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融資型クラウドファンディングCREファンディングとは?特長と利回り分析

執筆者:NISA SCHOOL 永松 龍一郎(Udemy認定講師

CREファンディング,特長と利回り分析

こんにちは。CRE funding(CREファンディング)は1万円と少額から物流不動産ファンドに投資できるサービスです。

運営会社は、FUEL株式会社です。FUELオンラインファンドの運営、不動産特定共同事業法型クラウドファンディング事業者へのシステム提供・業務サポート、システム開発、Webサイト運営等を行っています。

CREファンディングのサービスは、2020年2月からスタートしました。

 

「少額から、資産運用を始めたい」、「相場に影響されにくい投資がしたい」、「ポートフォリオ(資産配分)の拡大や分散を考えている」と思うなら、CREファンディングを知っておいて損はありません。

そのようなあなたのために、CREファンディングのコレだけは知っておきたい3つの特長、及びファンドの利回り分析を解説します。

 

 

更新履歴

  • 利回り分析をアップデートしました。[2022.7.9]

 

 

CREファンディングのコレだけは知っておきたい3つの特長

CREファンディングは、融資型クラウドファンディングというサービスです。

「融資型クラウドファンディング」とは、資金を必要とする事業者に対し、複数の投資家が投資をしてお金を貸し出す仕組みです。

そのリターンとして、配当を受け取れます。

元本保証ではありません。

CREファンディング,投資の流れ

[出典:FUELオンラインファンド]

 

CREファンディングの3つの特長は、以下3つです。

  1. 1万円と少額から投資可能
  2. 他社にはない、物流不動産ファンドをラインナップ
  3. 担保や保証で、元本割れリスクを低減

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

1万円と少額から投資可能

「事業に投資するには、大金が必要なんでしょ」と思いませんか。

いいえ、CREファンディングでは1万円と少額から事業に投資が可能です。

 

また、CREファンディングでは、投資の手間もかかりません。

CREファンディングでは、東証一部上場のCREグループ(証券コード:3458)及びFUEL株式会社が、事業者の審査、担保設定等を実施しているため、あなたはインターネット上でファンドを選ぶだけで面倒なく投資できます。

 

以下は、ファンドの詳細画面です。

ファンド情報が丁寧にまとめられています。

CREファンディング,ファンド詳細情報

[出典:CREファンディング]

 

「概要」では、事業者、スキーム図(資金の流れ)、ローン構成、運用スケジュールがまとめられています。

「貸付条件」では、貸付条件(担保や保証の有無を含む)、貸付先、投資対象物件がまとめられています。

「リスク」では、一般的な投資のリスクが記載されています。

「その他」では、貸付債権の管理・回収方針・態勢、審査体制、ファンド報告書、クーリングオフ、最低成立金額等がまとめられています。

 

他社にはない、物流不動産ファンドをラインナップ

CREファンディングの投資対象は、CREグループの物流不動産です。

物流不動産とは、物流業務を行うための施設として第三者へ賃貸される、倉庫・物流センター等の建物です。

普段は意識することはありませんが、最終消費者に商品が届くまでに、様々な会社が関わっており、モノの流れが生じています。物流不動産には、物流に欠かせない商品の保管・流通等の役割があります。

物流不動産のビジネスモデルは、賃貸面積に応じた賃料を収受することで成立しています。

CREでは、物流不動産の開発、リーシング、マネジメント、マスターリース、資産活用事業と一連のサービスを提供しています。

2020年10月時点、物流施設・商業施設の管理数は1582棟の実績があります。

物流不動産のビジネスモデル[出典:CREファンディング]

 

住宅、商業ビル、ホテル等の不動産を投資対象としたサービスは多いですが、CREファンディングのような物流不動産を投資対象としたサービスは少ないです。

 

保証や担保で、元本割れリスクを低減

CREファンディングでは、基本的にCREの保証が付いており、元本割れリスクを低減しています。

担保はない場合もありますが、ある場合は以下のようなものが設定されていました。

  • 物件への第一順位の根抵当権設定仮登記
  • 第一順位の信託受益権根質権及び停止条件付根抵当権設定契約

 

また、安定的な配当を実現するため、マスターリース契約を採用しています。

マスターリース契約とは、簡単に言うと、賃料保証です。物件運用時の空室による賃料収入減に対するリスクを低減しています。

CREファンディングでは、投資対象物件にはCREとの間でマスターリース契約が行われています。

 

 

CREファンディングの利回り分析

2022.7.9時点では、14ファンド募集がありました(募集中、予定を除く)。

利回り分布をわかりやすいように可視化していきます。

横軸に運用期間(ヶ月)、縦軸に想定利回り(%/年)をプロットしています。

CREファンディング,利回り分析

 

各ファンドについて、運用期間(ヶ月)、想定利回り(%/年)、最低投資額である1万円投資したときの想定配当金(円)についてまとめています。 

ファンド名 運用期間(ヶ月) 想定利回り(%) 想定配当金(円)
物流ファンド14号羽生 23 2.0 383
物流ファンド13号厚木愛川 23 2.2 421
物流ファンド12号杉戸 3 2.3 57
物流ファンド11号羽生 12 2.5 250
物流ファンド10号厚木愛川 12 2.5 250
物流ファンド9号厚木・幸浦・木更津 24 2.8 560
物流ファンド8号杉戸 8 2.8 186
物流ファンド7号杉戸 10 3.0 250
物流ファンド6号羽生 10 2.8 233
物流ファンド5号羽生 12 3.0 300
物流ファンド4号厚木愛川 9 3.0 225
物流ファンド3号厚木愛川 10 3.0 250
物流ファンド2号厚木愛川 11 2.5 229
物流ファンド1号厚木愛川 12 3.0 300
min. 3 2.0 57
max. 24 3.0 560

※小数点以下、切り捨てで算出

 

CREファンディングのファンドでは、想定運用期間3ヶ月~24ヶ月、想定利回り2.0%~3.0%、想定配当金57円~560円に期待できます。

元本保証ではありませんが、預金金利が0.01%/年を踏まえると、得られるリターンはかなり大きいです。

 

 

まとめ

CREファンディングは、1万円と少額からCREの物流不動産に投資でき、想定利回りの配当金に期待できる融資型クラウドファンディングサービスです。

融資型クラウドファンディングには、株式や債券と異なり相場がなく、日々の価格変動を追って、ハラハラする必要はありません。

そのため、相場に影響されにくい投資をしたい方には、CREファンディングが最適です。

また、株式や債券を保有していて、ポートフォリオの拡大や分散のために、想定利回りが決まっているCREファンディングを利用しても良いでしょう。

 

CREファンディングを利用するか否かの参考になれば、幸いです。

 

 

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