【感想】伊井氏「97.7%の人が儲けている投資の成功法則」はコモンズ30の購入検討している人は必読!



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こんにちは。コモンズ投信をご存知ですか。独立系投資信託会社の一つで、コモンズ30とザ・2020ビジョンの2つを運用しています。

コモンズ投信は、金融庁が指定する共通KPIという指標で、顧客口座の97.7%がプラスリターンでした。[2018.3末時点]

今回は、その内容が書かれた書籍「97.7%の人が儲けている投資の成功法則」を読みましたので感想をまとめます。[2019.7]

 

 

簡単にコモンズ30について理解しよう!

コモンズ30は、2009年に設定された国内株式アクティブファンドです。30銘柄に30年先目線で厳選投資しています。ポートフォリオは基本的に1銘柄あたり3.3%の均等投資です。

購入時手数料は0円。信託報酬は年1.06%(税込)です。信託財産留保額は0%です。2019.7.24時点で、基準価額は26819円で、純資産総額が165億円です。

リターンは、過去1年-10.89%、過去3年(年率)10.90%、過去5年(年率)7.43%です。2018年は全体的に経済情勢が良くなかったので、マイナスですが3年、5年スパンだと高リターンです。

 

本書は、コモンズ30の積立を悩んでる人は必読!

本書の一番重要なポイントは、5章「コモンズ30ファンドはどんな企業に投資しているか」です。

この章を読んで、コモンズ30の投資方針に共感できれば積立しても良いかと思います。

銘柄を選ぶときに大切にしている条件は?」では、なぜ30年目線で投資先を選んでいるのか、なぜ30銘柄なのか、について解説されています。ヒントとして、投資の神様であるウォーレン・バフェット氏の思想に通じるものがあります。

銘柄を選ぶためのプロセスはどうやっているの?」では、コモンズ30で投資されている銘柄はどうやって決まるのかが詳しく解説されています。

こちらは、目論見書にも記載されていますが基本的に「投資委員会の全員一致」で行われています。その他、投資委員会にかけられるまでにどういうプロセスで個別銘柄候補が選ばれているのかを知ることができます。

コモンズ30ファンドの保有銘柄とその理由」では、なぜその銘柄を選んだのかの理由が簡潔に書かれています。他の多くのファンドでは、上位10銘柄までしか説明がなかったりしますが、コモンズ30は全ての銘柄について開示されています。

ちなみにコモンズ30の重要な思想として、「経営者と投資家がきちんと対話できること」というのがありますので、頭の片隅にいれておきましょう。

 

その他の章も簡単に述べておきます。

序章「平成の30年間の投資環境を振り返ってみる」では、日経平均の振り返りと、個別株の振り返りが書かれています。

 

1章「97.7%の人が儲かっている投資信託の秘密」では、共通KPIに関する解説と、コモンズ投信の顧客口座のリターン状況などがまとめられています。

コモンズ30を金融庁に申請する際に苦労した話が、感慨深かったです。

 

2章「なぜ資産運用が必要なのか」では、麻生財務相のボヤキや、自助努力への流れなどがまとめられています。

 

3章「投資で勝てる人になるための行動原理」では、積立投資を勧める理由や、コモンズ30がなぜ日本株に投資しているのかがまとめられています。

個人的にこの章が一番面白かったです。なぜコストの安いインデックスファンドだけでなく、良質なアクティブファンドが必要なのかわかります。

また、「国際分散投資が有効に機能しないかもしれない」という仮説が述べられています。基本的な戦略として多くのファンドが取り入れているのが、この国際分散投資です。セゾン投信やロボアドバイザーなどもこの思想です。

今後、この思想が続くかどうかわからないので、時間的分散、つまり積立投資を推奨することが解説されていました。

 

4章「投資で勝てる人になるための習慣を身につけよう」は、タイトル通りに捉えると「株で勝つ」と誤解されそうですが、ここでは長期的な資産形成を習慣にするコツが書かれています。基準価格は見た方がいいのか、どれくらいの金額から始めたらいいのかがわかります。

 

ぜひ、コモンズ30ファンドに投資するか迷っているという方は、書籍を覗いて見てください。


97.7%の人が儲けている投資の成功法則
 

 

個人的見解を述べてみよう

私なんかがおこがましいですが、「一部個人的な見解を述べてみよう!」と思いましたが、本書の思想はほとんど同意するものでした。

特に「日本はダメですキャンペーンにだまされるな」には激しく同意です。一般的に「日本はこれから人口が減るから投資先として選んではダメ」と言われがちですが、コモンズ30の投資思想にもあるように、海外の売上比率が高く優良な日本株もあるのも事実です。

実際にそうした投資先を選んできたがゆえに、高リターンが得られていると思います。

 

強いて違う見解を言うなら、先述した「国際分散投資が有効かどうか」について、有効かどうかわからないので国際分散投資をメインで考える方が無難かも?と考えてしまっています。

つみたてNISAでは国際分散投資、iDeCoでは国内アクティブなんて使い分け(又は逆)も良いと思います。

 

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