による米国株の反発を予想し、事前に米国株保有割合を約50%に増やしていたため、7月の米国株の反発局面を上手く捉えることが出来ました。

FOLIO ロボプロ,リバランス

[出典:株式会社FOLIOより資料提供]

 

◆留意事項

  • 1月の資産比率は2021年12月30日〜2022年1月28日の間に適用された比率、4月の資産比率は3月29日〜5月2日の間に適用された比率です。7月の資産比率は6月29日から7月29日までの資産比率です。過去の好事例を示しており、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。 毎月の運用実績はFOLIOウェブサイトにてマンスリーレポート等をご確認ください。信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。小数点以下第3位を切り捨てて表示しています。
  • ROBO PRO、および一般的なロボアドアドバイザーの運用実績について、期間は2021年12月30日~2022年7月29日まで、運用手数料を年率1.1%(税込)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定し、分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資したと仮定して計算しています。計算は円建てで、算出は資産評価額/当初投資額-1で行なっています。
  • 「一般的なロボアドバイザー」の運用実績は、一般的な運用アルゴリズムでROBO PROと同じETFを運用したシミュレーション結果を算出したものです。一般的な運用アルゴリズムとして、ノーベル賞を受賞した理論に基づいており、金融機関においても広く使われている平均分散法を採用しています。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出しています。
  • 「米国株式」はVanguard Total Stock Market ETF(円建て)の値を用いて、2021年12月末時点の数値を100として計算したものです。

 

永松)2022年1月を迎えるにあたり前年中に行っていたポートフォリオの変更により、ロボプロが米国株式の大幅下落の影響を回避し、比較的下げ幅を抑えられたことがわかりますね(上図:緑太線)

 

 

ロボプロAIの為替変動リスクの捉え方

永松)2022年、急速に円安が進んでいます。(2022.1.1では1ドル115.32円に対し、9.29では1ドル144.45円となっています)

ロボプロAIはこの為替変動リスクに対してどのようにとらえていますか。ロボプロを利用している投資家は何か意識しておくべきことはありますか。

 

椋田さん)急速に円安が進行したため、今後円高にふれるのでは?と不安を感じている方もいると思います。

現在の円安の背景は、下記の資料の通り、貿易収支の悪化と日米金利差の拡大があります。

円安の背景

[出典:株式会社FOLIOより資料提供]

 

◆留意事項

左のグラフは財務省貿易統計にかかるHPにて公開されているデータを、右のグラフは左右の両グラフはBloomberg社が提供するデータを基にFOLIOにて作成したもの。

それぞれ、信頼できると考えられる情報を用いて作成しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。

 

対ドルで円高にふれるパターンとして、①ドルの価値が下落することにより、相対的に円の価値が上昇する②円の価値自体が上昇するの2つに分けられます。

 

①のドルが下落するケースでは、景気や金融環境の状況で上昇するアセットは変わるのですが、米国以外のアセット(例えば新興国株や金)が上昇することが多いです。

世界景気が非常に良い状況下でのドル安局面では、「新興国株」が上昇する傾向がありますし、景気が悪い中でのドル安では「金」が上昇したりします。

①のケースでは、AIがしっかりと局面にあった投資配分に変更することで、ある程度対応できるのではないかと考えています。

 

一方、②の円の価値が上昇するケースでは、グローバル資産の為替換算による目減りであるため、短期的な影響は不可避です。

ただ、昨今の貿易構造の変化(貿易赤字の常態化)などを踏まえると、中長期で円の価値が上昇し続けることは想定しにくいと考えています。

よって、一時的な円高局面であれば、中長期を見越して、グローバル資産を積み増す良い機会と考えて、投資を継続していただければと思っています。

 

 

ロボプロAIのアルゴリズムのアップデートについて

永松)現在、ロボプロのAIは金融市場や経済状況の「先読み」に役立つ40以上のマーケットデータが活用されているかと思います。

今後、使用する指標やアルゴリズムは時代や蓄積されたデータを基にアップデートされていくものでしょうか。

 

椋田さん)マーケットデータの入れ替えを含むアルゴリズム改善は、適宜検討されています。

ただ、大きな入れ替えをしなくても、AIである機械学習モデルの再学習によって、各マーケットデータの影響の大きさや相関関係などは、定期的な見直しが行われています。

例えば、あるデータの予測精度への寄与度が小さくなれば、AIはそのデータの活用度を下げていくなどし、調整していきます。

 

 

ロボプロは、今後も高パフォーマンスを出していけるのか?

永松)2022年8月31日時点、設定来のパフォーマンスは、一般的なロボアドバイザーが+28.55%に対し、ロボプロは+41.49%と高いです。(※1)

今後も、一般的なロボアドバイザーと比較して高パフォーマンスを出していくことを期待して良いですか。

FOLIO ロボプロ,リターン実績

[出典:株式会社FOLIO「ROBO PRO 運用実績」より]

 

椋田さん)2020年1月15日のローンチ後、コロナショックやその後の回復相場、そして今年の調整相場といったように、様々な相場を経験してきました。

こうした様々な相場で、もちろん波はあるものの、リリース以来のパフォーマンスが一般的なロボアドバイザーと比較して優位な結果となっており、中長期的での好パフォーマンスに自信を深めています。

また、AIの機械学習によるパフォーマンス向上効果も確認できており、手ごたえを感じています。

引き続き、みなさんのご期待に応える運用ができるのではと思っています。

 

 

ロボプロの利用が適しているのはどんな投資家?

永松)最後に、ロボプロの利用が適していると思われる投資家を教えてください。

 

椋田さん)実は、初心者~ベテランまで、若い人から年配者まで、あらゆる人に利用してもらえるように作った金融サービスです。

そのために心がけたことは、①高い運用効率(リスクに対してリターンの最大化)②簡単にはじめられる③無理なく続けられる、です。

FOLIO ロボプロ,椋田 氏

 

①の運用効率は、一般的にはシャープレシオ(リスクとリターンのバランス)で測ることが多いと思いますが、ROBO PROではこのシャープレシオを大切にしています。他の金融商品より優れた数値でありたいと思っています。

なぜならば、リスクをコントロールしながらリターンを最大化できるのであれば、運用期間が短くリスクを取りにくい傾向のある年配者でも使えるようになるからです。

また、リスクが十分に取れる若い方などであれば、リスクの高い商品(個別株など)とROBO PROを組み合わせてコア・サテライト運用を行うのもいいのではと思っています。

 

また、まだまだグローバル投資を始めていない日本人の方は非常に多いです。

理由として「失敗しそうで怖い」「難しそう」「めんどくさそう」といった気持ちからやられていない方も多いとのことなので、そうした方々にとって、ROBO PROが初めの第一歩の商品となって頂きたい、そして、長く使って頂きたいと思っています。

 

永松)リスクは最小限にしたいけど、リターンも狙いたいという年配の方には適していますね!

インタビューのお時間をとっていただき、ありがとうございました。

 

 

インタビューを終えて

あらためてロボプロが、中長期の資産形成のための好パフォーマンスを目指すロボアドバイザーであることがわかりました。

特に、ロボプロAIが下落局面を予測し、それに基づき柔軟にポートフォリオを変更していると感じました。その結果として、高パフォーマンス実績に繋がっていると思います。

今後も一般的なロボアドバイザーよりも高パフォーマンスに期待できそうと感じました。

リターンを求めたい若い方だけでなく、リスクを抑えつつもリターンを狙っていきたい方にもロボプロは適していると思われます。

ぜひ、ロボプロを資産運用に取り入れてみてください。

公式ページはこちら

 

その他、ロボプロに関するトピックは、「AI搭載ロボアドバイザー フォリオ・ロボプロの資産運用ガイド」でまとめていますので、ご覧ください。

 

 

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