こんにちは。2021.1.19、Enjinが、一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)から承認を受け、ゲーム向け暗号資産「Enjin Coin(ENJ)」を日本の取引所に上場させることを発表しました。
ゲーム向け暗号資産として国内初なので、2021年以降取引も活発になり、注目を集めることでしょう。
Enjin Coinとはどんな暗号資産なのか、どこの取引所がおすすめなのかをまとめています。
暗号資産に関心がある方はもちろんのこと 、ゲームに関心がある方も知っておいて損はありません。
Enjin Coinとは?
Enjin Coin(ENJ)は、ブロックチェーン資産発行プラットフォーム「Enjin Platform」で利用される暗号資産です。
2017年に発行されています。
Enjin Coinは、Enjin Platformで発行されたデジタル資産NFT(Non-fungible token:代替不可能なトークン)の購入や、Enjin Coinを裏付けにNFTを発行が可能です。
NFTの例として、ゲームで利用する唯一無二のキャラクターやアイテムがあります。
キャラクターやアイテムはマーケットプレイスでENJを通じて売買され、人気や価値によって価格が変動していきます。
所有者は、Enjin Coinの「メルト機能」により、キャラクターやアイテムをEnjin Coinに戻すこともできます。
Enjin Platformは、マイクロソフト、サムスン、ゲームエンジン会社のUnityやGODOT、ビデオゲーム会社ATARIなどが導入しています。
2021.1.19時点、大人気ゲーム「マインクラフト」など35種類のゲームとNFTの発行において連携済みです。
今後、連携するゲームタイトルが増えるにつれ、Enjin Coinの利用増加や価値向上が期待されています。
2021.3.3時点、時価総額は804億円、単価96.33円/ENJで取引されています。
直近1ヶ月で+158.70%、3ヶ月で+519.76%、6ヶ月で+351.33%で推移しています。
NFT市場の拡大に期待が高まり、価格が上昇し始めました。
[出典:コインチェック]
Enjin Coinは、どこで買うのがおすすめ?
2021.3.3時点、Enjin Coinが購入できるのは、国内の取扱では以下2社です。
コインチェックでは、2021.1.26から、以下のサービスを利用できます。
- 購入・売却・送金・受取
- 貸仮想通貨サービス
- コインチェックつみたて
購入や売却はもちろんのこと、送金や受取も可能です。
購入や売却の手数料(スプレッド)は0.1%~5.0%です。
貸仮想通貨サービスは、保有する暗号資産を一定期間預けることで、一定の利率(最大年利5%)で計算した利用料をその暗号資産で受け取れるサービスです。
預金ではないですが、銀行に預ける感覚です。
預けている期間は売却できないので、価格上昇時の利益確定、価格下落時の損切りができないリスクがあります。
コインチェックつみたては、無料で利用できる積立サービスです。
月々1万円~、1000円単位で、月イチつみたてプラン又は毎日つみたてプランから選択できます。
少額から長期的に保有したい方、ドルコスト平均法で単価を平均化したい方向けです。
ただし、投資信託の積立などとは異なり、変動幅が大きくなる可能性は留意しておきましょう。
GMOコインでは、2021.3.3から以下のサービスを利用できます。
- 購入・売却・送金
- つみたて暗号資産
購入売却はもちろんのこと、送金や受取も可能です。
購入や売却の手数料(スプレッド)がかかります。
スプレッドの具体的な数値は、記載されていませんでしたが、コインチェックとほぼ同じと思われました。[2021.3.3時点]
つみたて暗号資産は、コインチェックつみたてと同様に、無料で利用できる積立サービスです。
月々1000円~、1000円単位で、最大月5万円を積立できます。
コインチェックでは月々1万円~なので、1万円未満を積立したい場合は、GMOコインがおすすめです。
今後、他社でも取扱が決定されれば、こちらのページで今一度分析し更新予定です。
まとめ
Enjin Coinはブロックチェーン資産発行プラットフォーム「Enjin Platform」で利用される暗号資産です。
主に、ゲーム内で利用する唯一無二のキャラクターやアイテムの価値の裏付け、その売買に利用されています。
連携するゲームタイトルが増えるにつれ、Enjin Coinの利用増加や価値向上が期待されています。
Enjin Coinの取引をいち早く希望するなら、コインチェック又は、GMOコインの口座開設を準備しておきましょう。
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