NISA SCHOOL

独学で資産形成を目指すブログ

クラウドバンクのデメリットは?元本割れリスクと投資前に確認すべき点

f:id:nisaschool:20200217191432j:plain

ご存知のように、クラウドバンク(Crowd Bank)は、1口1万円から始められる投資型クラウドファンディングです。

2013年12月から開始され、徐々に認知度が高まり、2020.2.16時点で累計応募額は833億円、元本回収率も100%の実績があります。

クラウドバンクのデメリットは、元本割れリスクがあることです。「クラウドバンクで投資を検討中だけど、そのリスクがあるから躊躇している」という方は多いはずです。

元本保証ではない投資において、どんな投資サービスでも元本割れリスクは生じます。

大切なのは、どういう場合に元本割れする恐れがあるのか、を知ることです。

今回は、クラウドバンクのファンドが元本割れするケース、投資前に確認すべき点を丁寧に解説します。

クラウドバンクを利用するか否かの参考にしていただけたら、幸いです。

 

 

クラウドバンクのファンドが元本割れするケース

クラウドバンクのファンドは、「不動産担保型ローンファンド」と「再生可能エネルギー発電ファンド」の2種類です。それぞれの場合において、元本割れするケースを解説します。

不動産担保型ローンファンドが元本割れするケース

不動産担保型ローンファンドは、不動産に担保を設定することで融資に対する保全性を高めたファンドです。

資金を必要とする企業に対して、不動産の担保価値を裏付けとして融資を行います。

クラウドバンクでは、貸し倒れや遅延が発生しても、不動産を売却することで全額を回収できるように、融資額が設定されます。

f:id:nisaschool:20200216110619j:plain

[出典:クラウドバンク]

 

不動産事業者が事業に失敗し、融資額4000万円が返済不能になったとします。

このとき、クラウドバンクが担保不動産を4000万円を超える価格で売却できれば、元本割れしません。

しかし、担保不動産の売却額が、融資額4000万円を下回ると元本割れします。

 

再生可能エネルギー発電ファンドが元本割れするケース

再生可能エネルギー発電ファンドは、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電等に投資するファンドです。

資金を必要とする企業に対して、再生可能エネルギー発電事業に関する権利等を担保に、開発費用として融資します。

 

f:id:nisaschool:20200221214055j:plain

 

再生可能エネルギー発電事業者が返済不能になり、担保でも回収できなかった場合に元本割れします。

簡単にまとめると、事業者が事業に失敗し、設定した担保による回収額が、融資額を下回ると元本割れします。

 

投資前に確認すべき点

投資前に確認すべき点は、次の2点です。こちらは、あくまで個人的な見解です。

  1. 担保や保証の評価額に対する融資額の割合
  2. 融資先の財務情報

 

クラウドバンクでは、元本割れリスクを下げるために、担保等評価額よりも融資額(運用額)を小さく設定します。

f:id:nisaschool:20200216110355j:plain

 

担保等評価額に対する融資額の割合を見ておくことで、どれくらいの値下がりでも元本割れしないか予測できます。

例えば、担保等評価額が5000万円で、融資額が4000万円のファンドだとします。このときの割合は4000÷5000×100%=80%です。

万一、貸し倒れになり担保を売却することになっても、20%までの値下がりであれば、元本割れしないと思われます。

 

この割合は、ファンドによって異なります。次の方法で確認しましょう。

ファンド画面の「会員限定情報」内に、「評価額に対する融資希望額の割合」という項目が該当します。

こちらの情報は、ブログで開示できないため、会員登録してご覧ください。

f:id:nisaschool:20200221225520j:plain

 

また、念のため「融資先の財務情報」を確認しておくことをお勧めします。

こちらも上記の「会員限定情報」内の「主要な財務情報」の欄に記載されています。

一般的な財務分析として、1年以内の短期的な支払能力を見るために「流動比率」が使われます。

流動比率は、流動資産÷流動負債×100%で算出できます。一般に流動比率が100%未満だと、支払い能力を不安視されます。

流動資産と流動負債は、貸借対照表に記載されていますが、こちらではそれを確認できません。

そのため、確認できる直近の純資産を参考にしてみても良いでしょう。

純資産とは、会社の自己資本です。どれくらい返済不要な資金を持っているかを判断できます。

企業が借りる額(融資額)に対して、十分に資産を有していれば、返済不能になる可能性は低いと考えられます。

また、「その他重要事項」に融資先の資本欠損、債務超過、返済猶予(リスケ)とネガティブな要因がないかも確認しましょう。

以上が投資前に確認すべき点です。 

 

まとめ

クラウドバンクのファンドでは、事業者が事業に失敗し、設定した担保による回収額が、融資額を下回ると元本割れします。

元本割れリスクを理解するためにも、投資しようとしているファンドが、「担保や保証の評価額に対する融資額の割合」、「融資先の財務情報」を事前に確認しましょう。

これらのことを踏まえ、あなたが許容できるリスクか判断しましょう。

 

関連記事

クラウドバンクの商品はどれくらいの利回り・リターンが期待できるのか?

最新キャンペーンはコレ!クラウドバンクのお得な口座開設方法

© 2020 Crowd Bank.