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【感想】コモンズ投信を検討中なら「97.7%の人が儲けている投資の成功法則」は必読

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こんにちは。「コモンズ30ファンドに投資するか迷っている」と考えていませんか。

そんなあなたは、コモンズ投信社長の伊井さんが出版した「 97.7%の人が儲けている投資の成功法則 」を読むことをおすすめします。

本のタイトルに「97.7%の人が儲けている」とは、金融庁が指定する共通KPIという指標で、2017年3月時点、顧客口座の97.7%がプラスリターンで第1位であったことに由来します。

私も読んだので、あなたの参考になるポイントをまとめます。

 

 

簡単にコモンズ30ファンドを理解しよう!

コモンズ30ファンドは、2009年に設定された国内株式アクティブファンドです。積立NISA対象です。

優良なグローバル企業30銘柄に、30年先目線で厳選投資しています。ポートフォリオは基本的に1銘柄あたり3.3%の均等投資です。

2020年1月の運用報告書によると、組入れ銘柄は次の通りです。

  1. 日揮ホールディングス(株価コード:1963)
  2. カカクコム(2371)
  3. 味の素(2802)
  4. セブン&アイ・ホールディングス(3382)
  5. 東レ(3402)
  6. クラレ(3405)
  7. 旭化成(3407)
  8. 信越化学工業(4063)
  9. エーザイ(4523)
  10. 楽天(4755)
  11. 資生堂(4911)
  12. リンナイ(5947)
  13. ディスコ(6146)
  14. SMC(6273)
  15. コマツ(6301)
  16. クボタ(6326)
  17. ダイキン工業(6367)
  18. 日立製作所(6501)
  19. マキタ(6586)
  20. 堀場製作所(6856)
  21. シスメックス(6869)
  22. デンソー(6902)
  23. 日東電工(6988)
  24. ホンダ(7267)
  25. 丸紅(8002)
  26. 東京エレクトロン(8035)
  27. 三菱商事(8058)
  28. ユニ・チャーム(8113)
  29. ヤマトホールディングス(9064)
  30. ベネッセホールディングス(9783)

知っている企業が多いのではないでしょうか。

購入時手数料は0円、信託報酬は年1.08%(税込)、信託財産留保額は0%です。

2020.4.30時点で、基準価額は26097円で、純資産総額が174.9億円です。

2020.4.30基点で、分配金込みのトータルリターンは、過去1年-5.60%、過去3年+7.32%、過去5年+12.76%、過去10年+95.41%、設定来+182.43%です。

長期的に右肩上がりのパフォーマンスでした。

 

本書は、コモンズ30ファンドに投資するか悩んでる人に最適!


97.7%の人が儲けている投資の成功法則

 

コモンズ30ファンドに投資するか悩んでいるなら、チャプター5「コモンズ30ファンドはどんな企業に投資しているか」をじっくり読みましょう。

このチャプターを読んで、コモンズ30ファンドの投資方針に共感できれば、投資しても良いでしょう。

銘柄を選ぶときに大切にしている条件は?」では、30年目線で投資先を選んでいる理由、なぜ30銘柄なのか、銘柄を選ぶための2つの条件が解説されています。

ヒントとして、投資家であるウォーレン・バフェット氏の思想に通じるものがあります。

銘柄を選ぶためのプロセスはどうやっているの?」では、コモンズ30ファンドで投資されている銘柄はどうやって決まるのか解説されています。

こちらは、目論見書にも記載されていますが基本的に「投資委員会の全員一致」で行われています。その他、投資委員会にかけられるまでのプロセスで、どう個別銘柄候補が選ばれているのかわかります。

コモンズ30ファンドの保有銘柄とその理由」では、なぜその銘柄を選んだのかの選定理由が簡潔に書かれています。

他社の多くのファンドでは、上位10銘柄までしか説明がない場合が多いですが、コモンズ30ファンドでは全ての銘柄が開示されています。

また、大型株なのにテンバガー(10倍の株価)になった資生堂、不祥事でも持ち続けたベネッセについて、具体的な事例として取り上げられていました。

 

その他のチャプターも、国内株式アクティブファンドへの投資を検討している方に役に立ちます。

序章「平成の30年間の投資環境を振り返ってみる」では、日経平均の振り返りと、個別株の振り返り分析が書かれています。

チャプター1「97.7%の人が儲かっている投資信託の秘密」では、共通KPIに関する解説と、コモンズ投信の顧客口座のリターン状況などが書かれています。

コモンズ30ファンドを金融庁に申請する際に苦労した話が、感慨深かったです。

チャプター2「なぜ資産運用が必要なのか」では、麻生財務相のボヤキや、自助努力への流れが書かれています。

チャプター3「投資で勝てる人になるための行動原理」では、積立投資を勧める理由や、コモンズ30がなぜ日本株に投資しているのかが書かれています。

個人的にこのチャプターが一番面白かったです。なぜコストの安いインデックスファンドだけでなく、良質なアクティブファンドが必要なのかわかります。

また、「国際分散投資が有効に機能しないかもしれない」という仮説が述べられています。基本的な戦略として多くのファンドが取り入れているのが、この国際分散投資です。

「国際分散投資が有効ではない」という統計的なデータは検証されていませんが、その有効性について再考の余地があると述べられていました。

チャプター4「投資で勝てる人になるための習慣を身につけよう」では、タイトル通りに捉えると「株で勝つ」と誤解されそうですが、ここでは長期的な資産形成を習慣にするコツが書かれています。

基準価額は見た方がいいのか、どれくらいの金額から始めたらいいのかがわかります。

 

一部、個人的見解を述べてみよう

私なんかがおこがましいですが、「一部、個人的な見解を述べてみよう」と思いましたが、本書の思想にはほとんど同意でした。

特に「日本はダメですキャンペーンにだまされるな」には激しく同意です。

一般的に「日本はこれから人口が減るから投資先として選んではダメ」と言われがちです。しかし、コモンズ30ファンドの投資思想にもある、海外の売上比率が高く優良な日本株もあるのも事実です。

実際にそうした投資先を選んできたがゆえに、高リターンが得られています。

強いて違う見解を言うなら、先述した「国際分散投資が有効かどうか」は、「有効かどうかわからないので国際分散投資をメインで考える方が無難かも?」と考えてしまいます。

積立NISAでは国際分散投資、iDeCoでは国内株式アクティブファンドなんて使い分け(又は逆)も良いと思います。

 

まとめ

「 97.7%の人が儲けている投資の成功法則 」は、コモンズ投信の投資思想がよく分かる1冊です。 特に、コモンズ30ファンドへの積立を迷っている方は、読んでおいて損はありません。

 

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